【親子の関係をスムーズにするする週間②】過干渉の正体と対応法<世話焼きタイプ>

 
一口に
過干渉と言ってもその背景は
色々あります。
 
 
私も過干渉でした。
姑も過干渉でした。
 
 
その過干渉には
色々ありますが、
今日は姑の過干渉の場合のお話をします。
 
 

世話焼きタイプの過干渉

 
 
我が家の姑は
世話焼きタイプの過干渉です。
 
 
人のお世話するのが好きなタイプは、
人との距離感が近く、
ついつい境界線を越えてしまいがち
 
 
自分はよいことをしてあげてるという
感覚が強く、悪気は全くありません。
 
 
「してあげているのに
と言う思いがあります。
 
 
自分の思い通りにならないと
相手を責めるパターンです。
 
 
我が家の姑の場合は
やんわりだとしてもその気遣いを断ると
機嫌が悪くなるタイプ。
 
 
 
だから周りが気を使うんです。
はっきり言って疲れます。
私の結婚当初から悩みの種でした。
 
 
 
この機嫌が悪くなるのは、
本当にクセもので、
長男は姑のご機嫌をとる方が楽だから
もう、受け入れることにしてる
ってよく言っています。
 
 
 
溺愛される長男は
すごく姑の顔色を伺って
バランスをとっているんです。
 
 
うーん、過干渉って切ない(悲)
こうやって過干渉は連鎖するのです。
 
 
長男は、その方が俺も助かるし
利用しているよ。って言っています。 
一枚上手なのか・・・?
 
 
我が家の子どもたちは
家族間のパワーバランスや
大人の人間の特徴をよく観察していて
大体の見解が図星・・・笑
 
 
子どもはズバリ大人をよく見ています。
そして行動を真似します。
 
 
このような
世話焼きタイプの過干渉
先回りをする傾向があります。
 
 

なぜ先回りをするのでしょうか?

 
 
WHY? 虫眼鏡4151295_s.jpg
 
 
簡単に言えば心配性なわけです。
 
 
(忘れ物をしないように)財布は持った?
(時間に遅れないように)そろそろ用意した方がいいんじゃない?
 
 
次から次へと心配が湧いてくるのです。
 
 
転ばぬ先の杖
失敗しないように前もって準備すること
 
用意周到
事前準備が完璧で手抜かりがまったくない事
 
 
こんな言葉がぴったりかもしれません。
決して悪いことではありませんよね。
 
 
ですが、これは
相手を信頼していないと同然です。
 
 
心配の正体は信頼していないということ。
 
 
私はそそっかしくて忘れっぽいという
特徴があります。
 
 
買い物リストのメモを置き忘れるような
ところがあります。
 
 
それを姑は知っているので、
私が買い物に行く時には
メモはもった?と毎回言います。
それが私に対するフォローだと思ってます。
 
 
つまり、私のことは(できないと思っていて)
信用しておらず信頼もしていない
 
 
→忘れっぽいから声をかけておこう。
 と悪気はないのです。
 
 
一方、その言葉をかけられた私は
(偶然にもメモを持っている時は)
いちいち、うるさいなと思うかもしれませんし、
 
 
(メモを忘れてた時は)
ありがとう、忘れるとこだった
素直に感謝できる時もあります。
 
 
特にこちらの心に余裕がないとき
メモを持っているなしに関わらず
もう言わなくってもわかってるよ。
ってなってしまいます。
 
 
このように悪気がないのに
声をかけることで
お互いの関係がギクシャクすることは
よくあります。
 
 
宿題やろうとしている子に声掛けて
キレられたってことはよくあると思います。
 
 
ポイントは受け手の心の状態
お互いの関係性に関わるのです。
 
 

子育てで置き換えると・・・

 
 
 
how? どうやって?虫眼鏡4151020_s.jpg
 
 
良かれと思った先回りの声かけは
子どもにとっては
 
 
良い効果もあれば
関係を拗らせることにも繋がります。
 
 
良い効果はその場面での
ミスを防ぐことができます。
 
 
ですが、これだけでこの先も子どもが
自主的に行動するようになるでしょうか?
ならないですよね。
 
 
だとすればどうしましょうか?
 
 
・メモを持っている時には
メモを忘れずに持って行ってるんだね。
事実を肯定する
 
 
・メモを持っていなさそうな時は
買い物行くんだね、何買うの?
と行動を尋ね、相手に気づかせる。
 
 
こんなふうに相手を肯定しながら
会話ができたら
いいのではないでしょうか?
 
 
悪気は決してないんだけど、
先回りの行動は子どもにとっては
行動を見直すきっかけには
なりません。
 
 
また、いつもいつも声をかけられてしまうことに
自分は信頼されていないんだなって
伝わります。
 
 

子どもが素直に育つコツは信じる、待つ、聴く

 
 
子どもを信じるママは
先回りはしません。
 
 
きっとできるよと信じることから
始めませんか?
 
 
失敗しても
残念だったけど次どうすればいいか
考えるチャンスになったね。と
伝えていけるようになると、
 
 
子どもも
チャレンジしてみようとなるのでは
ないでしょうか?
 
まとめ(黒板背景)25825336_s.jpg
 
 
・先回りの声かけは 悪気はない
 
・先回りの声掛けの正体は
(相手の心配をしているようで)実は自分の心配
 
・先回りするのは相手を信頼していないから
 
・先回りされた相手は状態によって気分を害す
 (やる気・自信が奪われる
 
・できている事実を肯定する声掛け
 
・できていない時は相手に気づかせる質問法 
 (WHATを使ってみるといい)
 
 
いかがでしたか?
ついつい、やってしまう先回りの声掛け。
 
脳は行動するとのびる
お子さんの行動を促すためにも
ちょっと工夫してみませんか?
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