仕事では冷静に対応できるのに、吃音×発達凸凹キッズのわが子にはできない。そんな自分を責めているママへ。

イライラする時

小学校の先生をしている
講座生さん達が
よく話してくれることがあります。

仕事では、
子ども同士が言い合いになっても、

「何があったの?」

「まず、あなたから聞くね」

と落ち着いて対応できる。

クラスがザワザワしても、

子どもが思い通りに
動いてくれなくても、

一呼吸おいて
対応することができる。

なのに、家に帰って、
きょうだい喧嘩が始まると、

余裕がない日や、
ホルモンの影響が強い日は、

「もう、うるさい!」

「静かにしてよ!」

が出てしまう。

そして後から、

「仕事だったら、
絶対こんな言い方しないのに…」

と思う。

これ、先生だけに限った
話しじゃないと思うんです。

保育士さんも、
看護師さんも、
仕事では人に
優しくできるのに、

わが子になると、
なぜか感情が
先に出てしまうことがある。

吃音のことだって同じです。

「最後まで聞いた方がいい」
「急かさない方がいい」
「怒らない方がいい」

ちゃんと知ってる。

だからこそ、
できなかった時、

「わかってるのに、
なんで私はできないんだろう」

って自分にガッカリする。

けれども、私は、

家でも仕事と同じように
できる母になる必要はない

と思っています。

仕事では、

「先生」
「保育士」
「看護師」

という役割で
子どもと関わります。

家では、
疲れた自分もいる。

仕事で失敗して
落ち込んでいる自分もいる。

今日はもう
音を聞くだけでもしんどい、

そんな日だってある。

大人だから、
いつも機嫌よく、
失敗せず、
感情を乱さない。

そんなことはありません。

むしろ、
家庭だからこそ
できることがあります。

それは、ママの今の状態を
子どもにちゃんと伝えること。

たとえば、
今日は心に余裕がなくて、
子どもに笑顔でせっす

「今日ね、
ママ仕事で失敗しちゃって、
ちょっぴり落ち込んでるんだ。

だから今日は、
いつもより元気がないかもしれない。

だけどね、

明日からどうしたらいいかは
もう分かってるから大丈夫。

一晩寝たら、
また元気になると思うよ」

私は講座生さんにも、

こんなふうに

怒ってしまう前に、
自分の状態を言葉にしよう

と伝えています。

これは、

子どもに
ママを慰めてもらうためでは
ありません。

理由がわからないまま

ママがイライラしていると、

子どもによっては、

「僕が何かしたから?」

と、

自分に結びつけて
受け取ることがあります。

だから、

「今日はママの問題なんだよ」

「あなたが悪いんじゃないよ」

まで伝えておく。

そして私は、

ここがもっと大事だと
思っています。

子どもに見せたいのは、

失敗しない大人ではなく、
失敗しても立て直す大人。

仕事で失敗した。

落ち込んだ。

今日は元気がない。

それでも、

「じゃあ明日はどうしよう」

と考えて、

また元気になる。

そんな姿を
すぐそばで見ていたら、

子どもにとっても、

「失敗したら終わり」

ではなく、

「うまくいかない日があっても、
またやり直せばいい」

が自然になっていきます。

私は、

発達科学コミュニケーションで
大切にしている

“なんでも話せる親子”

って、

子どもだけが
何でも話してくれる関係では
ないと思っています。

ママも、

「今日は疲れてる」

「今は少し静かだと助かる」

「今日、仕事で失敗した」

を、

子どもにわかる言葉で
正直に話せる。

そして、

「だけど大丈夫。
ママはまた元気になるよ」

まで見せられる。

吃音をよくしたいと思うと、

「怒らないようにしなきゃ」

「いつも優しく聞かなきゃ」

と、

ママ自身まで
完璧になろうとしてしまうことがあります。

だけど、

完璧なママになることが、
吃音をよくする子育てではありません。

ママにも感情がある。

うまくいかない日もある。

それを隠さず、

親子で話せる。

そして、

何かあっても
また立て直していく姿を見せる。

私は、

そんな親子のコミュニケーションを
育てることを、

とても大切にしています。

仕事ではできるのに、
我が子にはできない。

そんな日があっても、

仕事の自分を
家に連れてこなくて大丈夫。

家庭には、

家庭だからこそ育てられる

「何があっても、また話せる関係」

があります。

タイトルとURLをコピーしました