小学生の子どもの出来ないことや、やるべき事をやらないことに毎日イライラしていませんか?怒りたくないのに怒ってばかりで子どもは癇癪をおこす、そんな負のループに陥っていた私が『怒らない子育て』を実践するだけで毎日の癇癪が落ち着いた方法をお伝えします!
1.小学生の癇癪・不登校に悩んでいました
現在小4の息子。
不登校の始まりは小1の7月、まさに次男が生まれた日から始まりました。
初めて私と何日も離れて過ごさなければならない、それは母子分離不安の息子にとって相当な不安だったと思います。
しかし、当時の私は『母子分離不安』なんて言葉すら知らず「明日は行くだろう」「退院したら行くようになるだろう」と軽く考えていました。
ところが、退院してからも激しい登校渋りが続きました。
私は何としてでも行かせなければ!と怒ったりなだめたり、とにかく学校に行かすことだけを考えて、何が正解かも分からないまま、母子登校や時差登校を続けていました。
1年生の頃はそれで落ち着いたのか、3学期からは1人で教室に行けるようになり、2年生に進級してからも順調に登校していました。
しかし3年生の後半から朝起きられなくなり遅れて登校することが増え、次第に学校に行けない日が増えていきました。
2.子供の出来ていないことばかりに注目!!常にイライラ!!
学校に遅れていく、学校に行けない。
そんな日が増えてくると私は朝起きない息子にイライラ。
学校に遅れていくことにもイライラ。
べったりずっと一緒にいることで、出来ていないことばかりに注目がいき、ずっと怒ってばかりいました。
そんな状態で親子ともどもイライラはMAX!!
息子も毎日のように癇癪を起こすようになり、暴れたり泣き叫んだりする息子の感情に振り回されっぱなしで、息の詰まる毎日でした。
地獄に落ちていきそうなイライラ、本当に血管が切れてしまうのではないかと思うほどのストレスを抱えるまでになり、それを子供に向けてはいけないと頭では分かっていても止められない自己嫌悪。
まさに『負のループ』にどっぷりはまっていってしまいました。
もう1人では無理だ!!と私の心は悲鳴を上げていました。
3.ネットで答えを探す日々で見つけた発達科学コミュニケーション
毎日のようにネットで答えを探す中でいたがきひまりさんのインスタグラムに出会いました。
脳科学という言葉と同じ経験をされているということ、共感することがたくさんあり、
『ここでなら何かを変えることが出来るかもしれない!』そう思い勇気を出して申し込み、発達コミュニケーションを学び始めました。
基礎講座を受けて、褒める意味、肯定的な注目の大切さを理解し、なにより怒らなくていいということに一気に心が軽くなりました。
4.怒らない子育て、肯定的な声かけだけで癇癪が激減!
基礎講座を学び始めて、まず怒らないことと子どもが出来ていることを注目して見る肯定的な声かけを意識して実践するようにしました。
今まで出来ていないことばかりに注目していた私には、肯定の注目・声かけが難しく感じることもありましたが、そんな時はとにかく「ありがとう」を忘れず伝えるようにしました。
すると息子も「ありがとう」や「ごめんね」を以前より素直に伝えてくれるようになりました。
さらにお手伝いや、寝ている私に布団をわざわざ持ってきて掛けてくれたり、優しい変化もたくさん出てくるようになりました。
ふと気がつくと毎日あった癇癪も激減し、自分で切り替えも出来るようになっていきました。
声かけだけでこんなに変わるんだ!
今までどれだけ間違った接し方をしてしまっていたんだろう…。
発達科学コミュニケーションを学び、子供の本来の優しさや穏やかさに今気がつくことが出来て本当に良かったと思います。
まだまだ私も子供も伸ばしていきたい。
もっともっと学びを深めて、子供の一番の理解者になり、親子の絆も深めていきたいと思っています。
執筆者:塗木 まいこ
発達科学コミュニケーション リサーチャー