無条件の愛〜お子さんのいちばんの味方であるお母さんへ〜

 
宮田のお悩みの相談コーナー
 
 
共感できない!
子育ての不安が襲ってくる時、
条件付きの愛が潜んでいます。
 
 
先日、メルマガ読者さんで
発コミュ生徒のHさんから
こんな相談がきました。
 
 
※Hさんは
私の生徒さんではありません
 
 
他のトレーナーさんの
生徒さんから私の元へ
暴言暴力のお悩みが殺到してます。
 
 
この質問は
 
私が体験したからこそ、
この講座を通して伝えたい、
ある、重要なことがテーマ
になるのでお答えしますね。
 
 
Hさんの質問はこちら。
 
 
===============
 
息子は小5ですが、
先週から不登校始まり、
今では、学校を辞めたい
まで言っています。
 
 
先生からは毎日
お電話がありましたが、
申し訳ないと思い、
連絡事項がある時だけ
お電話をいただく事にしました。
 
 
家での関わりは今までと同じく、
これでいいのか?
また迷いが出ています。
 
 
発コミュは、
3回目まで受けました。
 
 
特に問題を起こす行動は
見られませんが、
時間感覚が薄れているようです
(元々かも知れませんが)
 
 
毎日、朝から晩まで、
パソコンでプログラミングしたり
You Tube見たりして
過ごしています。
 
 
私は仕事のため、
ひとりで留守番ですが、
用意した昼食も食べずに
そのままです。
お腹空かないようです。
 
 
毎日、こんなんで良いのか…
これを、容認してよいのか
悩みます。
 
 
学校へ行かないとなると、
今後、
どのように向かって行くのか…
見通しがつきません。
 
 
宮田さんのお子さんへの対応は
どのように
されているのでしょうか。
 
 
少しでも良いので
教えていただけますか?
よろしくお願いします。
 
 
===============
 
不登校や登校しぶり。
一度も悩んだことがないママは
今の時代、本当に
数少ないのではないでしょうか?
 
 
お昼ご飯の用意を考えると
給食ってありがたいなって
心から思いますし、
 
 
1日や2日、休むならまだしも、
これがずっと続いたら・・・
と思うと不安を感じるのは
当然ですよね。
 
 
お仕事をされている方なら
なおさらです。
 
 
私もはじめはそうでした。
 
 
次男は、
中学校に行かない選択
していました!
時々行っていた時期も
ありましたが
 
 
2年生からはほとんど
お休みしてました。
3年間で100日も
いかなかったかな。
 
 
でも、途中から
私は平気でした。
心配していませんでした!
 
 
 
なぜなら大丈夫って
この子を信じていたからです。
 
 

 
 
さすがに、二次障害症状の
攻撃性が高まっていた時は
 
 
このままだとこの子は将来
犯罪者になるかもしれない
という恐怖に襲われました。
 
 
鬱々していた時は
私もオロオロしてました。 
 
 
だけど、この子は
学校のお勉強がつまらないだけで
学ぶことが嫌いなわけじゃないし、
 
 
好きなことへの探究心はピカイチ。
持ち前の過集中を発揮し、
納得のいくまで検証します。
 
 
発想が豊かだし、
ユーモアもあります。昔っから。
 
 
そして細かいところをよく観察し、
実は思慮深い。我が子ながら、尊敬します!
 
 
そして、お家にいるので、
料理の腕もメキメキと上げています。
私より断然チャーハンが美味しいです^^
 
 
私が忙しく仕事してると
買い物をしてくれることがあります。
 
 
ちゃんと計算しながら
買い物もスーパーをはしごします。
野菜も鮮度が良さそうなのを
選んでます^^しっかりしてますよ。
 
 
感覚が過敏なだけあって
味にも敏感。隠し味もこの子には
なんでも見破られます 笑
 
 
学校でエンジョイしている
優等生とは正反対の子どもだけど
私はこの子を信じてました
 
 
大人になれないわけじゃない
んですよね。
 
 
私たちの思う、
一般的な理想(常識)
とは大幅に
外れてしまうかもしれないけれど
 
 
将来、自分のやりたいことで
自分でご飯が食べられる子になる!
って信じています
 
 
無人島でも生きていけるくらいの
底力をもっています。
 
 

 
 
次男は、一時期、
学校のない国に生まれたかった
ってよく言ってました。
 
 
 
感覚が過敏な息子にとって
学校は疲れるようです。
 
 
お友達トラブルは
多い子だったけれど、
学校休んでも
友達と遊びに行くことはあったし
 
 
今は好きなカードゲームの大会では
大人や年上の人にも囲まれながら
楽しんでいるようだし
 
 
大好きなこと失敗成功体験
繰り返しながら日々成長しています。
 
 

 
 
忍耐力を鍛えたり、
苦手なことに挑戦するのは
 
 
好き、得意なことをする過程で
乗り越えたらいいのです。
 
 
ポイントは
脳が育っているかどうか
私の子育ての軸なんです。
 
 
それは方程式が解けるとか、
英作文が書けるとかではありません。
 
 
〜ができるからいい子
〜ができないから
人間として価値がない
 
 
というような条件付きの愛
は私にはありません。
 
 
そんなものは、
子育てには不要!
 
