おうちで楽しく遊ぶだけ!発達障害・グレーゾーンの子の漢字の苦手を克服する漫画やすごろく

各地で梅雨入りしましたね。雨で室内遊びが増えるこの時期。この室内遊びをただいつも通り遊ぶのはもったいない!脳の発達のしくみを理解すると、おうちで遊びながら漢字が楽しく覚えられる方法が見つかります!
 

1.梅雨の季節到来!お子さんはどのように過ごしていますか? 

 
 
6月に入り、ジメジメした梅雨の季節がやってきましたね。
 
 
洗濯物は乾かないし、子どもは家の中で遊びまわったり、ゲームに集中しすぎたり。イラッとしてしまうことはありませんか?
 
 
一方、子ども達は雨が続いて外遊びができず、仕方なく家でゲームや漫画を見るなど、ダラダラと過ごしてしまいがちです。
 
 
そんなとき、親は「時間があるのなら勉強の1つでも」と思ってしまうのですが、「勉強する?」と聞いてみても「え~!」という返事がかえってくるだけ。
 
 
 
 
「家でのんびりできる日はダラダラしたいかな~?」なんて思ったりもするのですが、みなさんのお宅でもこのような光景ありますよね?
 
 
実は、外遊びができないこの時期だからこそ、力を入れて欲しい関わり方があるんです!
 
 

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2.発達障害&グレーゾーンの子どもにこそして欲しい!漢字のこんな覚え方

 
 
 うちの息子は、文章を読むことが嫌いです。発達の特性のあるお子さんの中には、字や文章の読み書きが苦手という子がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
 
 
面倒なのか苦手なのか分かりませんが、何にせよ「イヤだ!」と感じるということは、脳の発達が弱いところなのでしょう。
 
 
脳は基本的に得意な部分しか使おうとしません。脳の発達の弱いところを使うとなると、負荷がかかってしまうので使おうとしないのです。
 
 
なので結局、
 
 
その分野がイヤだと認識
  ↓   
使わないようにする
  ↓   
そうするとまた発達が緩やかになる
  ↓   
さらに苦手になる
 
 
といった負の循環に陥ってしまいます。
 
 
困りますよね…
 
 
しかも、「やりなさーい!」と言われ、怒られながらイヤなことをしていると、脳の働きは低下し、効率が落ちる。
 
 
そして、イヤイヤやっていたり、結果が出ないと、また怒られ、せっかく頑張ったのに子どもの脳には不快な記憶しか残らない。
 
 
結果、やったことそのものがイヤになるという誰も得をしない状況になっていきます。
 
 
では、どうすればいいのでしょうか。
 
 
脳は「快」と感じるものしかしようとしません。要は、「楽しい・気持ちいい・またやりたい」と思わせれば良いのです。
 
 
例えば、お子さんが漢字の勉強が苦手だとしたら、みなさんはどのように勉強させようとしますか?
 
 
かつての私は、子どもが覚えるまで、とにかく何回でも書かせていました。
 
 
人は、自分を基準に考えがち。ですから勉強のやり方も、自分が子どもの頃にしていたやり方が正しいはず!と、我が子にも同じ勉強のやり方をさせてしまいがちなんです。
 
 
もちろん、それで難なくこなすお子さんもいらっしゃると思います。
 
 
しかし、発達障害&グレーゾーンのお子さんは、このやり方ではイヤと感じる度合いが高く、効率も悪くなることが多いようです。
 
 
そこで、お母さんに行って欲しいのは、勉強の枠にとらわれず、例えば、漢字の勉強を勉強だと感じさせず、脳に「楽しい!」と「快」を感じさせる方法お子さんが楽しんで勉強に取り組めるようにすること!
 
 
例えば、我が家の場合、室内遊びの延長として、母お手製の「漢字すごろく」「漫画」を活用しています。
 
 
 
 
「漢字の勉強をしなさい!」より、「一緒にすごろくやろう!」の方が子どもも「やろうかな〜」と動いてくれます。
 
 
「本を読みなさい!」より「漫画読もう!」の方が、楽しそうだと脳は判断します。ここは、お子さんそれぞれに合ったスタイルで良いと思います。
 
 
息子の場合、漫画を読んでいて「これって〇〇って読むんだよね?」と聞いてくるようになりました。また、何か書いたときには何となく漢字を使うようになってきました!
 
 
しかも、このように自分から楽しんで覚えた漢字は、忘れにくいんです‼︎
 
 
反対に、親に怒られながら覚えた漢字は、次の日には忘れてることもあります。
 
 
そして、子どもが何となしに漢字を使ってみたり「これ〇〇でしょ?」なんて確認してきた時は、絶好の褒めチャンス!
 
 
「すごーい!」「そんな難しいの書けるんだね!」 「漢字得意になったんじゃない!?」など、笑顔で思いっきり褒めてあげてくださいね。
 
 
これ、脳の発達にすごく大事なことなんです。
 
 
褒められると、脳は「気持ちいい!」と感じて、またやろう」なるんです。
 
 
つまり、行動を褒められることで、
 
 
またやる
 ↓
また褒められる
 ↓
また気持ちいい
 ↓
またやる
 
 
この良い循環が生まれると、その行動に関係する部分の脳の発達が加速するんです!
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもにとって、学校と同じスピードで漢字を覚えるのは困難なときがあるかもしれません。
 
 
しかし、ここで考えて欲しいんです。子どもには漢字を覚えて欲しいのであって、今の学年だけの漢字を覚えることにこだわる必要はないと思っています。
 
 
学年を飛び越えた漢字を知ってることで、学校で友達から「すごい!」なんて言われて、お子さんが一気に漢字に興味を持つようになるかもしれませんね!
 
 
このことは、漢字だけではなく、全てのことに言えると思います。
 
 
どれだけ脳に「快」を与えるか。そこに注目してお子さんに接してみませんか?きっと、良い変化があらわれると思います。
 
 
雨で外遊びができないこの時期だからこそ、おうちで楽しく遊びながら漢字が覚えられる!そんな遊びをあなたもお子さんと一緒に見つけてくださいね!
 
 

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執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
 
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