保存版!叱り方シリーズ:叱るべき時はどんな時?吃音×発達凸凹キッズを怒りすぎないママになる!

脳を育てる

 

みなさんもよくご存知だと

思いますが、

「叱る」と「怒る」には

違いがあります。

 

 

「怒る」の語源は「起こる」で

「感情が高まる」状態を言い表していて、

 

腹が立ったことを相手に

ぶつける行為を言います。

 

「叱る」とは相手を

正しい方向へ導くために

何が良くないのかを

「気付かせる」行為を言います。

 

ですから、子どもには

「怒る」ではなく「叱る」

にしましょうね、

と言われるんですね。

 

 

問題はどんな時に「叱る」

べきなのか、

ということです。

 

・約束の時間にゲームを
 やめられない時

 

・出発の時間までに支度を
 終えられない時

 

・肘をついて食事をする時

 

・片付けられない時

 

これらは叱るべきところなのか?

というと、実はそうではないんです。

 

もし!

 

・ゲームがなかったら

 

・出発の時間が決まって
 いなければ

 

・食事のマナーがなかったら

 

・片付けなければいけない
 ものがなかったら

 

叱られなくて済むものばかりです。

これらは人類が複雑になって

出てきた悩みなんです。

 

 

もし!

原始時代のような環境で

子育てできれば

子どもたちは怒られず、

自然の中でのびのび育っているはずです。

 

大人だって、

「ダイエット中だから

おやつは食べない!」

と自分との約束があったのに、

 

「今日は仕事でいやなことがあった。

 ストレスを感じるから

 今日はおやつ食べてもいいよね!」

 

と自分との約束を破ること

ありませんか?

 

遅刻してしまって

言い訳のLINEを送ったこと

ありませんか?

 

子どもがいない時に

ソファでだらしない姿勢で

おやつを食べたりしませんか?

 

片付けなければいけない書類の山、

整理整頓ができていない引き出し

ないですか?

 

そんな時に

一緒に暮らしている人に

毎日、怒られていたらどんな

気持ちになるでしょう?

 

 

さらに、子どもたちを苦しめるのが、

 

「◯才になったからこれぐらい」

 

という価値基準です。

 

子どもの脳がそこまで

育っていないのに、

年齢が変わった、

学年が変わっただけで、

大人の目が変わってしまう問題

です。

 

年齢や学年よりも

その子の脳がどこまで発達

してきているか、

を見極めることが大事です。

 

 

子どもの脳の発達レベルでは

毎回、時間の約束を守って

自分の行動をコントロールするのは

まだまだ難しいんです。

(大人になっても難しい…)

 

 

子どもは今、この瞬間を生きているので、

目の前の楽しさを無視して

出かける時間から逆算して

お支度を進めるのも難しいんです。

 

 

体を支える筋力が弱い子は

スプーンやお箸など細かな作業を

している時に、

体を支えていることができず、

肘をついたり、

膝を立てたりしてしまうんです。

 

 

何をどこにどう片付ければいいのか

自分では段取りが組めない子、

または別にきれいじゃなくても

ごちゃごちゃでも気にしない!

という子は片づけができないんです。

 

 

発達の未熟な子どもの時期は

「大目に見る」

ぐらいが調度いいんですね。

 

できないところは手伝ってあげて、

子どもがちょっとでもできたところを

褒めて、

スモールステップでできるところを

増やしていくのが成功法です。

 

叱るべきところは2つです。

 

 

・自分と他人の身に危険を及ぼす時

 

・倫理・道徳・法律に反する時

 

 

この2つだけです!

 

どうやって叱るか、

については次回、お話していきますね。



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