ママの言葉と想いが伝わらないのはママのせいでも吃音のある子どものせいでもなかった⁉︎

脳を育てる

褒めているのに

子どもの反応が変わらない。

というのは、


ママのせいでも、

子どものせいでもなく、

お子さんの持って生まれた

脳の特性によるかもしれない!

というお話をします。

人は、生まれた後に、

どんな対応をされてきたか、

どんな言葉をかけられてきたか

によって物事の捉え方を決める

脳内フィフターをつくっていきます。

ここに少しだけ

持って生まれた特性が

影響してくる子がいるのです

大きく分けると

2つパターンがあって、

今回はその一つを解説します。

いわゆる

「捉え方が独特な子」

と表現される子です。

ことばを字面通りに

受け止めてしまう傾向があり、

 

ことばの裏や含みを

捉えるのが苦手、

あるいは、

言葉の裏ばかり読んでしまい、

そのまま受け取れない子です。

例えば、

「あんたは片付け下手だよね」

と言われると、

「そうか!

私は片付けできない人なんだ」

字面通り受け止めて、

変わろうとする努力を

やめてしまう子がいます。

あるいは、

「片付けてくれてありがとう」

と伝えると、

「片付けない時の自分はダメ

ってことだ。」

とママの期待に100%

答えられない自分を自覚して、

「そんなことで褒めないで」

褒めを拒否する子です。

つまり、傾向としては、

ママが無意識で言った一言が

決定的な事実として

受け止められてしまい

そこから何度言っても

変わろうとしなくなってしまったり、

あるいは、

ママの褒めを受け入れると、

その後もずっとそれを続けないと

ママをガッカリさせてしまうと思い、

今以上にも今以下にもならないところで

止まろうと、

褒めを拒否する子です。

このタイプの子を育てているママは、

「つきこが褒めろ!

って言うから褒めてるのに

うまくいかない〜!

もうやだ〜!

褒めても無駄。やめよう。

となって声かけが減っていきます。

そう!

そんなママが常に感じるのは、

たくさん褒めて、

たくさん愛情をかけているのに、

子どもに伝わらない!

という感覚です。


知らず知らずのうちに

ママからの

コミュニケーションが

減ってしまう!

というママになりやすいのです。

「体験✖️コミュニケーション」

と言われても、

難しいですよね。

コミュニケーションが

広がり、深まるのは、

 

「リアクション」

 

があるからなんです。

同意する

共感する

反対する

反論する

良いリアクションでも

悪いリアクションでも、

何かしら反応があれば

コミュニケーションって

続くものなのですが、

反応が得られにくい子を

育てているママは、

子どものリアクションの薄さから

徐々にコミュニケーションの

頻度と量が減ってくるので、

気がついた頃には、

ことばの発達が遅れている、

お友達とのコミュニケーションが

苦手な子だな、

ということになります。

ですので、

私たち親子のことかも⁉︎

と思われた方は、

反応がなくても、

褒めることをやめない、

ということを意識してください。

そして、褒める時には、

小さなこと、

当たり前のことを

できるだけ具体的に

褒めてあげてください。

「片付けしたね」

「勉強してるね」

「お手伝いありがとう」

というのは、

まだ大きくて、

具体的ではないんです。

「消しゴムのカス捨ててくれたんだ」

「算数もう2問といたの!」

「お茶碗シンクに運んでくれてありがとう」

やっていることを分解して、

どの行動が良いとおもっているのか

具体的にしていきます。

その他のできていない

ところがあっても、

ママはいつも、

 

・いいところを見つけてくれる、

 

・自分のことを見ててくれてる、

 

・自分のことをわかってくれてる、

 

・大事にしてくれてる、

ということが伝わり、

「大好きだよ」を100回

言うよりも子どもからの

信頼を得やすくなります。

ポイントは、

めげないことです!

私も何度も心が折れそうに

なりましたが、

諦めずに続けていたら

娘に伝わっていたんだ!

ということが、

最近になって

わかってきました。

いつから伝わっていたのか

わからないぐらい、

リアクションは薄いのですが、

中学生になってから

いろんな話をする時に、

「ママがわかってくれてるのは

知ってる」

という言葉がちょこちょこ

出るようになりました。

言葉は脳の中に入り込みます。

持って生まれた特性はあっても、

その後、

どんな言葉、

どんな対応をしてきたかで、

脳内フィルターが育ってきます。

今回、ご紹介した

「具体的に褒める」はごく1例です。

このタイプの子には、

肯定のバリエーションが

必要ですので、

ママが専門的に褒め方を

学びましょう!

講座でお伝えしていますので、

挑戦したい方は、

お問い合わせください^ ^

 

タイトルとURLをコピーしました