おはようございます!
今日は発達障害という言葉に
フォーカスしてお話しします。
ちょっと真面目な話。
発達障害。
この言葉は最近めっぽう知名度が上がり
良くも悪くもニュースとして
取り上げられる回数が
ここ1〜2年で一気に増えました。
人って何か不確かなものを
名前をつけたり定義付けすることで
安心感を覚えます。
だからこの子育てにくい。
コミュニケーションが取れない
という解決策が見出せないことに対して
「発達障害」という言葉が
当てはまった場合、
人はどういう動きをするのか。
「発達障害とは」
と知識を得ようとしますね。
これ決して悪いことではないんです。
まず知ることは大切だから。
そこは誤解しないで読んでほしいです。
けれども。ここで落とし穴。
その「発達障害とは」
「発達障害マニュアル」
なんてものがあろうものなら
我が子をそこに当てはめてしまう
ことがあるということ。
散々困ってきて何かにすがりたくなる
その気持ちとってもよく分かります。
私がそうだったから。
だけどね。
当てはめた時に実は
「じゃあどうしたら?」
が我が子に当てはまらないことがある。
その時に人は
さらにパニックになるんです。

ここから私のお話をします。
私は息子が2歳になる前から
この子発達障害なんじゃ。
と思ってました。
座ってられないし
人の話が届いてない。
とにかく育てにくい。
だから私がしたことがまさに
「発達障害とは」を調べ
「この子は多動がある。ADHDか」
「この子はこだわりがある。ASDか」
1つ1つの事例を当てはめて
そこに書かれた対応策を
ひたすら試したことでした。
一生懸命調べているのに
いくら試しても改善しない。
息子は発達障害のはずなのに
なんでうまくいかないの?
だから今度は診断を受けることに
力を入れました。
専門家が「発達障害」って診断したら
私の考えは間違ってない。
診断されたらきっと何か変わるはず。
そしてグレーゾーンと診断された時
正直ホッとしたんです。
これで救われるって思ったんです。
けれども診断されただけじゃ
正直何も変わらなかったんです。
ここまで読んでみていかがでしょう。
当時の私は
「発達障害」という言葉に囚われ
息子のことを
全く見ていなかったんですね。
知識を得ることはとても大切。
けれどももっともっと
子どもたちの成長に必要なのは、
ママが子どもの「本質」を見抜くこと。
私はこれを
「困りごとの根っこ」
と呼んでいます。
表面的な困りごとを
1つ1つ事例を当てはめていっても
それは徹夜して覚えたテスト勉強と同じ。
付け焼き刃な知識です。
そうではなくて。
困りごと1つ1つに繋がっている
「根っこ」を見つけ
そこにフォーカスをすること。
これができてこそ
どんな困りごとにも
対応できる子育てが可能になります。

子育ての悩みは
その子の成長に伴い変わるからこそ、
今目の前で起こっている困りごとは
どうして起こったのか?
その前後の子どもの行動や環境を
ぜひ観察してみてください。
そこに解決の糸口が隠れているから。
今ネットや本で夜な夜な検索しても
答えが見つからないママさんへ。
今日もお読みいただき
ありがとうございました^^