ここ数日、
・吃音がよくならないまま
就学したらと思うと不安です。
・我が子はもう小学生です。
吃音が治るのは諦めた方が
いいでしょうか?
というお問い合わせがきています。
ですが!!!
決して小学生だから
と言って吃音がよくならない、
なんて思わないでくださいね。
(大人になったってよくなりますから!)
今日は勇気ある小学4年生の
女の子のストーリーを
ご紹介します。
Nさんに出会った春の頃には、
「うちの子は、
もう小学4年生ですから
吃音よくなるのは難しいと
思ってるんですけど…。」
とおっしゃっておられました。
それに対して、
「小学4年生にもなれば、
だいぶ脳が発達してきてるから、
吃音はもうよくなって
きているはずですよ。
発コミュしてれば大丈夫。」
とお伝えしました。
娘ちゃん本人にそのことを
伝えたそうですが、
娘ちゃんは、
「私の吃音はよくならないと思う」
と返答されたそうです。
そんな返事をされて
Nさんの心もひるみそうに
なったと思います。
それでも娘さんの可能性を
信じてしっかり発コミュ対応を
続けられました。
すると、この10月頃から
吃音が減り、
出ていたとしても
気づかない程度になってきた
そうです。
その頃の娘ちゃんの一言が
聞き逃してはいけないものに
なっています!
ーーーーー
「通級、あんまり行きたくないなー。
先生のことは大好きなんやけど、
通級行くとさ、吃音のことを
思い出すのがちょっと嫌やねん。
だって私、最近吃音があんまり出ーへんから、
吃音のこと忘れてることが多いねん。」
ーーーーー
吃音を自覚して、
吃音が長引いている子が
吃音を克服する段階には、
「吃音を忘れている時がある」
↓
「吃音をほとんど忘れている」
↓
「ふとした時に吃音を思い出す」
という段階を踏んでいきます。
忘れてしまうぐらいになれば
あともう一息!!!
娘ちゃんは2月に入った今も
この状態が続いています!
なんと、この娘ちゃんの
ストーリーには続きがあります。
ーーーーー
娘ちゃん:「私ね、吃音のことを
もっと世の中のたくさんの人に
知ってほしい。
吃音経験者やから、
伝えられることが
たくさんあると思うねん。
でも、そういうお仕事ってあるんかな?」
ママ:「あると思うよ!
なかったらそのシゴトを
つくればいいねん!
吃音で困っている人は
たくさんいるから。」
娘ちゃん:「そっかー!
じゃぁ、保育士、建築家、
イラストレーターの次に
やりたいことにするわ!
おのおのさんも自分の好きな仕事
してたしね!」
(←娘ちゃんが読んでいる
吃音の漫画の話)
ママ:「うん、いいね!
将来やりたいことが
また増えたやん!
応援してる!」
ーーーーー
娘ちゃんの一山も二山も
超えた発言もすばらしいけど、
Nさんの返しもすばらしいと
思いませんか?
メールを開いたのが
夜中だったのですが、
私の涙腺は崩壊。
吃音を乗り越えた人って
とっても魅力的な人が
多いのをご存知ですか?
月並みな言い方になりますが、
人の傷みがわかり、
乗り越えた強さがある。
物事の捉え方、考え方も柔軟で、
物事を多面的に見ることが
できる。
きっと娘ちゃんはもうそのような
人に成長されているのだな、
と感じました。
娘ちゃんがこのように
変化成長したのはNさんの声かけが
素晴らしかったからです!
どんな娘ちゃんの発言も否定しない。
娘ちゃんの感じ方や考え方を
尊重して焦って無理強いしない。
Nさん、よく耐えたな〜!
と本当に感動します。
発コミュを学ぶと、
ママに考える軸ができるので、
子どものいろんな発言で
心がザワザワしても
信じて待つことができるように
なるんです!
私は吃音があったことを力に変えて、
自己実現していく子達を育てていきたい!
そんな想いに共感してくれる
ママがいれば私に会いにきてください!
吃音をよくして
我が子が夢を語り、
自分の人生にリーダーシップを
はる子にしていきましょう!
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https://www.agentmail.jp/lp/r/6196/58436/