暴言・暴力・無気力は“二次障害”のサイン?過干渉子育てが子どもの脳を疲れさせる理由

「そのうち落ち着く」は危険!暴言・無気力が止まらない本当の理由

 

「反抗期だから仕方ない」

「そのうち落ち着くはず」

 

 

そう信じて待っていたのに子どもの暴言は止まらず、物を壊すようになり、やる気をなくして寝転んでばかり。ついには不登校。

 

 

これは性格の問題ではなく、脳のSOSサインで、教育や発達支援の現場では「二次障害」と呼ばれています。

 

二次障害を招きやすいご家庭には、ある共通点があります。

 

 

それは、親が“常識”だと思って疑わない考え方。

 

 

たとえば

  • 「勉強しないと将来幸せになれない」

  • 「他人に迷惑をかけてはならない」

  • 「ゲームやスマホは悪いもの」

 

 

もちろん、どれも一見「正しいこと」に聞こえます。

 

 

けれど、これらを無条件に子どもに押し付け続けると、親子の関係はギクシャクし、子どもの脳は疲れ果てていきます。

 

 

そして結局は、「親がしっかり導かなきゃ」という思い込みが根っこにあるのです。

 

 

実はこれは、過去の私自身も陥っていた落とし穴でした。

 

 

正しいと思っていた常識を信じてやり続けた結果、2人の子どもを暴言・暴力・無気力の状態にまで追い込んでしまったのです。

 

 

二次障害とは?暴言・暴力・無気力の裏にある“脳のSOS”

 

「二次障害」とは、教育や発達支援の現場で使われる言葉で、環境や関わり方が原因で後から現れる不調や行動 を指します。

 

 

たとえば…

  • 暴言・暴力

  • 無気力・引きこもり

  • 不登校

  • 自傷やうつ状態

 

 

これらは「生まれつきの特性」ではなく、間違った関わりやサポート不足が積み重なって起こるものです。

 

 

私は、多くの親御さんの相談を受ける中で、「自分の気持ちをわかってもらえなかった経験の積み重ね」こそが、子どもの心をすり減らし、二次障害につながっていると感じています。

 

 

ネガティブな記憶を溜め込み、不平不満を言い続けたり、過去のことを何度も訴えたり、口論がまるで無限ループのように止まらない…。

 

 

こうした状態が続いているなら、それは二次障害のサインです。

けれど、関わり方を変えれば、脳は育ち直し、少しずつ落ち着きを取り戻していきますので、安心してくださいね。

 

 

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過干渉子育てが二次障害を招く理由とは

 

二次障害が進んでしまう家庭の共通点は、過干渉子育て

 

 

過干渉とは、「子どもの代わりに親が考え、決め、やってしまう子育て」のこと。

 

 

良かれと思って」の行動が、実は子どもの脳の発達を妨げ、暴言・暴力・無気力を強めてしまいます

 

 

実は真面目で一生懸命なお母さんほど、この常識を信じてしまいやすいのです。

 

 

【要注意】子どもの脳の発達を止めるNGな7つの常識

 

 

「様子を見れば良くなる」は二次障害を悪化させる

 

二次障害が出ている子に“時間が解決する”は通用しません。二次障害はエスカレートします!今すぐ対応が鉄則です!

 

「厳しくしつければ落ち着く」は暴言・暴力を強化する

 

暴言や暴力は“脳のSOS”。叱れば叱るほど悪化します。私たち大人は、しつけの子育てスタイルしか知らないですが、発達グレーゾーンのお子さんや繊細なお子さんには合っていないことが多いのです。

 

専門家任せは逆効果!家庭で二次障害が進む理由

 

週1回の専門家より、毎日そばにいる親の関わり方が決定的に影響します。また、外でいい子、家では問題児のタイプには全く歯が立ちません。だからこそ、お母さんが我が子の専門家になるのが一番の近道です!

 

 

なぜなら、子どもを施設・カウンセリング・病院などに連れていくのは至難の業。せっかく予約が取れてもお母さんだけが通っているケースを数えきれないほどみました。そして忘れてはいけないのが、薬では解決できないのが、子どもの記憶だということ。

 

 

子どもが日常で積み重ねる「安心できる関わり」こそが、暴言・暴力・無気力を減らし、脳を育ち直す土台になるのです。

 

 

「苦手を訓練すれば伸びる」は大きな誤解!脳の発達を止める関わり方

 

宿題やトレーニングの強制は、“失敗癖”を刻みやる気を奪います。得意を伸ばす子育てにシフトチェンジしましょう。得意を伸ばせば後から脳のネットワークがつながり、発達は追いついてきます

 

 

宿題・課題を無理にやらせると無気力と反抗が定着する

 

無理にさせるほど、防御モードが強化され暴言・無気力が続きます。お家はリラックスするところ!と割り切った方が、外で頑張れる力がチャージされます。脳は楽しいことが大好き。また自分にメリットがあることだと飛びつきます。だからこそ、宿題や課題に関しては、正しさではなく、楽しくできることが大前提です。

 

「子どもにつきっきり」が一番危ない!ママも子どもも疲れ果てる理由

 

一見よさそうで、実は“過干渉の泥沼”。親も子も疲弊します。適度な距離感がある方が、余白ができ、本人の脳が育ちやすくなります。

 

一人で抱え込む子育ては限界!孤独が二次障害を深める

 

孤独な自己流対応には限界があります。親も支えが必要です。専門家にも同じ経験をした人は少ないのが現状。だからこそ、仲間がいるコミュニティで、本音を話せることで親もリラックスすることができます。

 

 

 

今日から変えるべきは子どもではなく大人

 

暴言・暴力・無気力といった二次障害の根底には、「普通」「常識」「当たり前」 と思い込んでいる子育てを、我が子に押し付けてしまう大人の関わりがあります。

 

 

もし、すでに二次障害が出ているなら、変わるべきは子どもではなく “私たち大人” です。

 

 

大人が関わり方を変える勇気を持てば、子どもの脳は育ち直し、荒れた行動も落ち着いていきます。

 

 

二次障害は子ども本人だけでなく、家族全体を疲れさせます。

 

 

だからこそ「様子を見ればいい」や「しつけなきゃ」という考えは、今日から封印してください。

 

 

常識を疑い、新しい関わり方にシフトチェンジ!

 

 

今までの常識を手放して、新しい関わり方を学べば、子どもの未来と家族の笑顔を取り戻すことができます。

 

 

「暴言・暴力・無気力をなんとかしたい」「子どもの二次障害を止めたい」そう思った今が、一歩を踏み出すタイミングです。

 

 

体験会では、

  • なぜ二次障害が起こるのか?

  • 過干渉を手放すと子どもの脳がどう変わるのか?

  • 親が“今日から”できる具体的な関わり方

をわかりやすくお伝えしています。

 

あなたのお子さんにも当てはまるヒントを、ここで一緒に見つけませんか?

 

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