暴力暴言に発展する過干渉子育ての手放し方

 

暴言暴力に発展する過干渉子育て

 
私は、暴力、二次障害を専門とする
発コミュトレーナーですが、
いろんな親御さんをみていて
 
 
子どもが暴言や暴力が
止まらなくなる
原因は多くの場合、
次の3つのどれかです。
 
 
1、愛着障害
 
2、発達凸凹や繊細な気質のため
  しつけの子育てスタイルでは
  限界があること。
 
3、過干渉子育て
 
 
特に過干渉子育ては
発達の凸凹あるなし無関係で、
どんな人にも起こりやすい
子育てスタイルです。
 
 
過干渉で育った場合、次のような
特徴があります。
 
 
・自主性がない
・自信がない
・人の顔色を伺う
・人のせいにする
・無気力
・自己肯定感が低い
・愛された実感がない
・依存しやすい
・燃え尽き症候群(バーンアウト)
 
 
過干渉で育てられた人は
大人になって生きづらさを感じる
アダルトチルドレンになりやすい
と言われています。
 
 
また、社会問題にもなっている、
不登校、引きこもりになりやすいとも
言われています。
 
 
 

なぜ過干渉は起こるの?

 
 

親自身も過干渉で育っているから

 
 
親がそもそも過干渉で
育てられているので、
気付きにくいです。
 
 
過干渉の怖さは次への世代に
連鎖することです。
気づいた人から
断ち切ることをお勧めします。
 
 

心配でたまらないから

 
 
心配の背景には
親自身のコンプレックスが影響しています。
 
 
自分と同じ思いをさせたくない
失敗をさせたくない思いがあります。
 
 
その結果、先回りの行動をする、
カーリングペアレントになりがち。
 
 
お世話をすることが
当然になっていて、悪気はありません。
 
 

カーリングペアレント.png

 
 

親の叶えられなかった夢や理想を子どもに託すから

 
 
自己投影タイプの過干渉も
あります。
 
 
過剰な期待を子どもに託す
 
親が成功をしたので、
 同じように期待する
(高学歴な親に多い傾向)
 
親の社会的地位や評価を追求
(高学歴な親に多い傾向)
 
親のトラウマから子どもに
 失敗をさせたくない
 
 
この場合、受験や過度な習い事
子どもが疲弊するケースが
教育虐待として社会問題と
なっています。
 
 
教育虐待22199824_s.jpg
 
 
子どもの人生は子どものもの。
親の所有物ではないことを
改めて意識する必要があります。
 
 

暴言暴力まで発展してようやく気づいた過干渉子育て

 
 
長男が家庭内暴力
振るうようになったのは
小学生の時にしていたミニバスでの
私の対応が原因でした。
 
 
今思えば荒れて当然のこと
しかしていませんでした。
 
 
子どものことが自分ごと
本人以上に私が頑張りすぎてしまい
子どものやる気を潰してしまいました。
 
 
良かれと思って、子どものために
と思っていた行動は
 
 
全て自分のためだったことに
気づいたのも随分、後のことです。
 
 
それくらい過干渉は
自分では気づけない
簡単にはやめられないし、
エスカレートするということを
身をもって体験をしました。
 
 
母親に暴力を振るう男子高校生 25886442_s.jpg
 
 
子どもは力一杯荒れて
私に目を覚ませと訴えてくれました。
 
 
私は、こどものSOSに
今、心から感謝をしています。
 
 
 

過干渉を手放し、自信を育てる発達科学コミュニケーション✖親子関係修復メソッド

 

感情的な子育てをやめて、戦略的な子育てにシフト

 
 
過干渉な親の特徴は
相手のペースを待てないことです。
 
 
ですが、子どもの発達を学ぶと
少しづつ待てるようになります。
 
 
感情的になると親も子も
イライラして終わりですが、
 
 
発コミュ対応を覚えると、
相手に気づきを与える対応なので、
コントロールしようとも思いません。
 
 
どうすれば相手に
思いが伝わるだろうか
自分の表現の仕方を見直すように
なります。
 
 
また自分のご機嫌を自分でとる
ようになるので、
イライラが激減します。
 
 
 
 

思考を変えると運命が変わる

 
 
過干渉を手放すことは
本当に難しいです。
 
 
ですが、どうすれば手放せるか、
それはあなたの本音にあります。
 
 
目の前の子どもの本音を引き出す
共感力コミュニケーション
発揮するためには
 
 
自分の本音にも目を向けることを
お勧めしています。
 
 
自分を受け入れられていない人は
たとえ我が子であっても受け入れ難い
ものです。
 
 
そのことに苦しむママを
私はたくさんみてきました。
 
 
子どもが暴言暴力をしてまで
ママ変わって!と訴えているのです。
 
 
子どもの暴言暴力が治まるということは、
ママの生きづらさ解消することでもあるんです。
 
 
 
 
私がいちばん
発達科学コミュニケーションを
届けたい人は子どもではなく、
子育てに苦しむママです。
子どもに怯えているママです。
 
 
自分で自分のご機嫌を取れるママに
なりませんか?
 
 
すると面白いように、
目の前の子どもが素直になるはずです!
 
 
地獄のような辛かった日々が
笑い話になる日が
あなたにも訪れますように!
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