今日は、
学んだことを素直に実践して
癇癪を落ち着かせることに
成功したママ
についてご紹介します♡
5歳年中の女の子のママ
Yさんです。
娘さんは、
「1番がいい!」
「完璧がいい!」
というこだわりのある子で、
ちょっとでも思った通りに
いかないと癇癪を起こしていました。
ママは、毎日娘さんの顔色をみて
怒らせないように
と神経をすり減らしていました。
レクチャー2まで進んでも
お子さんの困った行動が
減らなかったため、
あること
を実践していただきました。
今日はYさんからのメールを
ご紹介します。
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お風呂から出て妹が1人で
パジャマを着ていました。
お姉ちゃんはまだ下着のままです。
妹が
「ママ!みて!完璧!
パジャマきれたよー!」
と言うと、何を勘違いしたのか
お姉ちゃんがそれに反応して、
「私の事、完璧じゃないって言った。
なんてひどいんだ。」
と言い出しました。
そこで、
「妹ちゃんは自分でパジャマを
着れたから、
自分に完璧!って言っただけだよ。
お姉ちゃんの事、何も言ってないよ」
と伝えました。
でも、
「私の方がパジャマ着るのが遅い、
なんでなんだー」と騒ぎ始めました。
(ここからお伝えした方法を
実践スタート!)
これはダメだと思い、
私はすぐに背中を向けました。
↓
先生と同じように掃除を始めした。
洗面所の掃除をしてスルーしました。
するとどんどん騒ぎ始めます。
どんどん足をならし、
ドアをバンバンします。
私が反応しなかってので、
背中をバンバン叩きにきます。
それでもスルーしました。
(Yさん!よく耐えてます!)
ブーブー怒りながら、どんどん叩き、
そしてまた私のことを叩いてきます。
(心折れそうになるところ!
頑張ってます!)
妹が「ママ私もやるー」
と言ってきたので、
2人で掃除をしました。
それでもまだ怒り狂っています。
妹が歯磨きをすると言うので
姉をスルーしたまま違う部屋に行き、
歯磨きをしました。
そして、妹を別のところで
1人で遊ばせ、私はまた洗面所に行き、
トイレ周りの掃除を始めました。
今度は姉が洗面所のドアの前に
立ちはだかります。
そしてまた叩きにきます。
まだまだ反応に変化がないため、
私はスルーしました。
(よく心折れなかった!拍手!)
そして、私がトイレの中を
ブラシで磨き始めました。
すると覗きにきて、
「ママ何やってるの?
私もやりたい」
と反応が変わり、
私の行為に興味を
持ってきました。
なので、
「○ちゃーん!」と笑顔
で顔をみて、
「ママね、今トイレを掃除してるの。
このブラシでゴシゴシこすると
汚れが落ちて綺麗になるの!
一緒にやってみる?」
すると今まで騒いでたのが
嘘みたいにニコニコしながら
トイレ掃除を始めました!!
昨日は騒いでいる時間が
とてつもなく長かったのですが、
スルーして変化があったタイミングで
反応し関わりました!
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Yさん、拍手です!
よくがんばりました!
このメールを読んでいて
私は涙が止まりませんでした!
冷静に文章にしてくれていますが、
癇癪の子をお持ちの方は
わかると思います。
どれだけスルーすることが
大変かということを!!!
「癇癪」というのは、
その子の特性でも
性格でもありません。
癇癪を起こした時に
ママが反応してくれた!
という経験から誤学習したこと
なのです。
ちょっと騒いだぐらいでは
親が反応しなくなったり、
ちょっと暴言を吐いたぐらいでは
親が反応しなくなると、
手を出してくるようになります。
そこで反応すると、
次回からすぐに手を出して
親の注目を集めようとしてしまいます。
Yさんには、痛い思いをしても
青あざをつくったとしても
グッと堪えてスルーするよう
お願いしました。
Yさんは優しいので、
すぐ抱きしめてあげたく
なってしまうママさんでした。
そんなの子どもからしたら
嬉しいですよね!
癖になります!!!
だからこそ、
ここは心を鬼にしてスルー
していただきました。
癇癪を起こすこと、
手を出すことには
何の効果もないこと、
嬉しいことは起きないことを
学習してもらうためです。
この実践を繰り返した結果、
毎朝、起きた時からあった
娘ちゃんの癇癪が激減しました!
まだ成果が出て間もないので、
癇癪以外の方法で
どんなことをしたらママが
反応してくれるのか?
を理解させるために
良い行動をした時に
見逃すことなく
反応することを増やす
ようにしてもらっています。
Yさん、ご紹介させていただき
ありがとうございます!!
癇癪は必ずなくなります。
今、ひどい癇癪の渦中にある方は
信じられないかもしれないけれど、
必ず変わりますから、
くじけそうになった時、
たたかれながらもスルーし続けた
Yさんを思い出して、
子どもと自分を信じて
実践してみてください!