五月病とは?
新しい環境に慣れるために
頑張ってきた疲れがたまり、
5月になってから
気力ややる気が低下する
状態をいいます。
行き渋ったり、
不登校になり始める子も
この時期から出てきます。
ちょうど日本では
ゴールデンウィークという
長期休みがあるので、
その後、頑張れなくなる子が
近年増加傾向にあります。
過干渉子育てと五月病の関係
過干渉。
子どもに対する過剰な期待や
コントロール欲が原因で
起こることはこれまで
何度もお伝えしてきました。
過干渉についての
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していい過干渉 してはいけない過干渉
過干渉を受けた人は
自分で考えて
行動できないことが
ストレスと感じ、
やる気を失ったりします。
真面目な人や
頑張り屋さんが
五月病になりやすいと
言われています。
そして過干渉になる人も
真面目な人
頑張り屋さんが多いのが特徴です。
特に発達凸凹のある子は
0か100志向の子が多く、
(白黒思考ともいいます)
融通が効かない点は
完璧思考になりやすく、
疲れやすい原因でもあるのです。
いくらこちらが
ハードルを下げようと
提案しても
受け入れられず、
断固拒否しながら
疲れていく・・・
では、どうすれば良いのかと
途方にくれる親御さんも多いです。
五月病を防ぐお母さんの関わり方
そんな時は、
世間の常識に囚われず、
子どもの言い分を
否定せずにしっかり聞くこと。
たとえ子どもの言ったことが
正しいことでないとしても
決して否定しない。
どうしてそう思うの?
教えて。
そう思うんだね。
話してくれてありがとう。
たったこれだけ。
案外、
この会話をしていない人が
多いはず。
結果はどうなるかわかりません。
ですが、言い分を聞いてもらっただけで
子どもの心は軽くなるはずです。
子どもの心は軽くなるはずです。
なぜなら、子どもは
学校を休むことに対して
罪悪感を感じているからです。
口では行かなくても平気。
そう言っている子も
心の奥底で、
罪悪感と闘っているのです。
学校に行けなくなることよりも
気持ちが言えない、
気持ちを受け止めてもらえない、
言ってもどうせ無駄だと思って、
親子の関係を壊すことのほうが、
長い目で見れば
もっと恐ろしいです。
たとえ
学校に行けたとしても
親子の関係が壊れてしまったら、
それは生きづらさにつながります。
どうか、お子さんの気持ちを
汲み取ってあげてほしいです。