すぐ癇癪を起こす子がスーッと落ち着く、感情のラベリング

 
 

すぐ癇癪起こす子に怯えていませんか?

いよいよ夏休みですね。

 
 
この時期に急増するのが、
癇癪のお悩みです。
 
 
ゲームで負けると急に怒り出す、
きょうだいでモノや順番の喧嘩、
モノを投げたり、攻撃したり・・・
 
 
大人にしてみると
些細なことではありますが、
対応を間違えると、
ママも巻き込まれてしまい、
親子バトルに発展することも。
 
 
すぐ癇癪を起こすお子さんのママは、
地雷がどこにあるのかわからず
常に怯えている状態です。
 
 
我が子が小学生の頃、
私はまだ
発達科学コミュニケーションの
存在を知らず、
 
 
正しいこと
子どもに教えなければ、
このままでは
犯罪者になるのではないかと、
 
 
トラブルの多さから、
本気で思ったものでした。
 
 
そして、周囲の目を気にしては、
謝罪し続ける日々。
 
 
そうなると、すっかり
置き去りになっていたのが
子どもの心だったのです。
 
 
対応方法によっては
子どもを守るどころか、
子どもを心を傷つけることにも
なりかねません。
 
 

すぐ癇癪を起こす子が出しているSOSサイン

 
 
すぐ癇癪を起こす子で、
次のようなサインがあった時は、
しっかりと受け止めてあげることが
大切です。 
 
 
小2の頃から、我が子には
このサインが出ていました。
 
 
当時の私は、
気のせい、気のせいと
受け止めてあげられなかったのです。
 
 

体のサイン

 
・頭痛・腹痛を訴える
・夜眠れない・怖い夢をみる
・食欲が増えたり減ったりする
・元気がない
 

心のサイン

 
・話をしなくなる
・めんどくさいという
・すぐ人のせいにする
・ぼんやりとしている
・登校しぶりがある
 
 
いかがでしたか?
思い当たるサインは出ていませんか?
もし出ていたら、
心を壊してまですることは
何一つない
と考えてみませんか?
 
 
理由は、
子どもの心を傷つけてしまう
からです。
 
 
心が傷付けば、鬱々したり、
攻撃性が増したり、
本来の子どもの良さが
別人のようになってしまうことも
あるのです。
 
 
この症状が、まさに二次障害
 
 
本人だけでなく、
周囲にいる人みんなが
疲弊をするので、
初期対応が何よりも大事なのです。
 
 

 
 

すぐ癇癪を起こす子どもの特徴

 
 

ADHDタイプのお子さんの場合

 
 
不注意衝動性の特性が
癇癪を起こす背景にあります。
 
 
ふざけすぎて、
相手が嫌がっているのに
やめられないことがよくあります。
 
 
余計なことを言って
相手を怒らせてしまったり、
 
 
後で怒られた時には
よくないことだとわかっても、
その場でのブレーキが
効きにくいことがあります。
 
 

ASDタイプのお子さんの場合

 
 
こだわりが強いお子さんが多いです。
 
 
また、強い光や音が
苦手な子もいます。
感覚過敏がある子もいます。
 
 
空気を読むのが苦手なので
相手の気持ちを読み取れず、
一方的な会話になることがあります。
 
 
特に発達の特性から
きている癇癪の場合、
家でだけでなく、外でも
起こすことが多いです。
 
 

すぐ癇癪を起こす子がスーッと落ち着く感情のラベリング

 
 
子どもが何か
トラブルを抱えてきた時に
気をつけたいのは、
頭ごなしに叱ること。
 
 
不安を感じているお子さんを
励ますつもりで、
 
 
「そんなの、気のせい、考えすぎだよ」と
軽くあしらったり、
 
 
「それはあなたがおかしいんじゃない?」
 
 
「どうしてそんなことしたの?」
 
 
と問い詰めたり、
正論を突きつけるのはナンセンス
 
 
なぜなら、不安が強い時、
イライラしているなど、
感情的になっている時
 
 
人の脳は、
冷静な判断ができないのです。
 
 
大変だったね。
辛かったね。
それはよく耐えたね。
グッと堪えたんだね。
それは嫌な気持ちになるね。
 
 
などと、今の子どもの
怒りや悲しみなどの感情を
言語化してあげて。
 
 
このことを
感情のラベリングと言います。
 
 
すぐ癇癪を起こす子に
大人が
感情を言葉にしてあげることで、
自分の気持ちを
わかってもらえたと感じ、
次第に落ち着いていきます。
 
 
ポイントは批判をするのはなく、
子どもの気持ちを
受け止めてあげること。
 
 
理解してもらえると
子どもは安心し、何かあったら
親に相談しようと思える
親子関係になっていきます。
 
 
ここで、
正しいことを伝えなきゃと思って、
懇々と正論を突きつけても
うまくいかないのは、
脳が処理できる状態ではないから。
 
 
さらに、
話を聞いてもらえなかったという
ネガティブな記憶しか残らないので、
 
 
相談するのはやめておこう、
どうせ言っても無駄だと感じ、
嘘をつくようになります。
 
 
これらが積み重なると
心身に支障をきたし、
鬱々したり、攻撃性が高まるのです。
 
 
突然起こる癇癪は
いちばん大切な人に
感情を受け止めてもらって
 
 
落ち着きを取り戻せたという
成功体験を繰り返しながら
徐々に減らしていくのが効果的です。
 
 
癇癪が起きた時は、
親子の信頼関係をよくするチャンスです。
 
 
この決め手が共感力です。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
いつもイライラしていて
すぐ癇癪を起こす子にこそ、
 
 
いちばん身近にいるママが
気持ちをしっかりと
受け止めてあげてくださいね。
 
 
正しいことを伝えるのではなく、
気持ちをわかってあげることで
二次障害を予防していきましょう。
 
 
すぐ癇癪が癖になっていて
親子バトルがエスカレートして
疲弊している親御さんへ
 
 
対応を今すぐ変えることで
二次障害予防しませんか?
 
 
大事なことは
正論を突きつけない、
コミュニケーションを
身につけることです。
 
 
ママの常識が変われば
親子のバトルもぐんと減らせます。
 
 
二次障害予防は
早めの対応が鉄則です。
 
 
勇気は一瞬、後悔は一生。
今、ママができることを
してあげてくださいね。
 
 

 

 
 
癇癪は癖になると、
脳が育ちにくくなってしまいます。
対応を変えたら親子の未来は変わります

▼子どもに寄り添えるママになれるヒミツ

画像をクリックでダウンロードできます!

 
 
 
 
タイトルとURLをコピーしました