手がかかる子育てが、私を成長させてくれた
私は今、 「手がかかる子育てができてよかった」と 心から思えるようになりました。
なぜなら、子どもたちを通して たくさんのことに気づかせてもらい、 自分の価値観が大きく変わったからです。
「価値観が変わる」それこそが、成長です。
ずっと同じ考え方のままでは、 人は変わることができません。
けれど、新しい価値観を受け入れ、 時代に合った考え方にアップデートしていくことで、 人はどんどん成長していくのです。

しつけの子育てがもたらす弊害
今でも「しつけの子育て」は、 家庭でも学校でも、そして社会の中でも根強く残っています。
私たち親世代がそうやって育ってきたからこそ、 違和感を持ちにくいんですよね。
けれど現実には、その“しつけ”で苦しんでいる子どもが たくさんいます。
叱られるたびに自信を失い、「どうせ何をしてもダメ」と感じ、やがては生きる意欲さえ失っていく。
こうした姿を、私は黙って見過ごすことができません。
とはいえ、かつての私自身も「しつけの子育て」にどっぷり浸かっていたひとりです。

絶対に戻りたくない過去
私はいつも思っていました。「子育てって、どうしてこんなに難しいんだろう」
子どもが反抗すればするほど、私はどんどん自信を失い、 気づけば「もう子育てやめたい」とまで思っていました。

特に反抗期の息子たちは、 手がつけられないほど荒れていて、 家に帰るのが怖くて仕方なかった。
あの頃の私は、毎日が地獄でした。
今「100万円あげるから、元の生活に戻る?」 と聞かれたら、即答でNOです。
1000万でもNO。 それほど、あの頃の自分には戻りたくありません。
発達科学コミュニケーションがくれた希望
そんな私を救ってくれたのが、 発達科学コミュニケーションでした。
当時、偶然SNSで発コミュの記事を見つけて、 同じように悩んでいたママたちが 笑顔を取り戻している姿を見て 心が震えたのを覚えています。
「どうしてみんな、そんなに笑っていられるの?」そう思いながら読むたびに涙が出ました。
けれど、何度も読むうちに、「私もこんなふうになりたい!」と心が変わっていったんです。
ママ友に話しても、 学校にも、病院にも、相談しても解決できなかった。
だけれども、ここには“欲しかった答え”があると感じました。

そして、勇気を出して“ポチッ”と申し込みました。その瞬間、「あ、つながった!」と胸が高鳴ったのを今でも覚えています。
そして、今トレーナーとして

あれから4年半。
私は今、発達科学コミュニケーションのトレーナーとして、 当時の私と同じように苦しんでいるママたちに この学びを届けています。
手がかかる息子たちのおかげで、 私は発コミュに出会い、人生が180度変わりました。
世界は思っているより広く、正解はひとつじゃない。
そして「今の当たり前」はいつまでも続くわけではない。
もし順風満帆な子育てだったら、 こんな気づきには出会えなかったと思います。
本当に「手がかからない子」はいい子?
幼少期からずっと“いい子”だった子が、 思春期になって急に荒れるケースがあります。
それは、 小さい頃から「いい子でいなければ」と 本音を抑えて生きてきた子が、 思春期にようやく“自分の気持ち”を取り戻そうとするから。
思春期は、 親がまだ「手をかけてあげられる最後のチャンス」。
手をかける=安心を与えること
「手をかける」というのは、 物理的に世話をすることではありません。
心に寄り添い、 「大丈夫だよ」と伝えることで 心理的な安心感を与えてあげることです。
手がかかる子ほど、 実は感受性が高く、 自分の気持ちをしっかり持っています。
だからこそ、 大人がコミュニケーションを変えれば みるみる素直になっていくのです。
反発が強い子・無気力な子を育てるママへ
大丈夫。 あなたはちゃんと頑張っています。
反発が強い子も、無気力な子も、 「正そう」とするより、 まず“聴くこと”から始めてみてください。
正さないで、最後まで聴く。 その子が動くタイミングを戦略的に待つ。
それが、脳を整える最初の一歩です。
あなたに伝えたいこと
今、手がかかる子どもと向き合っているあなたへ。 どうか焦らないでください。
あなたの中にある優しさは、 必ずお子さんに届きます。
そして、もし今の関わり方に迷ったら この記事を読んでみてください。


