子育てが
うまくいかない時、
・一貫性のない親の態度
・条件付きの愛
・子どもをコントロールしたい欲望
が親の問題として起こっています。
それはやがて
子どもから
親への不信感につながります。
多くの子どものお悩みは
ここに凝縮されていると
感じています。
子育ての軸がなく
いつもちょっとしたことで一喜一憂し、
ブレてしまうというお悩みを
お持ちならば、ぜひ読んでいただきたいです。
今日は
子どもをコントロールしたい欲望について
お話ししますね。
子どもをコントロールしたい欲望
子育てが上手くいかないと感じる時、
私たちは、
子どもをコントロールしたく
なることがあります。
しかし、
子どもをコントロールすることは、
子どもの成長や自己肯定感を阻害し、
親子関係を悪化させることがあります。
子どもは親の所有物ではなく、
一人の人として尊重したいもの。
コントロールしたくなった時は
境界線を引いて自分の問題なのか、
相手の問題なのかを考える必要があります。
これを課題の分離といいます。
子どもをコントロールしたくなったら課題の分離を思い出そう!
課題の分離を心がければ、
ある程度は子どもを
コントロールしようとは
思わなくなりますが、
それでもなかなか難しいと
感じることもありますよね。
そんな時に、親が子どもを
コントロールしたくなる欲望を
手放す方法をご紹介しますね。
自分自身を客観的に見つめる
まず、自分自身を客観的に
見つめることが大切です。
自分が子どもを
コントロールしようとする
原因や理由を考え、
自分自身がどのような感情や思考に
支配されているかを
見つめることが必要です。
例えば、以前メルマガでも
紹介したのですが、
【私の後悔 自己投影と過干渉】
私は子どもが
ミニバスを始めた当初、練習から
クタクタになって帰ってからも
練習内容について指摘をしたり、
プレイに口出しをしていたことが
ありました。
当時は子どもに
上手になって欲しい一心で
良かれと思ってやっていたのです。
ところがこれは
後々に自分で気づいたことですが、
私自身が子ども時代に
やりたくてもできなかった思いを
子どもの人生を通して
叶えようとする「自己投影」
があったからでした。
このように自分が子どもを
コントロールしようとする
原因や理由について考えると
自分で気づくことができます。
実は人に指摘されるよりも
自分で気づくこと。この学びは絶大です。
これが何よりも大事で、
改めようというきっかけになるのです。
だから、自分自身を見つめることは
状況改善には欠かせません。
子どもに対する期待を見直す
親は、子どもに対して
過剰な期待を持ち、
その期待に応えるように
子どもをコントロールしようと
することがあります。
しかし、
子どもに対する過剰な期待は、
子どもにプレッシャーや
ストレスを与えるだけでなく、
親子関係に悪影響を与えます。
親は、子どもに対する期待を見直し、
子どもが自分自身で
成長できるようにサポート
することが必要です。
子どもを尊重する
子どもを尊重し、自分自身の考えや
意見を尊重することが大切です。
親は、子どもに対して
「あなたの意見を聞かせてほしい」
というような言葉をかけ、
子ども自身が自分の考えを
表現できるようにすることが必要です。
子どもの数だけ個性があります。
十人十色です。
特に発達凸凹のお子さんは
みんなと同じことは
得意ではないかもしれないけれど、
ある分野においては能力を
発揮したりすることがあります。
できないことを
できるようにするよりも
できることを伸ばす!これが
発達凸凹のお子さんの子育てのコツです。
自分自身を癒す
親が子どもをコントロール
したくなる欲望は、
親自身が過去に受けた傷や
トラウマによるものが
あることがあります。
そこで、自分自身を
癒すことが大切です。
自分自身の感情を理解し、
解放することで、
親は子どもをコントロール
したくなる欲望を
手放すことができます。
良い部分も悪い部分も含めて
親が自分自身を認めていないと
子どもを認めることはできません。
自分自身を認めることが
子どもを認める第一歩なんです。
子どもをコントロールしたくなったら自分自身を見つめ直すチャンス
いかがでしたか?
普段お忙しくて
ついつい後回しにしがちな
自分自身のこと。
子育てがうまくいかないときは
自分自身を見つめ直すチャンスです。
子どもの問題だけでなく
今後の人生をよりよくするきっかけが
つかめます。
子どもをよくすることを
考えるならば
そうしたいならば、
ぜひ、ママ自身の人生を考える
振り返り未来をよくする方法を
考えること。
つまらない、
苦しい大人を見て、
子どもは大人に
なりたいとは思いません。
いいな、大人になるって
楽しそう。
僕も私も早く大人になりたい。
そう言わせるくらいの
毎日が楽しい大人であること。
これが子育ての問題を
解決する近道です。