「ゲームの制限をやめたら昼夜逆転するのでは?」
多くの親御さんが心配することです。
ですが、私はこれまで、制限をしていてうまくいっている親子にお目にかかったことはありません。
現実には「制限してもうまくいかない」ケースが増えているのです。
それは、一体どうしてなのか見ていきましょう。
脳とゲームと親子関係の本当の話
- ゲーム=悪 ではありません。
- 「安心」を奪われた子どもの脳は不安で動けなくなる
- 制限よりも、信頼と関係性が先
親御さんの中には、自分自身がゲームに興味がないので、ゲームそのものにいいイメージを持っていないという人もいらっしゃいます。
ですが、自分の好きなものをよく思わない人に心を開きたいと思えるでしょうか?
ここは、親御さん自身が好き、嫌いは別物として考えてみてください。
なぜなら、親子は別の人格だからです。
そして、『ゲームは依存する』などの様々な見解が出回っていますが、大事なのは、その『ゲームとの付き合い方』であって、子ども達にとって、大事なもの、楽しいツールなのであれば、子ども自身が自分の意思で決めて関わることが何より大事だと感じています。
脳は「正しい」ではなく、「楽しい」時に、酸素を使い、成長するのです!
「制限すること」が本当に効いているのか?
親として「制限することで何かが改善する」と信じたくなる気持ちは当然です。
ですが、制限が効いていないと感じたときこそ、立ち止まって考えてみてください。
制限によって一時的に行動が止まることはあっても、 子どもが本質的に変わるわけではありません。
むしろ、制限され続けることで「どうせ信じられていない」という思いが積もり、 親子関係に溝をつくることもあるのです。
関係性が深まり、信頼が育てば、子ども自身が「自分で整えよう」と動き出す可能性は大いにあります。
実際にあったケース
あるご家庭では、ゲームに条件をつけていたことで、親子関係がさらに悪化。
ところが、制限をゆるめ、「信じる関わり」に変えたことで、昼夜逆転が落ち着き、 学校にも少しずつ行けるようになったという事例もたくさんあります。
こちらの関連記事もご覧くださいね。
→【関連記事①】学校に行かない子どもにゲーム制限を外してもいいの?
→【関連記事③】条件をやめたら親子の関係が変わった
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