脳には発達の順番がある!吃音×発達凸凹キッズに見落としがちな脳の発達

脳を育てる

 

こんばんは!

 

脳には発達の順番がある

という話をよく見聞きする

と思います。

 

誕生してからまず

発達してくるのは

見る力です。

 

視覚を司る脳のエリアは

脳の後ろ、後頭葉にあります。

 

後頭葉から脳のネットワークが

つくられ、

 

次第に、耳から入ってくる刺激で

聴覚を司るエリア、

脳の横側にある側頭葉が

発達してきて聞く力が育ってきます。

 

最初は環境音を捉えていますが、

徐々に人の声を聞き分け、

言葉を聞き分けるように

発達していきます。

 

そこから運動面の発達です。

脳の中心部分です。

 

寝返りやハイハイなど

大きな動きから、

 

座る、立つ、歩くと進み、

手で細かな作業ができるように

発達していきます。

 

言葉を話す機能は前側!

誕生した時から

徐々に発達しているのですが、

 

本格的な発達期にはいるのは、

見る力、聞く力、

体を思うように使う力が

育ってきてからなんです。

 

その順番がバラバラに育ってくる子

発達凸凹のある子です。

 

運動面よりも言葉が早く発達

する子もいるし、

 

見る力の発達がゆっくりで、

運動面やことばの発達が遅れる

子もいるし、

 

聞く力の発達が遅くて、

一方的に話す力だけが育つ子

もいます。

 

吃音体質の子は、

こんな発達のアンバランスさが

あると一層どもりやすくなる

傾向があります。

 

「うちの子、どもってるから

ことばの教室に入れよう!」

 

と言葉だけなんとか

引っ張り上げようとしても

なかなかうまくいかないのは

そういうわけです。

 

吃音外来に連れていっても

発達凸凹が疑われると、

治療できません、

 

と言われてしまうのは

そんなことも影響しています。

 

じゃ、どうしたらいいか?

 

脳の発達を加速させて、

凸凹を整えてあげれば

いいんです!

 

 

その結果、吃音はよくなって

いくから不思議!

 

 

「うちの子の吃音どうしよう?」

と思ったら、

 

まずは脳の発達に凸凹がないかを

チェックです!

(発達障害かどうか
というのとは異なります。)

 

見る力が弱いな、

と思ったらお外で虫探しや

動くボールをおいかける遊び、

 

お家では間違い探しや

汚れを見つけてお掃除ができる

窓拭きや洗車のお手伝いなどを

させましょう。

 

聞く力が弱い、

と思ったらわざと間違ったことを

言って笑いを取り、

 

ママがまた変なことを言わないか

注意を向けるようにし向けるなど

工夫をしましょう!

 

我が家の例;

母:日焼けするよ!お鍋かぶって!

子:え?お鍋じゃないでしょ!帽子でしょ!
  キャハハハハ〜〜〜!

母:そうだったお鍋じゃなくて帽子だった!
  ほら、日焼けしないように醤油塗って!

子:醤油じゃないでしょ!
  日焼け止めでしょ?

  ギャハハハハ〜〜〜!

(我が家の娘たちが話を聞いてくれない時に
 今でもやります。大好きみたい。)

 

運動面が苦手かもしれない、

と思ったらたくさん外遊びや

全身を使う遊びをしましょう!

 

まずは体を大きくつかう遊びが

発達の順番に合っています!

 

 

手先が不器用だなという子は

尚更です。

 

まずは大きな動きから発達を

促していきましょう!

 

 

手先の不器用さと

お口の不器用さが繋がっている子も

いるので、

 

お絵描きや工作など

本人の好きな活動で手先を

使う頻度を増やしましょう!

 

 

言葉の発達はそういった

脳の土台が整うと、

ぐ〜〜〜〜んと発達が加速します!

 

 

言葉は焦らず、

まずは脳全体の発達を整えましょう!



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