「ママのせい!」「めんどくさい」「どうせ無理」
こんな言葉をお子さんがよく口にしていませんか?
多くのママは「反抗期だから仕方ない」と受け流してしまいがちですが、実はこれらはただの反抗ではなく、脳のSOSサイン である可能性が高いのです。
子どもの口ぐせに隠れたSOS
「ママのせい!」
失敗やうまくいかないことをすぐに親のせいにするのは、自分で責任を取る力が育っていないサイン。
過干渉が強いと「自分で決めてやってみる」経験が少なくなり、うまくいかなかったときに他責にしてしまいます。
「めんどくさい」
何に対しても「めんどくさい」と言うのは、脳が疲れて意欲が下がっている状態。
親が先回りして指示を出しすぎると、子どもは「やらされること」に慣れてしまい、自分で動くエネルギーが湧きません。
「どうせ無理」
挑戦する前から諦める言葉。
小さな成功体験を積む前に口出しされ続けると、「どうせやってもダメ」という思考が染みつきます。
反抗期との違い
反抗期にも否定的な言葉は出ますが、過干渉由来のSOSサインは頻度と強さが違います。
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反抗期:一時的な衝突や主張の強まり
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過干渉のSOS:日常的に「ママのせい」「めんどくさい」「どうせ無理」が繰り返される
つまり「よく聞く口ぐせ」になっているなら、それは脳からの赤信号です。
放っておくとどうなる?
これらの口ぐせを放置すると…
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家では暴言が増える
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無気力で挑戦しなくなる
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不登校につながるケースもある
ママの声かけ一つで変わることなのに、見逃すと親子関係が悪循環に陥ってしまいます。
どうすればいいの?
まずは「その言葉はSOSなんだ」と受け止めること。
否定したり「そんなこと言わないの!」と押さえ込むのではなく、気づきのサインとして大事にしてください。
次のステップは、「過干渉を手放す小さな習慣」を取り入れること。
それについては次回の記事で詳しくお伝えします。
まとめ
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「ママのせい!」「めんどくさい」「どうせ無理」は過干渉のSOSサイン
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子どもに責任感や意欲が育ちにくい状況を示している
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反抗期とは違い、日常的に繰り返されるのが特徴
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気づくことが最初の一歩