みなさんは吃音について
調べた時に、
・発症3年以上経過すると
治りにくい
・8歳以後の吃音は
治りにくい
という情報を見たことが
ありますか?
「〜にくい」
と言うように、よくならない
わけではないんです。
ただ、吃音歴が長いと、
吃音に対するネガティブな記憶が
たまっているので、
治療に苦戦する、
というのは事実です。
ですが、時間はかかっても
よくなります。
今日は、吃音を発症して
3年以上が経過し、
諦めるしかないかと
思っていた時に
私を見つけてくれた
Nさんをご紹介します。
Nさんの娘さんは
3歳で吃音を発症し、
小学1年生になって
一気にどもることに対して
「恥ずかしい」と思うように
なってしまい、
人前で話す事に自信をなくして
しまったところでした。
Nさんからのメッセージを
ご紹介します。
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どもる娘をみていると、
「なんで私の娘が?」
とイライラしてしまい、
娘は何も悪くないのに、
目をそむけてしまうことが
ありました。
肯定するところを探そう、
と思って娘をみるようになってから、
今まで見逃していた
娘のいいところに
気が付くようになりました。
こんなにいいところが
あったんだ〜!
と発見できることが楽しくて、
大分、肯定上手になってきたと
思います。
今では、
ほとんどどもっていませんが、
発コミュに出会えて
吃音に感謝したい気持ちです。
発コミュに出会わないままだったら
娘の良さに気づかず、
本当の娘を見失うところでした。
できるならもっと早く
出会いたかったです。
これから吃音に悩んだ4年分を
取り戻そうと思います。
ありがとうございました。
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Nさん、ありがとうございます。
目をそむけたくなる気持ち、
分かります。
私もそうでした。
というか、
本当に背けてしまう時が
何度もありました。
そんな気持ちが起きることも
否定しないでくださいね。
私も何度も自分を責めましたが、
そんなことをしても良い方向には
なりません。
嫌な感情も良い感情も
自然なことです。
親だって人間ですから
完璧ではいられません。
けれども、発コミュを学び、
肯定するとろを探す目が
養われてくると、
子どもの良さや可愛さ、
得意なところ、長所など
いろいろ見えてきますよね。
Nさんの見方が変わったことで、
表情が変わり、
言葉が変わり、
娘ちゃんも変わりました。
本当に嬉しいです。
子どもはママの笑顔と
ママの言葉で
エネルギーチャージできます!
ママの言葉が脳のサプリに
なって脳が発達してくると
吃音は落ち着いてきます!
みなさんも、ぜひ、
お子さんの良いところ探しを
してみてくださいね!