 
息子の話す内容に興味を持って会話をし
彼が自分の存在価値を感じるように
役割を与え(お手伝いなど)
そして感謝する。
 
 
私は息子の脳を育てるために
いちばんの味方でありたい
思っています。
 
 
学校に行きたいなら
もちろん行けばいいと思います。
 
 
おうちが嫌いだった
子ども時代の私は
学校という場に居場所を求めた
子どもだったけれど、
 
 
我が子の場合は、
たまたま
学校が心地よい場所では
なかっただけ。
 
 
今は、行かない選択を
本人がしたのであれば
それは尊重したいって思います!
 
 
そんな息子も
高校生にはなりたいって
言ってました。
 
 
アルバイトがしたいからです。
勉強がしたいから高校に行きたい
わけではないですが、
それも彼らしい選択だと思ってます。
 
 
まだまだ一般社会では
学歴思考
残っているのもわかります。
 
 
だけどね、いまだに
そんな古くっさいこと言っている、
発コミュトレーナー
私の知る限りどこにもいません。
 
 
学校に行きたいのに
行けない子は行けるように
工夫が必要です。
 
 
環境調整や連携をする必要が
あります。
 
 
ですが、今は行きたくないと
言っている子に
無理やり行かせたところで、
脳は成長しません!
 
 
 
人はどんな時に成長するか?
それは、
楽しい時、ワクワクする時、
ポジティブな感情を抱いた時です。
 
 
つまり、
心を壊してまで
することなんか何一つない
です。
 
 
 
失敗から学ぶこともありますし、
いいんじゃないですか、
回り道をしたって。
 
 
私は失敗していいんだよ、って
いつも言っています。
 
 
忙しい現代人は
最短ルートを選びます。
効率よく、無駄を省く。
それも確かにいいかもしれません。
 
 
とことん
無駄を省く人生を
過ごしたいならば、
 
 
苦手に挑戦して心を壊すよりも
得意を磨いて心を豊かにすることで
自分大好きな子ども
してあげること。
 
 
子育てのテーマって
自分大好きな子どもを育てること、
そうしたら、
自然と自立するはずなんです。
 
 
お子さんの人生はお子さんが選ぶ
 
 
まだまだ小さいお子さんは
自分で選ぶことは難しいかもと
思うかもしれませんが、
 
 
今日着る服、食べる順番、
小さなことから
どんどん自分の気持ちを
言える子にしてあげて欲しいです。
 
 
===============
 
毎日、こんなんで良いのか…
これを、容認してよいのか
悩みます。
 
 
学校へ行かないとなると、
今後、
どのように向かって行くのか…
見通しがつきません。
 
 
見通しなんて
誰もわからないです。
 
 
だけど、お母さんが
子どものことを
信じてあげられないのって
 
 
絶対にお子さんに
伝わっているんですよね。
 
 
どんなテクニックで子どもを
動かすことができたとしても、
心から安心させることは
不可能だと思います。
 
 
どうか、今、息子さんは
自分の心を守る行動をしている
って信じてあげて欲しいです。
 
 
 
学校に行かない選択をするって
勇気がいる行動だと
思いません?
 
 
多数派を選ぶ方が気楽ですよね。
それでも、少数派を自ら選択している、
勇気がいる行動です。
 
 
怠け者ではないです。
 
 
今は大好きなプログラミングを
思いっきりさせてあげて、
 
 
たださせるだけでなく、
そのことに、Hさんが興味を持って
 
 
毎日どんなことをやっているのか
会話してあげてください。
 
 
YouTubeで知り得た情報について
語らせてあげてください。
 
 
いつでも
子どもが先生になって
ママは教えてもらうのです。
 
 
そうやって
子どもの自信好奇心
育てていく中で、
やりたいことや将来の夢が
みつかるかもしれません。
 
 
困った時はお子さんから
答えを引き出してあげましょ
 
 
子育ての答えなんて、
ネットにも本にも載ってません。
全て子どもの中にある
私は考えます。
 
 
世の中の当たり前に
従わないなんて、
素晴らしい行動力じゃないですか。
 
 
ママの当たり前(常識)とは違うから
違和感しかないかもしれないけれど
 
 
こんな時がママも子どもも
大きく成長するチャンス!
捉えてみませんか?
 
 
ちなみに、3年間ほとんど
中学校は行かない選択をした
次男は今、
 
 
勉強ってわかると面白いんだね!
と言って、高校の授業での話を
私にしてくれますよ!
 
 
発コミュに出会い、
無条件の愛をとにかく実践し、
脳が育つか、育たないかの軸で、
好きなことを通して自信を育てたら、
 
 
自ら、高校に行く選択をし、
休まず通うようになりました!
 
 
息子の力を信じてよかった^^
 
 
この先、まだまだいろんな
困難を乗り越えていくのでしょうが、
発達科学コミュニケーションに出会い、
脳を育てるコミュニケーション、
を知ったことで、
 
 
私の当たり前(常識)は180度変わり
ものの見方、捉え方が
ガラっと変わったんです。
 
 
条件付きの愛?
そんなもので子どもの心を壊したら
脳なんて育ちませんよ!
 
 
堂々と発コミュを貫いてください!
科学的根拠に基づく、
発達科学コミュニケーションで
親子の未来はガラッと面白くなりますよ♪
 
 
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