たった5分でできる予習のやり方!「中学の勉強についていける⁉」と不安な高学年キッズが成績アップ!

小学校の勉強でそれほど成績が悪くなくても中学に上がったら心配…ということありませんか?不安の強いタイプのお子さんの場合、小学校高学年のうちからの対策が必要です!毎日簡単にできる予習のやり方の導入のコツをお伝えします!

1.中学の勉強についていける?

小学校高学年になると、「中学進学」後の生活が気になってきませんか?

子どもが中学校に馴染めるだろうか?
勉強についていけるだろうか?
教科ごとに違う先生で戸惑うことはないだろうか?

と、繊細なお子さんをお持ちのお母さんは、普段から不安が強くて何をやるにもエンジンがかかりにくい我が子のことが心配になりますよね。

HSC(Highly Sensitive Child:人一倍敏感な子)やASD(自閉症スペクトラム)の不安の強いタイプの子どもは、目に見えない状況や、これから起きる未体験の出来事に強く不安を感じます。

更に、繊細で思考力の高い子は、まだ起きてもいない悪い出来事をぐるぐると想像してしまうことも多いです。

「中学に行ってテストで悪い点をとったらどうしよう。」
「先生に当てられて答えられなかったらどうしよう。」

と、心配ばかりが脳を支配して、動けなくなってしまうのです。

そこで、お母さんが、

「心配ばっかりしてないで、毎日コツコツやらないと!」
「とにかく中学は大変だから毎日勉強しておかないと!」

と言っても、子どもの脳には響きません。

お母さんに叱られると余計にネガティブな感情がわきあがり、勉強する気力すらなくなってしまいかねないのです。

そこで、今回は、中学進学を控えた高学年キッズの勉強への不安が自信に変わる勉強法をお伝えします!

2.学校でヘトヘトな娘に合う学習法があるのだろうか…

我が家の小学校5年生の娘は、HSCの傾向があります。

あと1年と少しで中学生。

地元の中学校へ進学する予定ですが、

中学校は小学校より授業の進度が早いのかな?
先生に当てられるのかな?
テスト勉強は大変なのかな?

という不安が親子ともどもあります。

5年生の段階で、苦手な教科と得意な教科の差が付き始めたなと感じていたため、不安の強い娘は宿題で癇癪を起こすことも度々あり…

中学校に入ったら、勉強をみてあげるのはもっと大変になるにちがいない‼やばいぞ!と焦りを感じていました。

周りの中学生を持つ親御さんから聞くのは、とにかく「中学校は小学校ほど甘くはない!」という追い打ちをかける言葉。

中学校で自信をなくさないように小学校から塾に通ったほうがいいのかな?と思い、色んな塾の体験もしましたが、感受性が強く学校で疲れている娘は「やっぱり塾は行かなくていい。お家で何かやる。」と言います。

とはいえ、家庭でできる教材も、それほど楽しくはないし、長続きしませんでした。

そこで簡単に、短時間で、中学校の授業も自信をもって挑める方法をやるようにしてみました!

それは、「予習」です。

3.今すぐできる超簡単な「予習」のやり方

予習に使うものは、時間割、教科書です!更に、繊細で不安の強い子の場合は『教科書ガイド』を用意すると更に効果抜群です!

使い方をお伝えしますね!

まず、時間割でその日(翌日)の授業で行われる範囲を確認しましょう。ノートを書けている子なら、詳しくページ数もわかると思います。

そして、教科書を開いてその日の範囲をさ〜っと読む!

たったこれだけです!

完璧に理解する必要はありません。どんな授業が行われるのかを理解していれば、子どもは安心することができます。
「予習やろう!」と言われるとハードルが高いように感じますが、「教科書を見ておくだけでもいいんだよ〜」と声かけされると「それくらいならやってもいいかな!」と思えます!

ただし、最初から一人で教科書を読む気にはならないかもしれません。

そんな場合は、「最近どんなことやっているの?教科書見てもいい?」と言いながらお母さんがまず教科書を読んでみましょう。

そして、

「教科書意外とわかりやすいね〜。」
「その日やるところを教科書で読んでおくと成績上がるらしいよ〜。」

と言って子どもを巻き込んでいきましょう。

更に、授業の不安が強い子の場合は、答えを教科書やノートに書いておく予習もおすすめです。

真面目に問題を解くなんてことをしなくても大丈夫です!いろんな出版社の教科書に対応した『教科書ガイド』という参考書が小学5年生用の教科書から書店で購入することができます。

我が家では、教科書ガイドの解説を読んでおき、自分で問題を解けたら解答を確認。わからなかったら、とりあえず答えを丸写しして学校に行きます!

「答えを写しちゃったら勉強にならないんじゃないの?」

と不安に思うお母さんもいらっしゃるかもしれません。けれど、授業で先生の解説を聞き、実際に問題を解いていくので心配いりません。

不安が強い子は、安心して学習できる環境を作ってあげるのが最優先!

安心できると、脳もスムーズに活動できるようになり、学習効果もアップしますよ。

4.予習のおかげで成績アップ!中学への不安も解消!

時々、学校に行く前にパラパラと教科書を見るようにするところから始めた我が家の予習習慣。

今では、毎日朝、学校に行く前にその日の時間割にある教科の予習を一人でできるようになりました!

算数は問題の解き方を教科書ガイドでさらっと読んでおき、実際に問題を解き、答えを教科書に薄く書き込んでいきます。

国語は、教科書を読んだり、単元のまとめ部分を実際に考えてみて、私と確認しあうようにしています。

予習していてわからないところがあったときは、「そこのところ先生の話よく聞いてくるんだよ〜」と言うことで、予習で完璧にわからなくてもいいんだと気楽にとらえられるようになっています。

予習の習慣がついたことでよいことがたくさんあります!

授業への不安がなくなった!
テスト前に勉強するようになった!
テストの点も上がった!
宿題をするのも苦痛じゃなくなった!
苦手なことを少しでも克服しようと思うようになった!

自分に自信を持てるようになってきて、中学校に上がることに対しても不安が軽くなってきているようです。

中学校へ上がる前に一番大切なことは、子どもの自信を失わせないこと。

勉強が心配だからと無理に勉強をさせるのではなく、超簡単な方法を使って、子どもの自信をつけてあげましょう!

自信がアップすれば、「自分はやればできるんだ!」と感じ、中学校での学習への意欲も高まっていくと思います。

我が家では、残りの小学校生活で娘の自信をもっともっと育てていきたいです。

皆さんも、一緒に楽に、楽しく、お子さんのサポートを頑張っていきましょう!

執筆者:すずき真菜
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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