強いこだわりは才能!発達障害・ADHDグレーゾーン男子のこだわりを困ったものと決めつけない家族の対応

もう梅雨ですね!そうすると元気になってくるのがそう、昆虫です!我が家の長男は昆虫博士。しかしながら虫への愛ゆえに思わぬお友達トラブルも。発達障害・ADHDグレーゾーン男子のこだわりを困ったものと決めつけない、家族の対応をご紹介いたします。
 

1.昆虫への愛が引き起こす、お友達トラブル

 
 
もう梅雨ですね。だんだん暑くなってくると虫たちも顔を出し始めます。我が家の長男は昆虫が大好きです。
 
 
ちなみに私は大の苦手です。世間でよく言われる、お母さんが虫を嫌がると子どもも虫嫌いになってしまうという話。あれは完全に我が家には通じませんでした。
 
 
長男は小さいころから虫への関心は並々ならないものがあり、みんなから「昆虫博士」と呼ばれるほどです。
 
 
しかし、それが災いして虫に関してのトラブルが今まで山ほどありました。私はただでさえ虫が嫌いなのに、子どものトラブルにまで虫が関係してくるなんて…本当に恐ろしい!!
 
 
どうして虫のことでトラブルになるのかわかりますか?それは、長男の虫に対しての「愛」が、他のお子さんに比べてアツすぎるからなんです。
 
 
 
 
例えば …
●もう休み時間が終わり教室に戻らなければいけないタイミングで、お友達から捕まえた虫を「逃がしなよ」と注意される。しかし長男にとっては可愛くてたまらず、別れが惜しい。正義感が強いクラスの女子たちに虫を取り上げられ、激怒
 
 
●お友達が虫を気持ち悪がったりすると、「気持ち悪くない!!」怒り、相手が「かわいい」と言うまでいちいち絡む。
 
 
●虫に頬ずりしたりするなど、虫へのスキンシップが過ぎる。
 
 
●虫についての知識が百科辞典レベル。その知識を興味のない人に向かって延々と話し続ける。
 
 
●正直にいうと、お友達がいなくても虫さえいれば良い
 
 
このように、お友達にとってみればどうでもいいことでも長男にとっては一大事!そのため、お友達が「これくらいいいだろう」と思って言ったこと・やったことが長男の逆鱗に触れてしまうのです。
 
 
結果、急に長男が激怒するのでみんなキョトンとしてしまいます。そのために「〇〇くんは、あんなささいなことで怒った」とか、「何もやってないのに急に怒られた」と言われてしまうのです。
 
 

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2.発達障害・ADHDグレーゾーン男子のこだわりを困ったものと決めつけない家族の対応とは

 
 
誰にでもこだわりはあります。でも発達に凸凹があると、長男のようにこだわりが強すぎたり、その衝動性の強さからトラブルにつながってしまいます。
 
 
多かれ少なかれ発達に凸凹があるお子さんは、普段の生活の中で自分の「大好き」「得意」、それらに関する「思いの強さ」理解してもらえない経験をしています。それは、学校など家庭の外では仕方のないことなのかもしれません。
 
 
だけど、お子さんの一番近くにいるお父さんお母さん「大好き」「得意」「思いの強さ」理解してくれたり、理解しようとしてくれるだけで、お子さんは安心します。
 
 
 
 
ですから、もしこだわりに関するトラブルが起きたとしてもそのことに注目して叱るのではなく、まず「どうしたの?」「いま、どんな気持ち?」とお子さんの思いを聞いてあげることから始めてあげてください。
 
 
昆虫のことだったら誰よりもアツく、夢中になることができるこの素敵な才能は誰にでも授けられているわけではありません
 
 
親バカだと思われるかもしれませんが、私は長男のことを現代の「ファーブル先生」だと思って応援しています。そして、このこだわりを武器にして、将来は自分に自信を持って活躍して欲しいと願っています。
 
 
こだわりを困ったものと決めつけず、きらきら輝く可能性を発掘してあげたいですね!
 
 

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執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
 
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