こだわりが強いギフテッド男子が100倍成長する!旅がプロジェクト(型)学習になる方法

ギフテッド男子は、切り替えが苦手。思い通りにならないと不機嫌になるから、お出かけしたいけど、出かけることが難しい!けれども、旅行をプロジェクト学習化することでそのお悩みは解決できます^^
 
 

1 こだわりが強いからこそ、旅の計画をプロジェクト学習にしよう!

 

こんなお悩みありませんか?
 
 
たくさんのことを体験させてあげたくて、お出かけしたいけど、
忙しくて、お出かけの計画も立てられない!
 
 
旅行の計画を立てても、子どものこだわりが強くて、計画通りにいかない!
 
 
せっかく連れて行ったのに、子どもに文句を言われる…
 
 
帰る頃には、イライラが爆発してしまい、楽しい旅行のはずが、家族でイライラして、ケンカになる。
 
 
 
 
そのお悩み、旅行をプロジェクト学習と捉えることで解決できます^^
 

 

2 ギフテッド男子の学びを加速させるのは、プロジェクト学習!

 

まずは、プロジェクト学習について、解説していきますね^^

 

米国の教育研究機関PBLWorksによると、プロジェクト型学習(PBL)
「児童生徒が、現実世界の個人的に意味のあるプロジェクトに積極的に取り組むことによって学習する教授法」
 
 
だそうです…
 
 
 
簡単に言うと…
 
 
 
生徒が興味を持ったことをプロジェクトとして、
調べたり、解決法を考えることで
知識やスキルを学んでいくという学習法です。
 
 
 
 
これをグループで行うことで、
コミュニケーション能力など、
生きていく上で大切な力をつけていくという学び方なのです。
 
 
 

この学び方は、

アメリカのギフテッド教育で使用されているだけじゃなく、
NASAのサマースクールでも採用されています。

 

 

 

3 こだわり満載ギフテッド長男が譲れるようなりました。

 

我が家の長男は、こだわり満載で予定変更が大嫌い!

外食の時は、混んでいるから、別のお店しようと言っても、いうことを聞かない子でした。

なので、旅行に行っても、自分の思った通りの旅程じゃないと怒り出す。

だから、長男の行きたいところに連れて行っても、いつの間にかケンカが起きる。

そんな状態でした…

しかし、長男が小学校5年生の3月、

私と長男、二人きりで旅行に行くことになりました。

そこで、そもそもこだわりが強い長男なのだから、私が行きたそうなところを探して、提案するよりも、

自分で行きたいところを探した方が行きたいところに行けるのでは?というアイデアが出てきました。

そこで、息子に1冊のガイドブックを渡し、行きたいところをリストアップして欲しいと伝えました。

すると、たくさんの行きたいところが見つかり、それをスケジューリングすることで旅のプランができました^^

そして、その旅では、もちろん、うまくいかないこともありました。

息子自身が旅のスケジュール理解していたで予定変更しても、自分の目的は達成できると考えられることができたので、

機嫌が悪くなることもなく、過ごして来れました。

この時から、我が家の旅は、親が子どもの行きたそうなところを見つけて連れていくではなく、

子どもたちと一緒に行きたいところを見つけ、スケジューリングすることがスタンダードになりました。

 

 

4 旅がプロジェクト(型)学習になる方法

 

では、どうしたら、旅をプロジェクト学習にすることができるのでしょうか?

 

 

ステップ1、旅のテーマを決めましょう♪

 

 

まず、最初の旅のテーマは、『家族、みんなが笑顔の旅』です。

 
 
なぜ、このテーマにするのか?
 
 
それは、子どもを楽しませるための旅ではなく、
プロジェクト学習をしながら、子どもの興味を広げ、才能を伸ばす旅にしていきたいからです。
 
 

ステップの2つ目は、
子どもと一緒に行きたい場所のリストアップです!

