発達凸凹の子育てには欠かせない、
過保護と過干渉の違いをご存知ですか?
過保護と過干渉の違いをご存知ですか?
違いは、
子どもが望んでいるかどうか
です。
です。
子どもが望んでいることを
やりすぎることが
過保護ですし、
過保護ですし、
子どもが望んでいないことを
やりすぎるのが過干渉です。
ここで注意したいのは、
過保護に関しての誤解。
こどもの自立や発達を
促す上で、
促す上で、
子どもがして欲しい!
ということは
迷いなく、
思う存分してあげて欲しい
のです。
過保護とは子どもの気持ちを十分に満たすこと
子どもは、
自分でできることでも
して欲しい!と
いうこともあります。
そんな時に
多くのママは迷いが生じる
と思うのですが、
それでもわかったよと
受け入れてあげて欲しいです。
なぜなら、理由は簡単。
安心するからです。
親は自分のことをどれだけ
愛しているのだろうか?
そんな愛情の確認だからです。
人は、安心できてはじめて、
思う存分挑戦したり
行動するようになるからです。
発達がゆっくりであったり、
不安が強いお子さんに
必要なもの、
それは
自分の気持ちを
わかってもらえたことで
はじめて生まれる安心感。
そして、自信です。
自分にはできるという自信は
もちろんですが、
自立するための土台で
必要なのが
親に愛されているという自信。
親の愛情は足りているようで
足りていない子が
とっても多いんです。
伝えている愛情が減ってしまう理由
一人っ子は比較的
親の愛情を
受け取りやすいですが、
きょうだいがいる場合、
その人数分、分割されるのは
当然ですから、
より、気を配る必要が
あります。
あります。
あなたは子ども時代、
きょうだいと比較された経験
隣近所の子と比較された経験が
ありませんか?
一人っ子でも
隣近所だけでなく、
世の中の当たり前と比較される
ことは、他人軸社会の日本では
ごく普通にあるのです。
自信のない子にとって、
何かと比べること自体、
とても危険な行為です!
あからさまではなくても、
雰囲気やニュアンスから
「どうせ自分なんて・・・」と
感じとっている子は
とても多いもの。
たとえ、
ひとりっ子であっても
ご主人様が大きな子どもの
ような場合もありますし、
関わる人の数が
増えれば増えるほど
人間関係が複雑になるため、
より注意が必要です。
過保護ではなく、愛情の掛け違い?
過保護と混同しやすいのが、
愛情のかけ違いです。
一般的には
愛情不足と言われますが、
親が与えている愛情と
子どもが受け取りたい愛情には
差があって、
その部分を
コミュニケーションで
埋めてあげる必要があります。
わがままが
エスカレートすると
考える方もおられると
思いますが、
そう簡単に、
過保護にはなりきれないです。
なぜなら、
子どもが要求するモノや事は、
今はできないから
ちょっと待ってねということや
あまりにも高価なものを
要求されても
実現できないことも
多くあるため、
現実的には、完全な
過保護にはなりきれていない
人が大多数だと思います。
それでも、無理難題を
要求してくるのには
子どもなりの理由があって、
物やお金、手間のかかることを
要求してくる背景には
こんな自分でも
愛してくれるのかな?
という、
気持ちを確かめていることを
忘れてはいけません。
できるならば
全て受け入れてあげて。
子どもは満足したら、
落ち着きます。
ですが、現実的に
全てを受け入れることは
不可能です。
不可能です。
こんな時は、
頭ごなしに否定せず、
気持ちはわかるけど、
これは今は無理だよと伝える。
それで、いいのです。
過保護ってなりたくても
そう簡単にはなれない
ものなんです。
過干渉は要注意、トラブルの元
一方、過干渉は
子どもが望んでもいないのに、
こっちの方が失敗しないだろうと
親が気を回して
先回りすること。
子どもがしていることに
口出しをすることです。
結果オーライのことも
ありますが、
大抵の場合はトラブルの元です。
我が家での困りごとは
今思うと、ほとんどが
この過干渉からくるもの
ばかりでした。
物やお金で満たしても
心を満たすことがなければ
それは
過保護とは言えません。
物やお金で満たすことが
親の都合上であって、
心が満足してないならば、
過保護ではなく過干渉であると
私は捉えています。
自立をするだけの
土台を作るためには
わかったよ、と希望を叶えて
十分に保護をすると
子どもは素直になるんです。
だから、
過干渉はダメだけど
過保護はしてあげて欲しいのです。
習い事、学習、受験、
ありとあらゆる面で
先回りすることで
親自身が自分の不安を
取り除こうとすること、
日常の中ではよくありますよね。
それがまさに過干渉!です。