「時間がない!」の捉え方を変えることで乗り越えた私と娘の吃音克服法

吃音

 

前回は、

娘の吃音と向き合うために

時間をつくる挑戦をして

悪循環にはまった私の失敗談

お話ししました。

 

読み逃した方はこちら▼▼

https://www.agentmail.jp/archive/mail/3198/10383/657177/

 

「時間がない!」

って思っているママさん。

時間ができる日って永遠にこない、

ぐらいに思っておいた方が

いいですよ^ ^

 

そりゃ、子どもたちが巣立ったら

自分だけの時間になって

「暇だな〜」

と呟く時がくるのでしょう。

 

ですが、

暇な時間ができれば何かしら

別の予定を詰め込んで

忙しくなるのがママさんです^ ^;

 

私なんて、

台所は料理好きの長女にとられ、
(料理ができないと怒る)

 

先日の石垣島合宿以後、

次女が家中のお片付けに

熱を入れているので、

 

「昨日は洗面台の引き出しを

きれいにしたから、

今日は、冷蔵庫をきれいにするね!」

明日はクローゼットね!」

 

と断捨離しまくって、

お掃除・お片付けするところも

なくなってきました。

 

で、何をするか?

 

換気扇を分解して掃除したり、

冷蔵庫を動かして掃除をしたり、

家事をしている風にしています^ ^;
(主婦に戻れないんじゃないか⁈
 という危機感がすごい!)

 

その他、何をしているか?

と言ったら仕事です。

 

みなさんも子どもたちが

小学校にあがったら

仕事をしようと考えている方

いませんか?

 

幼児期のように

食べさせたり、

着替えさせたり、

というお世話の部分は

なくなっていきますが、

 

小学生になったら、

登校時間は学校の規則に

合わせるようになります。

 

朝が早い病院勤務時代は、

子どもたちよりも先に出勤し、

鍵をしめたかどうかハラハラ

していましたが、

 

今では朝見送って、

帰りも出迎えて

 

お友達をお家に呼んで遊ばせて、

仕事をしながらそんな生活を

叶えています。

 

時間ができればできただけ、

自分のしたいことを

入れるようになります。

 

私の場合はそれが仕事でした。

 

「吃音の世界の常識を変えたい!」

その夢?野望?を叶えるために

動き出し、

家族もそれを応援してくれています。

 

そんな風に忙しくしてしまう

私たちママさんには、

体調を崩さない限り、

時間はやってきません^ ^

と思った方がいいです。

 

じゃ、まだどもっている

我が子との時間は

どうしたらいいの?

 

と思われているママさんは

捉え方を変えましょう!

 

吃音はママとの時間が

増えればいいってことでは

ないんです。

 

時間よりも質です。

 

そこがわからずに

あくせくしていた私は、

 

娘の難発が最重度に悪化して、

話せなくなってから

思わずとっさにした行動で

気づくことになりました。

 

ある日、保育園に迎えにいくと、

朝とは別人のように

難発が悪化し、

苦しそうに顔を引きつらせ、

腕をブンブン振りながら

どもる娘がいました。

 

始めは、動揺する姿を

見せないように、

平静を装おうだけに必死でしたが、

 

連日、その状態が続いたある日、

とにかくその症状を止めたくて

保育園から家に着くと、

自転車から抱えおろして、

 

ソファに座り、

娘を膝に載せながら

ぎゅ〜っと抱きしめて

ゆったりまったり

どうでもいい話をしていました。

 

いつもなら家にかけこんで

家事を始めるところでしたが、

その日はど〜でもいいや、

って気分でした。

 

その時間はわずか5分ほど

だったと思います。

 

ですが、その後、娘の難発は

す〜っと落ち着いていた

んです。

 

連発と伸発はまだたくさん

でていましたが、

難発が出ないので話すことが

できるようになっていました。

 

しかも、その日は

ご飯を食べるのもスムーズで、

お風呂に入るのもスムーズで、

寝かしつけは相変わらず時間が

かかりましたが、

 

一緒に横になりながら

ゆっくりまったり

おしゃべりができたんです。

 

11時間ぶりに会った母親と

たった5分ほど

ゆっくり過ごしただけで

娘の気持ちが素直になり、

 

行動がスムーズになって

吃音もよくなっていった

んです。

 

吃音をよくしたければ、

「与えるが先!」

 

これがわかってから

家事を終えてから子ども時間。

 

ではなく、

子どもを満たしてから家事時間

と切り替えることが

できました。

 

 

すると、今まで

1時間かかっていた

食事が30分になり、

 

好き嫌いが多くて偏食だった娘が

食べられるものが増え

 

言わないとやらない娘が

「ママ、一緒にお片付けしよう」

自分から動き出し、

 

帰宅後の2時間が穏やかに

なるにつれて、

吃音もよくなって

いきました。

 

「時間がない!」

「吃音さえよくなれば!」

 

この捉え方は逆だったんです。

 

子どもを満たす。

できる行動が増える

脳が発達する

吃音がよくなる。

 

ぜひ、みなさんも今を

振り返ってみて、

先に与えているかどうか

見直してみてくださいね^ ^



タイトルとURLをコピーしました