吃音が悪化する条件を知って症状を進ませない!

吃音

吃音には、
症状が悪化する条件
というものがあります。

それを知ることによって
症状の進行をくいとめ、
吃音をよくする
ことができます!

では、その条件というのは何か?
というと、いろいろあるのですが、

言葉を覚えている最中の
子どもたちにとって
影響力があるものが、
言葉の発達す。

どうやって言葉って
発達していくのか、
ということから
簡単にお話していこうと
思いますが、

まずは、耳から聞いた言葉を
どのようなシチュエーションで
聞いたか、

その経験を記憶する
ところからスタートします。

何度も繰り返し聞いているうちに、
赤くて丸くて食べると甘ずっぱい
この食べ物は「りんご」
というんだ!
理解し、記憶します。

脳の中に「言葉の辞書」
のようなものが
作られている状態です。

この「言葉の辞書」は、まだ

「理解できる言葉の辞書」

のレベルです。
つまり表出できる言葉までには
成長していません。

私たち大人でも
理解できる言葉の数
自分が会話や作文の中で使える
表出できる言葉の数
一致していません。

例えば!

池上彰さんの解説を聴いて、
「なるほどね〜」
と理解できたとしても、

池上彰さんのようには
解説できないことって
あると思います。

理解が深まり、
自分の知識になって
いないものは

うまく表出できないんです。

子どもたちも同じです^ ^

日々、たくさんの言葉を聴いて、
たくさん記憶して、
理解できる語彙が増えていきます。

が、

表出できる語彙までに
成長するにはタイムラグが
あるのです。

そんな時、
何か説明したい時に
「なんて言うんだったっけ?」
というイライラした状況が
子どもの脳の中で起きます。

うまい表現を
知っているけど、

想い出せない!!
うまく伝えられない!

というストレスで
吃音が増えていきます。

それが、
幼児期〜小学校低学年の
発達性吃音の特徴です。

では、どうしたらいいか?
というと、

周りの大人が使う言葉を
子どもの言語発達の
レベルまで
下げて
ほしいんです

吃音が増えているな〜、
という時期であれば
なおさらです!

こちらの話は短く、
シンプルに!

ママやパパが難しい言葉や
長い文章を話していると、

子どもたちも
そこを基準にして話そうと
してしまいます。

つまり、
吃音が悪化する条件
というのは、

その子の脳の発達と
ギャップがある状態で
起きやすいんです。

だから!

我が子の脳の発達レベルを
知ることが大事になります。

吃音×発達凸凹キッズに
話しかける時だけではなく、

夫婦の会話や
上のお兄ちゃんお姉ちゃんとの
会話も、

短く!
シンプルに!
わかりやすく!

でお願いします。

 

 

 

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