幼児期に発症する発達性吃音は体質なのでどうにもなりません。ただ、お子さんが発症してしまったのなら、吃音が改善しやすいように環境を整えてあげる対応は今すぐにもできることです。
吃音はどもった時に経験した嫌な記憶がどんどん症状をこじらせていき、治りにくくしていきます。つまり、「時間」の問題で考えると、幼児期はまだ吃音に関わる嫌な経験が少ないので、早めに対応することで改善しやすい、ということです。
「量」についても同様です。吃音を発症してから経過が長くなればなるほど嫌な記憶の量も増えるので吃音に対する偏見が生まれやすく、悩みも根深くなり、治りにくくなっていきます。
吃音を発症したら様子を見ていないで早めに対応するのがよいとされる理由は、この時間と量の問題があるからです。
さらに「質」の問題です。とは言え、吃音を発症している間は嫌な経験をするものです。
その時に親子で吃音について相談できる関係になっていれば、「今日は◯◯くんにどもってるの真似されて嫌だった」とお子さんが悩みを愚痴れるようになるので、お母さんとの会話でネガティブな記憶の緩和ができます。「質」を変えるのは親子の会話なんです!
吃音に関するネガティブな気持ちや記憶をお子さん1人に抱え込ませないように親子のコミュニケーションで悩みが小さいうちに軽くしておくことが吃音改善の早道になります。
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