3月は卒業シーズンですね。
ご卒業のお子様がいらっしゃる方、
おめでとうございます。
この記事を読んでいる方の中には
心、穏やかではない方も
一定数おられると思うので、
私の思いを語らせてください。
不登校、行きしぶりの経験がある
お子さんのママに
お伝えしたいことがあります。
卒業式に出るか出ないか、
ぜひ、ここはひとつ、
お子様本人の意思を
尊重してあげてくださいね。
なぜなら、卒業式は
学校行事の中でも
一番大切な行事かもしれませんが、
それに出席しなくても
小中学校に関して言えば、
卒業できないことはないからです。
それよりも、その場にいることで
心が締め付けられるような
思いをするのであれば、
心を壊してまで参加をすることはないと
思うのです。
親御さんにとっては、
お世話になった方々への
感謝の意を伝える儀式でもあるので、
心苦しいかもしれません。
もし、その気持ちを
伝えたいのであれば、
後日こっそり親御さんだけで
伝えることもできるでしょう。
本人が先生方に伝えたい
気持ちがあるのであれば、
後日校長室や保健室で
静かな卒業式も
していただけるでしょう。
やり方は、何通りでもあるはずです。
一番大切なのは、
我が子がどう思っているのか。です。
世の中の常識に従って、
我が子の心を壊すことのないように
「卒業式くらいは出ないとね」、
「ここはケジメだから・・・」など
子供の心を無視するような発言は
気をつけてくださいね。
答えは我が子にある!と
軸を持ってくださいね。
自分で選択したことであれば、
堂々と胸を張っていいと思うのです。
自分で決められたことを
認めてあげましょ。
自分の意思で動いているのか、
それとも
周りの顔色を伺い動いているのか、
とても大切なポイントです。
小6、中3にもなれば
自分の意見はあるはずです。
世間の顔色を伺うよりも
我が子の顔色をよく見てください。
なぜなら、
あなたがお子さんにとって
一番の味方であり
あなたが一番信じてあげないと、
誰がお子さんを信じてあげるのですか?
卒業式という、一つの行事で
心を痛めることよりも
未来に向かって、
やってみたいことに希望を
持つことの方が大切だと思うから。
世界は学校だけじゃない。
もっともっと
広いはず。
大人になったら自分で好きな道を
選択できるんだよ
って伝えてあげてほしいです。