子育てがしんどい、不安が消えない。
「このままでいいのか」と悩み続けているのに、現実はほとんど変わらない。
小学校高学年や中学生になると、親子で過ごす時間は少しずつ減っていきます。
それでも苦しさが続くとき、問題は方法や声かけではなく、子育ての軸にあるのかもしれません。
この記事では、私自身の経験をもとに、子育ての時間と考え方の当たり前が変わる視点をお伝えします。
子育てがしんどいまま、時間だけが過ぎていく感覚
子育てがしんどい。不安が消えない。「このままでいいのか」と考えながら、気づけば時間だけが過ぎている。
私自身、長いあいだそんな状態にいました。
何かをしていないわけではない。
むしろ、考えているし、調べてもいる。
それでも、日常はほとんど変わらない。
あとから振り返って気づいたのは、「まだ大丈夫だと思っていた時間」が、いちばん長かったということでした。
小学校高学年は、子育ての時間の折り返し地点
例えば、子育ての時間を18年と考えたとき、小学校6年生は、すでに折り返し地点を過ぎています。
「まだ小学生」
「思春期はこれから」
そう思っているうちに、時間は静かに進んでいきます。
ここで言いたいのは、焦らせたいわけではありません。
ただ、時間は止まらない、という事実です。
後半の子育てで変わるのは、時間の量ではなく質
ここから先の時間は、前半と同じ形では流れていきません。
一緒に過ごす時間の量は、少しずつ、確実に減っていきます。
同じ一時間でも、前半とは重さが違う。
だからこそ、その時間がどんな空気で積み重なっていくのかが、とても大きくなっていきます。
方法や声かけを探し続けても、苦しさが増えていった理由
子育てに悩むと、方法、対処、声かけを探したくなります。
それを知った瞬間、少しホッとするけれど、子育ての軸が変わらないままだと、価値基準は変わりません。
また次の情報を探し、また安心して、また不安になる。
そうやって、何も変わらないまま動き続ける終わりのないループに入り込んでいきます。
この状態については、こちらの記事でも整理しています。
▶︎ 頑張っているのに親子関係が苦しくなるときに起きていること
https://desc-lab.com/miyatakanako/1514/
子育てが変わったのは、軸を一人で抱えなくなってから
子育ての軸がそのままの状態で、知識だけが増えていくと、現実とのギャップに、いちばん苦しむことになります。
「わかっているのに、できない」その苦しさは、努力不足ではありません。
軸が変わらないまま、同じ場所をぐるぐると回り続けていただけだったのです。

同じ当たり前の中で考え続けても、受け取るセンサーは変わりません。
だから私は、自分とは違う人の脳を借りることにしました。
一度や二度ではなく、壁打ちするように、何度も何度も会話を重ねる。
それが、少しずつ軸を整える時間でした。
もちろん、これまでも子育ての相談はたくさんしてきました。
専門家の言葉が、間違っていたわけではありません。
けれど、家庭の中で起きているあのリアルな空気や感覚を、そのまま重ねられる相手には、なかなか出会えなかったのです。
それは良し悪しの話ではなく、立っている場所の違いだったのだと思います。

