甘やかしと肯定の違いは?反抗期や無気力な子どもに効く脳科学的アプローチ

はじめに

 

子育てで必ずぶつかるのが、この2つです。

 

  • 行動しなくなる(学校に行かない、勉強しない、ずっとスマホやゲームなど)

  • 理不尽な要求をしてくる(お金・課金・口論・兄弟への攻撃など)

 

 

このときママは悩みます。



「ここは受け入れるべき?」

「それとも断るべき?」

 

実は、この答えを分けるカギが

「甘やかし」と「肯定(甘えさせ)」の違い にあります。

 

 

甘やかすとは?

 

「甘やかす」とは、子どもに「心配だから」「どうせできないだろう」「親がやった方が早い」という大人の都合で、必要以上に介入することです。

 

 

甘やかしの具体例

 

・子どもが自分でできるのに、親が先回りしてやってしまう

 

・本来は自分で決められるのに、親が代わりに選んでしまう

 

・欲しがるものを節度なく買い与える

 

 

甘やかしの悪影響

 

・自立心の低下:自分で考える力を失い、指示待ちになる

 

・依存心の強まり:「どうせ親がやってくれる」と責任感を持てない

 

・わがまま傾向:欲求が通らないと荒れやすくなる

 

 

甘えさせ(肯定)とは?

 

一方の「甘えさせ」は、子どもが「~してほしい」と伝えた心理的な欲求に応えることです。

 

「抱っこして」と言われたら応じる

「今日はやりたくない気分」と言われたとき、気持ちを受け止める

 

 

これは「甘やかし」ではありません。

 

 

子どもにとっては 「気持ちをわかってもらえた」という安心体験=成功体験 になるのです。

 

 

この成功体験が積み重なると、子どもの脳は安心モードに切り替わり、「じゃあ次はどうしたいか?」と自分で考える余白を持てるようになります。

 

 

脳科学から見た肯定の効果

 

否定されると

脳のブレーキが強くかかり、考える力が働かなくなる

 

 

肯定されると

安心ホルモン(オキシトシン)が分泌され、脳が落ち着く

前頭前野(考える力の司令塔)が働きやすくなる

 

 

つまり肯定は、脳のストレスを取り除き子どもが自分で考える力を取り戻すための科学的アプローチなのです。

 

 

実践をしている生徒さんの声より

 

実際に、学びを取り入れたご家庭からはこんな声が届いています。

 

「発コミュのおかげで、感情に巻き込まれず冷静でいられるようになり、

解決できると信じて実行できるようになってきました!」

 

肯定を積み重ねたことで、反抗や無気力が落ち着き、

自分で考えて行動できる子”へと変わっていったのです。

 

 

よくある誤解Q&A

 

Q. 肯定すると、わがままになりませんか?

A. いいえ。わがままにするのは「甘やかし」です。

肯定は「気持ちをわかってもらえた安心体験」であり、自立を促す力になります。

 

Q. 反抗的な態度も肯定すべきですか?

A. 行動そのものではなく「気持ち」を受け止めます

「嫌なんだね」「そう思ったんだね」と認めるだけで、子どもは安心して落ち着きを取り戻します。

 

 

「子育ての軸」を持つことの大切さ

 

肯定は「甘やかし」ではありません。

 

 

気持ちを受け止めることは、子どもの脳に安心を与え、考える力を取り戻させます。

 

 

そして、それを続けるために必要なのが 「子育ての軸」 です。

 

 

些細なことで迷ったりブレたりすると、その様子を子どもはよく見ています。

 

 

だからこそ、親がいちいち振り回されずに落ち着いて対応できる軸を持つことが、親子関係を安定させる力になります。

 

 
 

 

 

 

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