褒めるって実は難しい。逆効果もあるので要注意

 
 
一般的に褒めましょう!って
どこでも聞くと思います。
 
 
 
一方で、逆効果になることもあるので
注意しなければならないんです。
 
 
 
私の生徒さんには
親子関係がまだまだ良くない場合は
褒めなくてもいいよ!って
言っています。
 

ここがポイント25896155_s.jpg

良好な親子関係の基本は「横から目線」 

 
 
 
良好な親子関係の基本は
横から目線で話すことが基本です。
 
 
 
いつも叱られ続けている子を
褒めるとひねくれることがあります。
その場合、親子関係は上下関係です。
 
 
 
褒めるも叱るも、相手のためと思って
やっている行為ですが、無意識に
人の上に立とうとしている
ことになります。
 
 
 
残念ながら、
叱られ続けてきた子ども
親を信頼していないことが多いです。
 
 
 
相手を尊敬するという視点が
持てないからです。
 
 
 
だから、子どもは親の言葉を
素直に受け取ることができないのです。
 
 
 
子どもが親を尊敬することもなければ
親も子どもを1人の人間として
尊敬していません
 
 
 
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良好な親子関係を築こうとするならば
まず、自分が子どもを尊敬しようとする
気持ちが必要不可欠なんです。
 
 
 
ですので、
二次障害が起きている子、
反抗が激しい子は
安易に褒めても通用しません。
 
 
 
「上から目線に、偉そうに」
と悪態をついてきます。
 
 
 
逆ギレをしたり、
なんか裏があるのでは?と
勘繰るお子さんもいます。
(我が家もそうでした)
 
 
 
だからこそ、
良好な親子関係に修復するために
横から目線を意識してみましょう。

 

意外と使っている、逆効果になりがちな褒め言葉

グッドとバッド23755818_s.jpg

 
 
【NGな褒め方】

「〇〇してえらいね」
「〇〇できてすごいね」
 
 
これ、使っている人、
めちゃくちゃ多いです!
 
 
 
ポイントは
「残さず食べてえらいね」と言うより、
シンプルに「残さず食べたんだね」
実況中継がいいです。
事実をそのまま伝えるだけ
 
 
 
「残さず食べてくれて嬉しい^^」
などの、子どもの行動によって、
ママの感情が動いた表現になると
子どもに伝わりやすく、お勧めです!
 
 
 
もう一つ気をつけることがあります。
誰かと比べて褒めるのはやめましょう。
 
 
 
【NGな褒め方】

「お兄ちゃんより上手だね。」
(人と比べていて、評価している)
 
言い換えるなら
「ここ、工夫したんだね。」
「センスあるね」
「集中して頑張ったね。」
 
 
 
結果ではなく、
子どもが行動している過程、
頑張ろうとしている姿勢を
具体的に言葉にしてあげて
くださいね。
 
 
 
「どういうところが難しかった?」
「これってどんなところがポイントなの?」
などと、お子さんのやっていることに
興味関心を持ってあげる
さらに会話が広がります。
 
 
 
ゲーム三昧だろうが
動画三昧だろうが
 

好きなことしかしない、
凸凹っ子を
たくさん肯定して
あげられる秘訣です。

むしろ、ここに
親子関係を修復するチャンス
があるのです。

辞めさせるなんて勿体無い!
脳がいちばん発達するのは
好きなこと・
楽しいことをしている時

ということをお忘れなく!
 
 
 
ポイントは横並びの関係であること。
上から目線では、うるさい!だまれ!と
うまくいきませんのでご注意を!
 
 
 
【NGな褒め方】

「100点すごいね」
結果を褒めている)
 
言い換えるなら
 
「毎日頑張っていた努力が実ったね」
「注意深く、最後まで慎重にできたね」
 
 
 
結果ではなく、
頑張っている過程や姿勢を
言葉にしてあげるんです。
 
 
 
そして、
比べるなら周囲の誰かではなく、
過去の自分です。
 
「ずいぶん上手になったね」
「諦めずによく頑張ったね」
 
 
 

これまでのまとめ

 

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いかがでしたか?
 
事実をそのまま伝える
 
過程頑張ろうとしている姿勢
 具体的に言葉にする
 
・お子さんの行動に
 興味関心を持ってあげる
 
・比べるのは周囲の誰かではなく、
 過去の自分
 
 
 
を意識すると今よりも
親子関係が良くなりますよ。
 
 
 
子どもとの会話が楽しくなってきます。

その前提にあるのが子どもを

1人の人間として敬う気持ち
横から目線です。
 
 
 
子育てって親育て
 
 
 
難しいけれど、
自分が言われたら悲しい言葉は
言わないのが基本です。
 
 
 
いつもいつも、
この料理、クソまずいんだけど〜
この洗濯物の畳み方、なんとかならない?
掃除もろくにできないの?
と言われ続けたら
 
 
 
もうやらなーい!って
どんなママでも
憤慨しちゃいますよね。
 
 
 
それと一緒のことを
私はたくさん子どもたちに
無神経にやってました。
良かれと思っていたことも
全て裏目にでてしまいました。
 
 
 
そりぁ荒れても仕方ないわと
今なら思えますが、
 
 
 
だからこそ
何もない日常に
どれだけ肯定の声かけをするか
が大切です^^
 
 
 
ママ、いつもありがとう。
お疲れ様。
うれしい。って
言われたら、頑張ろうって
思えますよね^^
 
 
 
コミュニケーションって、
子育てだけじゃなくって
夫婦の関係、仕事で関わる人、友人、
近所の方、子どもに関わる方、
どんな人にも使うもの。
 
 
 
子どもをなんとかしたくって始めた
発達科学コミュニケーション。
そんな私が一番よかったのは
 
 
 
論破好きのプライド高い主人
お世話大好き過干渉な同居のお姑さん
との関わりです^^
 
 
 
子どもよりも難しいのは
私にとっての2大ラスボスです。
 
 
 
子どもはだいたい早くて
18年から20年ちょっとで巣立ちます。
でも人生100年時代と言われる今、
その後の人生の方が長いでしょ?


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あなたが、おばあちゃんになっても
幸せな人生を生きるために
使い倒して欲しいのが、
発達科学コミュニケーションです^^
 
 
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