みんなほんもの 〜育てたように子は育つ〜

今日は、
 
相田みつをさんの詩を
偉大な精神科医である 
佐々木正美さんが解説している、
 
 
相田みつを いのちのことば
育てたように子は育つ から
 
 
私が伝えたいなと思うことが
ドンピシャな詩を
ご紹介をしますね。
 
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みんなほんもの
 
トマトがねえ
トマトのままでいれば
ほんものなんだよ
トマトをメロンに
みせようとするから
にせものに
なるんだよ
みんなそれぞれに
ほんものなのに
骨を折って
にせものに
なりたがる

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この詩は、
あなたはそのままでいいよ!
と心から言ってあげられるかどうか、
考えさせられると思うのです。
 
 
 
親の理想が高ければ高いほど、
「やりたいこと」よりも
やらなければならないこと
押し付けてしまいがち。
 
 
 
両親の願望を一生懸命従ってきた
ある青年が、

親にとって理想的であることが

自己の不在
同義であることに気づき始め、
 
 
 
幻覚に悩み、親に連れられて
診察に来る
エピソードが
添えられていました。
 
 
 
過干渉で育てられた子どもの多くは
思春期に荒れてしまいます。
 
 
 
 
ですが、ここで、親が子どもの訴えに
気づくことができたら、親子関係は
やり直せるかもしれません。
 
 
 
ですが、そこでも反発せず、
一生懸命に親の言うことを信じて
誰にも迷惑をかけず、
いい子で育った青年がある日、
心身に不調を訴えるように
なってしまうこともあるのです。
 
 
 
 
子どもの心を壊してまで
することは何もない。
 
 
 
発コミュ創始者の吉野加容子さんの
言葉です。
 
 
 
私はいつもこの言葉を念頭に
判断しています。
 
 
 
なぜなら、
子どもの自己肯定感を下げることは、
子どもの心を壊すことと同じだからです。
 
 
 
子どもの心を壊すということは
子どもの脳を壊すこと。
 
 
 
だからこそ、判断に迷ったときは
世の中の常識ではなく、
子どもの心、最優先
 
 
 
だから、
子どものペース・成長を
「待つ」ことが
苦ではなくなりました。
 
 
 
そして、脳を育てる方法
教科書通りの勉強でなくても
普段の生活の中にたくさんあるし、
 
 
 
コミュニケーションを整えることで
きっとうまくいく、大丈夫という、
「未来への自信」
育てていくことができることも
知りました。
 
 
 
だから、目の前の子どもが
たとえどんな姿であっても
子どもを信じることが
できるのです。
 
 
 
子どもはお母さんが
自分を心配しているか、
自分を疑っているのか、
いつも信じてもらえているのか
感じとっているものです。
 
 
 
子どもはあなたの
理想の作品じゃないです。
 
 
 
みんなそれぞれほんものです!

 
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