吃音のある子が言うことを聞いてくれないときや行動をしないときに、行動をして欲しいという気持ちから出る言葉には子どもを怖がらせてしまい、吃音を悪化させてしまうものもあります。 そんなNGフレーズとOKフレーズについてお伝えしていきます。
脅し言葉は吃音に悪影響を与える
吃音のある子が言うことを聞いてくれないときや行動をしないとき、グズっているときに子どもに行動をさせたい、やる気を出してほしいという気持ちから「○○しないと○○できないよ」と言っていませんか?
脅しているつもりはないかもしれませんが、ママが思っている以上にその言葉に吃音のある子は恐怖を感じているんです。
つまり、子どもを恐怖で支配していることになるのです。
つまり、子どもを恐怖で支配していることになるのです。

さらに脅しの言葉は、親子関係も吃音も悪化させてしまいます。
吃音はストレスを感じることでも悪化します。
吃音はストレスを感じることでも悪化します。
脅しの言葉を言われたことで吃音のある子がストレスを感じると吃音として表れます。
吃音の症状は正直に子どもの心の中を映す鏡のようなものなのです。
吃音の症状は正直に子どもの心の中を映す鏡のようなものなのです。
吃音のある子を怖がらせても思いは届かない
例えば、公園に出かける時に指示を出しても靴下を履こうとしない子どもに「靴下を 履かないと公園に行けないよ」と言っても子どもは行動するというよりも、ママの「公園に行けないよ」という言葉に反応して泣き出してしまったり、怒って暴れだしてしまう子がいます。
わが家の吃音のある息子がまさにそうでした。
こうなってしまうと子どもは靴下を履かない、出かける時間が遅くなる、ママはだんだんイライラしてきて子どもを怒ってしまう、場合によってはお出かけを中止にしてしまうなんてこともあるかもしれません。

子どもの楽しみを奪ってしまうことは絶対に避けたいですよね。
悪循環になり子どもにスムーズな行動をさせることが出来なくなってしまいますし、ストレスを与えることになるので吃音も悪化してしまいます。
悪循環になり子どもにスムーズな行動をさせることが出来なくなってしまいますし、ストレスを与えることになるので吃音も悪化してしまいます。
子どもを脅す言葉では子どもに「行動して欲しい」というママの想いは届かないのです!
負の連鎖が起こる逆効果のNGフレーズでの対応は、今すぐにやめましょう。
負の連鎖が起こる逆効果のNGフレーズでの対応は、今すぐにやめましょう。
どんな言葉にしたら伝わる?子どもが行動するのはこんな声かけです!
言い方を少し変えるだけで吃音のある子に伝わるようになるんです!
「○○したら○○できるよ!」と言ってみてください。
「○○したら○○できるよ!」と言ってみてください。
「靴下を履いたら公園に行けるよ!」というと子どもは「公園に行きたい!だから靴下を履こう」とルンルン気分で行動するようになり、ママも子どもも笑顔で気持ちよく公園に出発することが出来ます。

ほんの少しの言い方の違いですが、吃音のある子にストレスを与えることなく段違いに子どもの行動をスムーズにすることが出来るんです!
脅し言葉がなくなれば、親子関係も良くなりますよ。
脅し言葉がなくなれば、親子関係も良くなりますよ。
吃音のある子を恐怖で支配するのはもう終わりにしましょう。
ぜひ今日からお試しくださいね!
ぜひ今日からお試しくださいね!
執筆者:広瀬つばき
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)