さて今日は、

起立性調節障害の子、

どう起こせばいいですか?

という質問にお答えします。

 

これは本当によく聞かれます。

 

起立性調節障害のお子さんを

育てているママなら、

こんな朝を経験したことはありませんか?

 

「あと5分」と言われて待つ。

5分後に声をかける。

 

「起きるって言ったじゃん。」

また布団をかぶる。

少し強めに声をかける。

 

すると、

「うるさい!」

「分かってる!」

「もういい!」

気づけば朝から親子で大喧嘩。

仕事へ向かう車の中で涙したり、

途方に暮れてリビングで呆然としたり。

 

こんな朝を、

私も何度も経験しました。

 

「どうやったら起きるようになるの?」

 

私も息子が起立性調節障害だった頃、

私自身、

毎朝この答えを探していました。

 

優しく起こす。

光を当てる。

カーテンを開ける。

好きな音楽を流す。

朝ごはんの匂いをさせる。

寝る前に宣言させる。

寝る前のスマホを制限する。

 

何時に起こすのがいいのか調べたり、

ネットの記事もたくさん読みました。

 

でも…

どれも効果がほとんどなかったんです。

 

「早く起こしてください」

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こんなちまたの常識のとおりに

やろうとしてもうまくいかな。

 

それができないから困ってるんです!

って思っていました。

 

 だから今日は、

ひとつだけお伝えしたいことがあります。

 

起こし方より先に見るものがあります。

 

それは、

「今、この子の脳はどこまで

 動ける状態なのか?」

です。

 

例えば、

布団の中で目は覚めている。

返事はできる。

だけど体が動かない。

 

この状態と、

目も開かない。

声も届かない。

揺らしても反応が薄い。

 

この状態では、

同じ「起きない」でも

脳の状態はまったく違います。

 

さらに、

起きられるけれど、

「学校」

という言葉を聞いた瞬間に

固まってしまう子もいます。

 

ここには、

体だけではなく、

ネガティブ思考や予期不安が

関わっていることも少なくありません。

 

だから私は、

「どう起こしたら起きますか?」

と聞かれた時、

 

すぐに起こし方は

お答えできません。

 

今は寝たいだけ寝かせた方が

いい子もいるし、

 

ちょっと、

声をかけて脳にエンジンをかけて

あげた方がいい人もいる。

 

寝起きのところはスルーして、

ほかのアプローチをした脳がいい子も

います。

 

まず知りたいのは、

この子は、

体が起きないのか。

脳が止まっているのか。

 

学校への不安でブレーキが

かかっているのか。

ここなんです。

 

実は、

起こし方を変えたから

学校へ行けるようになった子は、

私はほとんど見たことがありません。

 

でも、

お母さんが

「今日はここまで動ける状態なんだ」

と見立てられるようになると、

朝の声かけが変わります。

 

子どもの反応が変わります。

 

親子喧嘩が減ります。

 

そして、

少しずつ、

「自分で起きてみようかな」

という力が戻ってくる子を、

私はたくさん見てきました。

 

例えば昨日ご卒業されたMさん、

お子さんのスマホ制限をなくしたら、

昼夜逆転がひどくなりました。

 ※ここは想定内です。

 

だけど、その代わりに起きてる時間の

肯定を増やしていただきました。

すると、職業体験の学校行事

絶対に行きたいという意欲が

宿ってきました。

 

そしてなんと前日は夕方に就寝。

それから、朝5時に起き、

ササっと身支度を整えて

なんと自分で地図を調べて

20分かけて集合場所に自転車で

出かけていきました。

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4日間ある中の2日通い、

そして3日目を自分で調整して休み、

4日目に備えるという調整力まで

見せてくれました。

 

中学2年になって

一度も登校していない子に、

 

ママは「奇跡かと思いました」

と話されました。

 

いえ、奇跡ではありません。

 

ここまでの2か月毎日

成功体験をインプットし、

ネガティブ思考をリセットし続けた

その結果なのです。

 

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※グラフ、ママの変化がまず素晴らしい!

 

朝は、

一日のスタートではありません。

 

実は、

その子の脳の状態を教えてくれる、

ヒントになる時間です。

 

たとえるなら、

朝は「脳の天気予報」です。

 

雨の日に、

「なんで晴れないの!」

と空に怒っても、天気は変わりません。

 

でも、

 

「今日は雨なんだな」

「風も強いな」

「じゃあ今日は傘が必要だな」

 

とわかれば、動き方を変えられます。

 

朝、起きられない。

布団から出られない。

声をかけると不機嫌になる。

 

それは、怠けの証拠ではなく、

その日の脳のコンディションを

教えてくれるサインです。

 

だから、起こし方を探す前に、

「今日は脳の天気、どうかな?」

「どこで止まっているのかな?」

と見てあげる。

 

それだけで、

ママの朝は少し変わります。

 

そして、

子どもの未来も、

少しずつ変わり始めます。

 

実は今、

夏休みのワクワク企画を考えています。

 

というのも親子の変化成長の

素晴らしい記録が

私のもとにはたくさんあります。

 

それを大事に私だけで温めていても

仕方ないなと。

 

文化祭のような感覚で

来ていただける企画を

絶賛企画中です!

 

ぜひお楽しみに^^

今日はここまでです。