脳の報酬系のバトル!吃音×発達凸凹キッズとメディアの付き合い方

脳を育てる

 

吃音×発達凸凹キッズに

叱らない子育てを

頑張っているのに、

 

子どもが

ゲームや動画にはまり、

切り上げられない問題

お困りのご家庭が

あると思います。

 

最近のゲームや動画製作者は

人間の脳の仕組みを

よく研究していて、

 

「もっともっと!」と

夢中になる仕組みを

散りばめています。

 

一方、そんな子ども達を

一生懸命育てている

ママ・パパや教育関係者は、

 

なんとかしてメディアから

遠ざけようと、

 

・メディアによる悪影響を
 問いたり

・使用時間・場所・方法の
 ルールをつくって

 

制限をかけようとしています。

 

この制限に素直に応じる子も

いますが、

 

脳の報酬系に弱いADHDタイプの

お子さんや、

 

先の未来なんか気にしていられない

今を全力で生きている子ども達から

すると、

 

脳への悪影響、

目への悪影響を問かれても、

 

なかなか心動かされて

行動を変えるということが

難しい場合もあります。

 

そこで最終的には、

叱ってメディアを力づくで奪う、

なんてことも起きてしまいます。

 

これでは

脳が発達しにくい状況を

どんどん作り出してしまうので、

別の方法を考える必要があります。

 

 

すなわち、

脳は報酬系に弱いのだから、

メディアから得られる以上の

報酬=ご褒美を用意して

切り替える力を育ててあげる、

ということです。

 

まさに

脳の報酬系の奪い合いバトル!

です。

 

25463723_s.jpg

 

具体的にどうするか、

というと始めは物を使った

ご褒美でもいいと思います

 

ゲームを切り上げる時間を

本人に決めさせる、

または一緒に決めて、

1週間約束を守れたら

嬉しいご褒美が待っている!

とします。

 

 

その時に、ただご褒美の

ものだけ渡していると、

ご褒美に依存するようになるので、

 

毎日、肯定の声かけを続けます

たとえ約束の時間よりも10分長く

メディアを使っていても

自分で切り上げたとしたら

 

「自分で終えられたね!」

 

と自分で終えたことを記憶に

残すように声かけします。

 

そんなことを繰り返し、

1週間たったころに待ち望んだ

ご褒美が手に入ったら、

 

「自分で切り上げた自分ってすごい!」

 

と自分がしたことに対して

ポジティブな記憶が

残っていきます。

 

すると、それがその子の

価値観となり、

 

次第に物のご褒美がなくても

自分をコントロールしている

自分を評価することで満足感が得られ、

行動を継続することが

できるようになります。

 

メディアのせいで親子バトルが起き、

吃音の症状が安定しない!

という方は、

ぜひ、戦略的にお子さんの報酬系を

活用してみてください!

 

 

始めは投資が必要ですが、

脳が学習すれば次第に治ります。



タイトルとURLをコピーしました