 

 

・行きたい場所

・食べたいもの

・買いたいもの

 

この3つをお子さんと一緒にリストアップしていきましょう。

 

 

リストアップを行う時、子どもはだいたい知っている場所をリストアップします。

 

 

なので、いつものラインナップが並ぶことが多いです。

 

 

大人としては、せっかく出かけるのに、

いつものところ???

 

 

って、思いますよね。

 

 

ここで役に立つのがステップ1で決めた

旅のテーマ『家族が笑顔になる旅』というテーマです。

 

 

つまりは、子どもだけではなく、一緒にいる家族が笑顔にならなければいけないということが目的なのです。

 

 

なので、大人が行きたい場所も日程に入れることが必要なのです。

 

 

そのためのリサーチなので、いつもと違う場所が必然的に入ることになるのです。

 

 

けれども、はじめは、子どもはそこに気が付きません。

 

 

なので、こどもがリストアップしたものは、まずは、褒めましょう!

「いいねぇ。たくさん書けたね。」

 

 

褒めてあげることによって、子どもにとって、リストアップしていくことが楽しくなります。

 

 

そして、

「あれ?でも、旅のテーマって何だっけ?」

こどもに問いかけます。

 

 

お子さんは、ハッと気が付き、「家族が笑顔になる旅!」と答えてくれるでしょう^^

 

 

そうしたら、悩みながら、

「これで、ミッションクリアできるかな?

○○は、(お子さんの名前)くんが行きたいところでしょ?

あ、ママの行きたいところ、入ってない…

パパの行きたいところも入ってないかも…」

 

 

と再び問いかけます。

 

 

お子さんは、どうやら、ミッションをクリアするためには、パパとママの行きたいところも入れる必要があることに気が付きます。

 

 

 「ママは、どこに行きたいの?」と聞いてくるかもしれません。

 

 

そうしたら、自分の行きたいところを教えてあげましょう♪

 

 

私が本当に行きたいところを言ったら、子どもが楽しめないかも…なんて遠慮は不要です!

 

 

むしろ、普段、子どもが行かないところをあげることで、子どもの経験値をあげるチャンスになるので、遠慮せずに言葉にしましょう。

 

 

このように、行きたい場所、食事、お土産をリストアップしていってください。

 

 

ステップの3つ目は、リストとガイドブック、地図を用意して、プランを作っていきましょう。

 

 

家族一人一人が一番行きたい場所を言い、ガイドブックや地図の行きたい場所に目印をつけていきましょう。

 

 

目印をみんなで見ながら、その場所に行く日を決めます。

 

 

次は、食べたいものリストを見ながら、目的地の周辺に食べられるお店がないかを探していきます。

 

 

 

次は、買いたいものリストで買い物をするお店を決めます。

 

 

 

あとは、具体的にどんな交通機関を使うか?など実際の行動表(旅のしおり)に落とし込んでいくだけです。

 

 

目的地での所要時間と移動時間を表に書き込んでいきます。

(我が家では、スマホのアプリで家族全員がそのしおりを確認できるようになっています。写真もアップして置けるので、便利ですよ^^)

 

 

この時に必ず、移動時間の計算の仕方を子どもに見せてください。

 

 

スマホのアプリで乗り換えを調べるなど、具体的な動きを見せてあげることでギフテッド男子は、必要な時に自分でできるようになっていきます。

 
 
 
 
我が家の中1の長男は、この方法で、旅のスケジュールを作成することができるようになり、どこでも一人で行ける子になりました。
 
 
そして、旅程が確認できるからこそ、混んでいるなども急な予定変更を受け入れることもできるし、また来ればいいやと切り替えられるようになったり、次の日に行くなどの代替案を自分で考え提案できる様になりました。
 
 
ぜひ、こだわりが強いギフテッド男子の才能を楽しく伸ばしたいママは、試してくださいね^^
 
 
 
執筆者:神山彰子
 
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