すぐキレる子と親子関係が修復できる感謝とアイメッセージ

親の当たり前が感謝に変わるその瞬間

 
 
私たち、子どもを育てる大人は、
我が子が不登校や行き渋りを経験すると
学校へ行くことを
当たり前と思わずに、
頑張ってるな、
ありがたいなと思います。
 
 
子どもが昼夜逆転になると
夜、日付前におやすみなさいといって
寝てくれるとホッとして
ありがたいと思います。
 
 
大きな病気や怪我をすると
健康でいられることを
当たり前ではなく、
ありがたいと思います。
 
 
死にたいという子どもが、
朝、普通に起きてきたら
あー生きていてよかった!
ってホッとして
命があることにありがたいと思います。
 
 
いつも暴言を吐き散らす子が
いうのをやめて、
普通に会話ができたら
ホッとしてありがたいって思います。
 
 
ご飯をなかなか食べない子
これ美味しいって
パクパク食べてくれると
嬉しいなって思います。
 
 
いつもは何も話さない子が
自分の気持ちを
打ち明けてくれたら
話を聞かせてくれてありがとうって
伝えたくなります。
 
 
こんなふうに、ひとは、
苦しい体験や思いをすると
はじめて、
 
 
日常の些細なことを
ありがたいと感じるようになります。
 
 
以前の自分だったら
当たり前と思うことでさえ、
ありがたいなと感謝の気持ちがわきます。
 
 
私は子どもが精一杯
反抗してくれたことにに感謝の気持ちでいっぱいです^^
 
 

親子関係が修復されるきっかけは感謝の気持ち

 
 
感謝の言葉を意識して過ごすと、
子どもの自己効力感
育む効果があります。
 
 
自己効力感とは、
きっと自分ならできる!
という気持ちです。
 
 
人には貢献欲求と言って
誰かの役に立ちたい、
喜んでもらいたいと思う気持ちが
あります。
 
 
貢献欲求を育てると
子どもはちょっと大人になるし、
素直になります。
 
 

感謝を生み出す貢献欲求を満たすシチュエーションづくり

 
 
貢献欲求を満たす、
シチュエーション?
 
 
ゲーム三昧、昼夜逆転、
お風呂もなかなか入らずに
ダラダラしている子に、すぐキレる子に、
一体、どうやって
貢献欲求を満たすの?と
思いませんか?
 
 

感謝の言葉を伝えるためのポイントはママが完璧を捨てること!

 
 
お料理もお掃除も
子どものお世話も完璧なママは、
今すぐ、完璧を捨ててください
 
 
ママが子どもの手を借りるのが一番。
 
 
例えば、
私は身長が150センチなのですが、
高い棚の物を取るときに
踏み台か椅子が必要です。
 
 
しかも、お恥ずかしながら
四十肩?五十肩?で左腕が
全く上がらない時期が
長く続いていました。
 
 
そこで、
思春期の息子たちに
私より身長が高いので、
「ちょっとあの棚にある、
〇〇をとってくれると嬉しいな!」と
お願いするようになりました。
 
 
すると、パッと取ってくれるのです。
 
 
「ありがとーう!
〇〇のおかげで助かったよ。」
 
 
って感謝の言葉がさらっと言えるでしょ?
 
 
こういうシチュエーションを
たくさん
あえて、作るんです。
 
 
米袋とか、実は、
ヒョイって持てるけれど(笑)
 
 
「重たくて腰を痛めそうで、
運ぶの手伝ってくれると嬉しいな」
って。
 
 
すると、「いいよー」って
さらっと運んでくれます。
 
 
男子には、パワー系のお仕事を
か弱いふりして、
手伝ってもらいましょう^^
 
 

すぐキレる子との会話はアイメッセージで伝えるのがコツ

 
 
頼む時のコツは、
アイメッセージ
(主語が I    私は(が)にする)
にすることです。
 
 
(ママは)
手伝ってくれるとうれしい。
と伝えることで、
相手に強制するわけでもなく、
自分の気持ちを相手に伝えることが
できるんです。
 
 
すぐキレる子は
強制されることが大っ嫌い。
 
 
する、しないの選択も
相手に委ねることができるので、
 
 
もし、しない選択を
相手が選んだとしても
あなたは、
がっかりする必要はありません。
 
 

すぐキレる子が素直になるアイメッセージ効果

 
 
例えば、
我が家の場合、子どもたちが
荒れていた頃、
 
 
「アイス買ってこい!」
「マック買ってこい!」
 
 
など、命令口調
親に要求をすることが
以前はよくありました。
 
 
しかもこちらの状況は
お構いなし!
 
 
「今すぐ買ってこい!」
なのです。
 
 
それが、私がいつもいつも
アイメッセージで会話をするように
なってから、
 
 
子どもも、
「ママ、今、時間ある?」
こちらの状況を確認する言葉
あり、
 
 
 
「アイスが食べたいんだけど、
買ってきてくれると嬉しいなー」
 
 
アイメッセージで話すように
なったんです!
 
 
そうなると、
こちらも喜んで、
「いいよ?どんなアイスが欲しい?」
ってなります^^
 
 
命令口調で話す子どもたちには
アイメッセージ伝え続けるのが
有効です!
会話がギクシャクしません。
 
 

アイメッセージ・ユーメッセージを意識しよう!

 
 
アイメッセージとは、
I=わたしは(が)を
主語にした伝え方です。
 
 
一方、  ユーメッセージは
YOU=あなたは(が)を
主語とした伝え方です。
 
 
例えば、
以前の私がよく、
息子に言われていた
「今すぐ買ってこい!」は
YOUメッセージなわけです。
 
 
「おまえ(母親)が今すぐ買ってこい!」
なのです。
 
 
口調なのもよくないですが、
相手を主語にすることで、
受け取る側は、
命令や非難と、捉えるので、
これでは
親子関係が悪くなってしまうのです。
 
 
「〜してごらん。」なども
一見、穏やかな口調ですが、
YOUメッセージです。
 
 
ですので、
「〜した方がいいと思うよ。」
「ママはこう思うな。」の方が、
伝え方としては、
親子関係を良好にするには
適切です。
 
 
参考にしてもらえると嬉しいです!
(意識してみました^^)
 
 
 
 
 
 
 
 
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