ママがお家で
子どもの発達の専門家!
になるために、
助けてくれるのは
知識!
です。
知識がないから迷うし、
知識がないからイライラする
なんてことがあります。
ですので、こちらの
メルマガでは、
退屈に思われるかもしれませんが、
時々、専門的な
お話を交えていきますね。
後々、振り返った時に
自分専用の教科書になるので、
参考になった場合は、
保存して記録に残してください^ ^
今日は、
心理学や教育学を
かじったことがある人には
有名な
先行刺激(Pre-stimulus)!
についてお話します!
人は何かを決めたり、
行動する前に、
どんな刺激を受けたかによって
その判断が左右される、
というお話です。
例えば、
「夏休みの計画どうする?」
と旦那様や子どもたちに言われると、
頭の片隅に「夏休みの計画」
というものが残ります。
すると、ネット検索や
情報番組をみていると、
ついついそのお出かけスポットに
目がいくようになります。
あるいは、
「このお化け屋敷すごい
怖いんだよ」
と言われると、
入る前から怖くなって、
大したことないのに、
ちょっとの刺激で
「きゃ〜!」とか
叫ぶほど怖がるようになります。
このように何か行動する前に
どんな刺激を与えられるかで
人の反応や判断は左右されます。
そこで、これを
みなさんの子育てに
置き換え考えてみてほしいんです。
ママの言葉というのは
子ども達にとって
先行刺激なんです。
朝、お支度が遅い子が
いたとします。
外出の時間がギリギリに
なってしまった時に、
「もう!早くして!
なんでそんな鈍くさいの!!
あんたのせいで
ギリギリになったじゃない!」
と言われて登園・登校した子は、
「自分は遅い」
「自分は鈍くさい」
という言葉が頭の片隅にあるので、
先生から
「支度ができた子からこれして」
と言われただけで、
自分は遅いんじゃないか?
鈍くさいんじゃないか?
みんなの迷惑になってるんじゃないか?
とソワソワして行動が
本当に遅れてしまう子がいます。
一方で、
「君なら1分でできる!
よーいどん!でやってみよう!」
と言われると
1分以内にできちゃう子がいたり、
「あなたって絵の才能あるよね!
こんな色使い、ママにはできない。
すばらしいよ。」
と言われた子は
どんどん自由に!斬新に!
色を使って楽しみ、
絵画で賞をもらったりする子が
出てきます。
私たち親の言葉は
子どもの脳を常に刺激します。
この先行刺激にどんな言葉を
選ぶかでその子の思考が決まり、
それが習慣になり、
最終的に性格にまでなっていきます。
行動が遅い子に
「遅い!」と言い続けて
本当に遅い子に育てるか、
「昨日は5分だったけど
今日は4分でできたよ!
どんどん早くなってるね!」
と言って「早く行動ができる子」
だと思わせて育てるか、
どっちがいいですか?
私たち親のかける言葉は
子どもの思考や性格まで創る!
と想像して、先行刺激を
上手に使いこなしてみてください^ ^