暴力を振るう子どもの原因から考えるシンプルな対処方法

暴力を振るう子どもに正論を言わないで!

 

 

もし、あなたが今、子どもに
暴言を吐かれているとしたら、
暴力を振るわれているとしたら、
今すぐやめてほしいことがあります。

 

 

あらゆる事柄に対して、
正論を言わないでほしい
のです。

 

 

子どもは親に暴力を振るう時、
涙目なことも。
そして親の反応をよく見ています。

 

 

親に暴力を振るうことで子ども自身が傷つき、
暴力を振るう自分が嫌なんだけど

 

 

そんな「許せない自分」を育てたのも
親なのだという

 

 

自分を責める気持ちと
親を責める気持ちの
悪循環に苦しんでいます。

 

 

確かに親に暴力を振るうのは

よくないことです。

 

 

ですが、

そんなことはやめて!と正さない勇気

非常識かもしれませんが、

みんなが一番やっていない、

シンプルな対処方法です。

 

 

なぜそう思うようになったのか、
それは、私が毎日会話をしている
親御さんの共通点にあります。

 

 

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子どもから暴言を振るわれている親の特徴

 

 

私は、
発達科学コミュニケーション
トレーナーとして、1年10ヶ月

子どもの暴言暴力、癇癪、無気力に
悩む親御さんと
毎日会話をしています。

 

 

その方たちはみんな、真面目
そして、誰よりもお子さん思いなんです。

 

 

どちらかといえば、
高学歴で立派なお仕事を
されていたり、

 

 

親の言うことを聞いて、
真面目に生きてきた方が
圧倒的に多いのです。

 

 

私の元に
相談に来てくださる方は、
自分が正しいと信じる道を
歩いてきているので、

 

 

あるいは、
自分がしてきた失敗・後悔を
子どもにさせたくないと
強く思っていて

 

 

このままでは
子どもが将来だめになると
不安仕方がないのです。

 

 

どんな大人も失敗は経験してきている
はずなのですが、

 

 

子どもには、失敗をさせない
ようにあれこれ
伝えているのです。

そして、世間的な評価
とても気にしています。

 

 

 

 

親に暴力を振るう子に正論を言わないでほしい理由

 

 

どんな子どもも暴言を吐いたり
親に暴力を振るうことが

よくないことだとわかっている
からです。

 

 

私たち、親に求められているのは、
よくないことを正すことでは
ありません。

 

 

人は生まれながらにして、
お腹がすけばご飯も食べるし、
眠たくなれば、寝るのです。

 


知りたいと思えば夢中で調べるし、
それ面白そうと思えば
飛びつきます。

 

 

どんな子も、成長したいと思っています。

 

そんな力を持っていると

信じてあげること

私たち親には必要です。

 

 

 

 

親が子どもに与えるメッセージ

 

 

私たちがすることは
あなたはちゃんと育つんだよと
いうメッセージを送り続ける
こと。

 

 

正すというのは、
あなたはできない人間ですよ
というメッセージを
与えていることになるのです。

 

 

こうした方がいいよ
ああした方がいいよと
言いたくなるところを
グッと我慢をして、

 

 

子どもが自分で考えて
自分で選べるように
失敗をさせてあげること。

 

 

なぜなら
人は失敗してはじめて考える
生き物だからです。

 

 

特に思春期の子どもは
正論を言われると
強く反発をしてきます。

 

 

ここで、

失敗を取り除いてしまうと、
子どもは自分で考えることを
諦めてしまいます。

 

 

そうなると、うまくいかない時に
親のせいにしたり、
世の中のせいにしたりします。

 

 

また、自分で考えないことが
常態化すると
生きづらさを感じるように
なってしまいます。

 

 

 

 

子どもが幸せを感じるのは自分で決める時

 

 

自分で決めるということは
それなりに責任も問われますが、

 

 

誰かの言いなりになって

やらされてやることほど、
不自由でストレスを
感じることはありません。

 

 

人間の満足度を高めるポイントは
自分で決めることです。

 

 

たとえば、子どもがテスト前に
勉強をしないことに
いつまでもゲームやYouTubeに
夢中な様子をみて我慢ならない
親はたくさんいます。

 

 

そんな様子の子どもは
当然、勉強時間は少なくなり、
提出物が締め切りに間に合わなくなり、
テストの点数も良くないかも
しれません。

 

 

ですが、

その選択をするのも子どもです。

 

 

そこで、悔しい思いをしたり、
反省をすることで、
何かきっかけができてはじめて
これじゃまずいなと気づいたとき

 

 

じゃあどうする?と
自分で考え動きはじめます。

 

 

お母さんの言うとおりに
しないから・・・
計画を立てないから・・・と
ネチネチ言う必要もありません。

 

 

「あなたはいつか自分で考えて

動ける子だと思ってるよ。」

 

 

そう思えるかどうかは
ママの思考次第です。

 

 

子どもからしてみれば、
あなたはできないというレッテル
を親に貼られるよりも

 

 

あなただったらいつかできる
信じているって言われた方が、
きっと動きたくなると思います。

 

 

 

 

 

過干渉子育てが暴力を振るう子どもになる原因

 

 

子どもに脳を使わせない関わりが

過干渉です。

いわゆる、

しつけの子育てスタイルです。

 

 

親に暴力を振るう子どもの親は

過干渉であることが多いです。

 

 

自覚はなく

子どもの幸せを願う真面目な親

良かれと思ってしているのです。

 

 

子どもの人生は、子どものもの。
親は自分の人生を生きることに集中
これをどれだけ
徹底するかだと思います。

 

 

口うるさく小言を言っていると
反抗的な子どもは一向に
素直になりません。

 

 

親がストレスフルな毎日を送っていると
どうしても
相手の粗探しを始めるようになります。

 

 

粗探しをしている暇があったら
どうやったら、動きたくなるか、
そちらに焦点を当てた方が
幸せになると思いませんか?

 

 

人が動きたくなる時、それは、
自分で決める、納得をする
興味がある、自分が得をする、
メリットを感じる・・・
そんな時ではないでしょうか?

 

 

親に暴言を言ったり、

暴力を振るう子は
自分の意思が強い子なのです。

 

 

それは、お母さんの思う
順番やタイミングでは
ないかもしれません。

 

 

ですが、実は子どもも
何も考えていないわけではなく、
親から考える力、脳を使う機会を
奪われてしまっている
だけなのかもしれません。

 

 

本当は
親に自分の気持ちを
気づいて欲しくて反抗し、
暴れているだけ
なのかもしれません。

 

 

表面的なスキルや
切り抜け方も大切ですが、

 

 

根本的に親の思い通りに
コントロールしようと思うこと自体が

子どもを1人の人間として
尊重していない証拠です。

 

 

上から目線で子どもを扱うから
子どもは反発しているのです。

 

 

これまで
何年も子どもに散々

しつけの子育てをし続けてきた
のではないでしょうか。

 

 

子どもからの暴力に苦しむ

親御さんこそ、過干渉になる

しつけの子育てスタイルを手放し、

 

 

反対に、
子どもの力を引き出す関わり方
変えていく必要があるかも
しれませんね。

 
 
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