「何度言っても動かない」 「すぐキレる」 「会話が成り立たない」それ、性格でも反抗期でもなく、ママの声かけで変わることがあります。
発達科学コミュニケーションは 、おうちで脳を育てることで全ての悩みは解決できると考えます。
特に暴言・暴力・無気力状態な子には、質問ではなく、問いかけることで自分の脳を使うコミュニケーションが有効。
「責めない」「正解を求めない」「子どもが自分で考える余白をつくる」問いかけは、どんな子も反発せず、素直に動けるようになります。
今日は、誰でも今日から使える 【問いかけの言い換え10選】を紹介しますね。
「早くしなさい!」⇨「何分に出発する?」
「早く!」は命令なので、脳が警戒モードに。 一方、時間を決めるのは“思考”が必要。
自分で決めた時間は、子どもが守りやすくなります。
ママが「早くして」と子どもを急かすと、子どもも「待つ」ことができません。
早くしてと言いそうになったら、ぜひ、時間やタイミングを問いかけてみてください。
「宿題やった?」 → 「今日は何からやる?」
質問では「やった/やってない」で終わります。(結果が全てなので、0か100思考、白黒思考になりやすい)
ところが、問いかけは、スタートを作ります。
※うちの子は“やってない”と言った瞬間、責められたと感じ、キレていたので、 最初は「この後の予定は?」でもOKです。
「何回言わせるの!」 → 「次はどうしたい?」
感情でぶつけるほど、子どもは責められたと感じます。いつもあなたはこうだよねとネガティブなイメージを与えてしまうことになってしまいます。 脳に安心を与えるためには、どんなあなたでも無条件肯定。失敗には注目せず、「次」を聞くと、未来の脳が動きはじめます。
「片づけなさい!」 → 「どれから片づける?」
片づけなさいだと、やるか、やらないかの2択ですが、どれから?と聞くことで、子どもはやること前提で考えるようになります。まず、考えることが行動のスタートです。1人で片付ける?それともママと一緒に片付ける?などの選択肢もおすすめです。
「やめなさい!」 → 「どうすれば安全にできるかなぁ?」
やめさせると揉める子ほど、効果絶大です!否定するのでなく、行動する方向を変えてあげる声かけです。親が決めて押し付けるのではなく、子どもがどうすれば上手く行動できるかをサポートするイメージで。
「なんでできないの?」 → 「どこまでできた?」
”できなかったことに注目する”と、責められたと感じ、脳は考えることを停止します。
“できたところに注目する”と考え始め、お互いに険悪なムードになりません。
“できたところに注目する”と考え始め、お互いに険悪なムードになりません。
「グズグズしないで!」 → 「ママに手伝ってほしいことある?」
困っている時に、助けを求められない子も多いです。 頼り方を学ばせる問いかけです。人に迷惑をかけてはいけない!ではなく、困った時はお互い様、お陰様を教えてあげるチャンスです。自分が助けてもらって初めて、人を助けてあげようという、気持ちが育まれるもの。こんな時こそ、小さな成功体験を生むチャンスです。
「行くよ!準備して!」 → 「出発までに何が必要?」
行動のチェックリストを子ども自身が考える練習。あと、何をすれば出かけられるのか、見通しを持たせることで、できるという希望を持たせてあげられます。
「そんなのやめな!」 → 「どうなったら成功だと思う?」
禁止や制限では伸びません。 成功のイメージを持つと行動が変わります。私たち大人は経験しているからこそいいたくなりますが、子どもは今を生きているのでやってみたい、確かめてみたいと思うこともあります。どうすれば叶うか、どうすれば、楽しく取り組めるか、安全にできるかを一緒に考えるチャンスです。発達が加速する瞬間って案外こんなときに埋もれているかもしれません。
「やりなさい」 → 「いつ始める?」
“自分で決める”と、脳のやる気スイッチが入ります。
やる、やらないのタイミングすらも、自分で決めたいのです。親から見て、子どもがなかなか動き出さないと、もどかしく感じる時もあるかもしれません。ですが、自分で考えて決められるまで、待ってあげてくださいね。
大事なのは「1つだけ」使うこと
全部やろうとする必要はありません。
今日から1つだけ置き換える。
それだけで、子どもの脳は変わります。
それだけで、子どもの脳は変わります。
脳が育つ順番は、
①選ばせる
② 考えさせる
③ 任せる
このステップでママのイライラも激減し、子育てがラクになります。
脳は、「正しい」より、「楽しい」で育つのです。
▼ よくある質問
Q. そう言っても動かない時は?
A. それもOK。 待ってあげてくださいね。
問いかけは「考える脳を育てる練習」なので、最初から完璧に動かなくてOKです。
A. それもOK。 待ってあげてくださいね。
問いかけは「考える脳を育てる練習」なので、最初から完璧に動かなくてOKです。
Q. すぐ暴言を吐かれます…
A. それは脳が“ストレスモード”になっているサイン。
指示、要求、アドバイスをすると、否定されたと伝わってしまいます。
何か言いたくなったら、問いかけに変えることで落ち着いていく子が多いです。


