母親にだけ癇癪を起こす小学生の本当の理由|わがままではなく“心のSOS”と気づけるママの共感術!

母親にだけ癇癪を起こす小学生に悩んでいませんか?実はわがままではなく「安心できる相手だから」出る心のサイン。毎日関わるママだからこそできる正しい対応と共感ステップを解説します。

1.母親にだけ癇癪を起こす小学生|本当の理由は「わがまま」ではありません

母親にだけ癇癪を起こす小学生のわが子にお付き合いするママは、

「私の育て方が悪かったの?」
「甘やかしすぎたら我慢できなくなってるの?」

と自分を責めていませんか?  


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でも実は――

母親にだけ癇癪が出るのは「甘えられる安心基地がママだから」というサイン。  
わがままでも性格の問題でもありません。  

この記事では、癇癪の本当の理由と、逆効果な関わり方、そして子どもの心が落ち着く“共感の順番”を具体例つきで解説します!

子どもの脳をお家で育てているママたちの勉強会で、『小学生のひどい癇癪を落ち着かせるママの共感術』について、上級講座生がレポート発表をしてくれました。


癇癪を受け止めることに疲れ果てているお母さんに、ぜひ読んでいただきたいレポートです!

2.小学生の癇癪チェック!当てはまったら“心の疲れサイン”

今回、癇癪の強いお子さんとのコミュニケーションの取り方を研究してくれたのは、
パステルジャンプのリーチャーさんの才川さんです。

才川さんは、中学2年生の男の子と小学4年生の女の子のママです。
今回は、小学4年生の女の子の癇癪が落ち着いた方法をシェアしてくれました。

才川さんの娘さんは、小学2年生の頃、大好きだったお兄ちゃんが不登校になり一緒に学校へ行くことができなくなりました。

その頃から、

✔買ってほしいものが買ってもらえないと暴れる
✔友達との仲違いが起きても謝れない
✔やきもちが強い
✔勉強や宿題に誘うと癇癪でテキストを踏みつける
✔お兄ちゃんとの喧嘩がどんどん酷くなる

と、様子が一変していったそうです。

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小さな頃は、自分のことは自分ででき、好きなことを見つけ自分で目標に向かって努力する娘さんだったそう。

その娘さんの癇癪が日に日に強くなり、お母さんと離れることが不安で、学校にも、好きだった習い事も行けなくなくなってしまいました。

子どもの癇癪をおさめるにはどうしたらいいのか?と母親として悩む日々…
娘さんとはずっと一緒で休まる時間もない。
そんな時に出会ったのが発達科学コミュニケーションでした。

お兄ちゃんの不登校と妹さんの癇癪を同時にサポートしなければいけない…お母さんとしては本当に大変なことです。けれど、子どもの脳を育てる発達科学コミュニケーションを取り入れた親子の会話で娘さんととことん向き合う覚悟を決めたそうです。


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3.逆効果になる3つの対応|母親が無意識にやってしまうこと

癇癪を起こしたとき、つい言ってしまいがちな言葉があります。

「いい加減にしなさい」
「怒っても解決しないでしょ」
「ワガママ言わないの」

これらはすべて、子どもにとっては「わかってもらえなかった」という体験になります。

才川さんは、癇癪を起したときに否定的な対応だけでは、子どもの脳が育たないということを学び、徹底的に肯定することに決めました。

4.今日からできる!母親にだけ癇癪が出る子への“共感ステップ”

繊細なタイプの女の子はなんでもしっかりできてしまう一方で、頑張りすぎてパンクしてしまう面もありますね。そんな女の子の気持ちをしっかり受け止めてあげる覚悟を持った才川さんの対応に、「私も子どもに求めすぎだったかもしれません。もっとできていることを肯定したいと思います!」と共感している上級講座生達が多かったです。

癇癪が出る子への対応で大事なのは、叱る前に“感情を受け止める”こと。

① 気持ちを代弁する:「悔しかったんだね」
② 感情を許可する:「怒っていいよ」
③ 安心を与える:「ママは味方だよ」

この「順番」で声をかけると、子どもの脳は安心モードに切り替わり、
癇癪が自然とおさまりやすくなります。

才川さんは娘さんに次のような対応をしていきました。

✔娘さんが悲しんでいるときは、「〜だったんだね」と共感
✔怒って自分の気持ちをうまく言えないときには「〜と思ったの?」と代弁
✔抱っこや遊びに誘われたときには可能な限り娘さんに応えてあげる。
✔娘さんが楽しくないことは一切せず、楽しいことだけを優先。

このように、娘さんの心が満たされるようにお母さんが向き合ったことにより、
大きな成長がみられるようになったそうです!

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お母さんが癇癪が強いお子さんへの対応を変えたことで、娘さんのお兄ちゃんとの兄妹喧嘩は激減、苦手なことにも「やろうかな」と乗り越えようとする様子がみられるようになりました!

繊細な子ども達は、良くも悪くも環境から影響を受けやすいです。

辛い環境におかれると不安がどんどん高まり防衛するために攻撃的に。
楽しい環境におかれると、持ち前の優しさや前向きなチャレンジ精神を発揮します!

特に母親にだけ辛く当たってくる癇癪は、お母さんに受け止めてほしいというサインかもしれません。
みなさんも、「子どもを正しく育てたい」という気持ちを一旦手放して、まるごとお子さんに共感する!
というマインドテクニックを真似してみてくださいね。

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執筆者:パステルジャンプ編集部 すずき真菜

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