何度言っても動かない子どもに怒り爆発!後から「また怒っちゃった…母親失格かも…」と落ち込んでいませんか?怒りたくないのにうまくいかない、そう思っているママに、子どもが自分から動けるようになる関わり方をご紹介します。
1.何度言っても動かない息子に「母親失格かも」と感じるほど怒っていた過去の私
我が家の注意欠如・多動症(ADHD)グレーゾーン6歳の息子は、何回指示してもなかなか動けませんでした。
服を取りに行く。
歯を磨く。
かばんを準備する。
どれも難しいことではないはずなのに、すぐに動こうとせず、動いても他のことに注意がそれて、なかなか作業が終わらない。
「ちゃんと育てなきゃ!」
そう焦って厳しくしつけても息子の行動は変わりませんでした。
それどころか、思い通りにならないと酷い癇癪を起こすようになり逆効果でした。
そんな息子に、
「何回同じこと言わせるの!」
「早くして!」
と、「怒らない子育てをしたい」と思っていたのに、現実は怒ってばかり。

毎日癇癪を起こす息子を見ていると、「どうしてうまくいかないの」と私自身もどんどん気分が落ち込んでいきました。
「こんなに怒ってばかりの私は母親失格なんじゃないか」
笑顔溢れる家庭が夢だったのに、理想から離れていくばかりの日常に悩みを抱え続けていました。
2.どうして動けない?ADHDグレーキッズの行動と感情のしくみ
ADHDグレーキッズが、何度指示しても動けない背景には、脳の前頭葉の働きが関係しています。
前頭葉は、
・やるべきことを理解する
・感情をコントロールする
・行動を切り替える
といった役割を担っている部分です。
ADHDグレーキッズは、この前頭葉の働きに偏りが出やすいと言われています。
そのため、
・今やっていることを止める
・次の行動に移る
・気持ちを整える
といった「切り替え」が苦手な場合があるのです。
つまり、やる気がないのではなく行動に移す切り替え力が未熟なだけ。

子ども自身の力では感情や行動をコントロールすることが難しいので、そこに強い言葉で怒られると、脳はネガティブな感情でいっぱいになります。
また、ADHDグレーキッズは、ネガティブな感情が記憶に残りやすいという特徴も持っています。
そのため、ママに怒られるという失敗経験を積み重ねると、
「どうせまた怒られる」
「自分はできない」
という感覚が強まり、自己肯定感が下がってしまいます。
その結果、さらに動けなくなるという悪循環が起きるのです。
だからこそ、「怒らないで子育てしたい!」そう思うママの気持ちは正解です!
そうは言っても、ただ怒らないだけでADHDグレーキッズの行動が変わるなら、最初からママが「母親失格かも…」と悩みを抱えるほど怒っていませんよね。
怒らない子育てが上手くいくためには、ママの関わり方を工夫することがポイントです。
3.怒らなくても自分から動き出す!”小さな肯定”の関わり方
怒らない子育てを実践するうえで最も大切なことは、「できていないこと」を減らすことではなく、「できていること」を増やすこと。
そのために効果的なのが、小さな肯定です。
例えば、
返事をする
立ち上がる
歯ブラシを持つ
かばんに手を伸ばす
このような行動の”始まり”を見逃さずに言葉を伝えます。
我が家で実践したのは、実況中継。
「今から服取りに行くんだね!」
「歯磨き粉つけてる姿かっこいい!」
「もうかばんの準備始めてる!早いね!」
大げさなくらい、今できていることをそのまま言葉にする。
すると、指示しても動けなかった息子が、少しずつ自分から動けるようになっていったのです。
「できていること」を言葉にして伝えたことが息子の自信につながり、今では、声をかけなくても自分から準備をしたり、「手伝おうか?」と自分から動く姿も見られるようになっています。

また、私自身もできていることに目を向けるようになったことで、声のかけ方を選び直せるようになり、母親失格かもしれないと思うことはなくなりました!
今では親子で笑顔で過ごせる時間が増えて、理想だった家族に近づいたように感じています。
怒らない子育ては、子どもを甘やかすことではありません。
子どもの「できないこと」を怒るのではなく「できていること」を伝える。
小さな肯定の積み重ねが、子どもを自分から動く子どもへと育てていきますよ。
怒っても、注意しても
学校での困りごとが減らないなら
見直したいのは
子どもではなく
関わり方かもしれません。
家でも学校でも
落ち着いて過ごせるための
方法をまとめています👇
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執筆者:みやもとひろこ
(Nicootto Project 発達科学コミュニケーショントレーナー)
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真面目なママほど、しっかり躾けなきゃ!と子どもを叱りあとから自己嫌悪に陥っていることが多いように感じます。ママが悪いわけではないんです。ただ、知らないだけ。子どものことを理解することから始めてみませんか?無料メール講座でADHDグレーゾーンの子のあれこれが学べますよ。




