さて今日は
「うつ状態の中2女子。
先生も驚く成長!」
というお話です。
今日は卒業されたママを
ご紹介します。
「成績は、つきませんでした。」
通知表には、
斜線が並んでいました。
けれど、その通知表を見て、
この親子は一緒に喜びました。
なぜならそこには、
数字では表せない、
娘さんの半年間の成長が
ちゃんと残っていたからです。
このママは今年の1月に来られたママ。
抑うつ状態で不安が強く、
学校へ行くことが難しくなっていた
中学2年生の娘さん。
起立性調節障害と診断も
ついていました。
そんなお子さん、最初は
うつ状態からの回復に時間をかけましたが
5月から少しずつ
別室へ行けるようになり、
やがて、
教室にも入れるようになりました。
友達との関係も
少しずつ戻ってきました。

そして夏休み前の終業式。
娘さんは、
「2時間目から行く」
と、自分で決めました。
半年以上ぶりに、
みんなと同じ教室で
通知表を受け取ることができたんです。
部活にも参加しました。
担任の先生からは、
「担任として、
こんなに嬉しいことはありません」
そう言っていただいたそうです。
けれど、
ここまでずっと
右肩上がりに回復してきたわけでは
ありません。
7月の2泊3日の宿泊学習は、
まだ体調に波があったため、
「今回は行かない」
という選択をしました。
以前だったら、
「せっかくここまで来たのに」
「行った方が
自信になるんじゃない?」
「ここで休ませて、
また動けなくなったらどうしよう」
そんな迷いが、
ママの中にあったかもしれません。
けれど今回は違いました。
「行く・行かない」だけで
判断するのではなく、
“今、娘は回復のどの段階にいる?”
と考えられるようになっていたからです。
今必要なのは、
背中を押すことなのか。
それとも、
いったん休んで
次に動く力をためることなのか。
娘さんの“今”を見ながら、
選ぶことができました。
私はここが、
とても大きな変化だと思っています。
なぜなら、
回復途中の子どもは、
毎日同じ状態ではないからです。
昨日できたからといって、
今日もできるとは限らない。
一度休んだからといって、
後退したとも限りません。
だからこそ、
「学校へ行けたかどうか」ではなく、
今どこまで回復しているのかを見ること。
それが、
次の一手を間違えないための
大切な判断軸になります。
そして、その夏。
娘さんから、
「やりたい!」
が次々に出てきました。
初めての原宿へ行き、
古着屋を巡る。
浴衣を着て、
友達と夏祭りへ。
2年間伸ばしていた髪を、
自分で決めてボブにする。
そして、
自分で行きたい塾を選び、
夏期講習にも通い始めました。
誰かに
「やりなさい」と言われたからでは
ありません。
娘さん自身が、
「私はこれをやってみたい」
と選び、動き始めたんです。
去年とはまるで違う、
笑顔いっぱいの夏になりました。
実はこのママ。
最初にお話ししたときは、
講座を受講することを
一度保留にされました。
そして3か月後、
「やっぱり変わりたい」
と受講を決断されました。
後になって、
「本当に講座を受けて良かったです!
ひとつ悔やまれるとしたら、
最初からこの講座を受けておけば
よかった」
そう話してくださいました。
それでも、
迷っていた3か月があったからこそ、
「このまま待っているだけではなく、
私が関わり方を変えよう」
と、ご自身で決められたのだと思います。
そこからママは7か月間、
それまでの子育ての
「当たり前」を一つずつ
変えていきました。
優秀と言われることの多かった娘さんに、
できていないことではなく、
今できていることを見る。
行けた、行けなかっただけで
一喜一憂しない。
休むときには休ませる。
動けるときには、
ほんの少し背中を押す。
そしてまた揺れたら、
「今はどの段階?」
と見直して、
関わり方を変える。
何度も何度も、
それを繰り返しました。
その結果、
変わったのは
学校へ行ける日数だけではありません。
娘さん自身が、
「今日はどうする?」
「私はどうしたい?」
「今の体調なら、
どこまでできそう?」と、
自分の体調と気持ちに気づき、
考え、選び、動けるように
なっていったのです。
これが、
私が大切にしている本当の意味での
回復です。
ただ体調が戻るだけでもない、
ただ学校復帰を目指すものでもない。
お子さんの生きづらさを
根本から取り除くものです。
「学校へ行けたら成功」
「行けなかったら後退」
そんな安直な二択ではありません。
揺れながら、
少しずつ次の段階へ進んでいきます。
だからこそママが、
「今は見守る?」
「今は背中を押す?」
を、その日の不安や焦りではなく、
わが子の“今”を見て
選べるようになること
がとても大切です。
もし今、
「朝、起こした方がいい?」
「休ませていい?」
「そろそろ学校の話をしていい?」
「このまま待っていて大丈夫?」
そんなふうに
毎日判断に迷っているなら、
まずは、
わが子が今、
回復のどの段階にいるのか
を知るところから
始めてみてください。

わが子の今を見て、今日の一手を選べるママになりたい方はこちら▼
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その最初の一歩にしてください。
今日はここまでです。


