ルールを守れない発達障害グレーゾーンの子がルール違反から「守る」を学ぶ子になる!脳へのアプローチ法!

「俺がルール!」といわんばかりにルールを守れない発達障害グレーゾーンの子にどれだけ注意しても言うことを聞いてくれない。学校の先生から電話があるたびお詫びしてばかり。親子の会話でルール違反から「守る」を学べる子にするヒントをお伝えします。


1.ルールを守ることの大切さがなぜわからないの?

「世の中のルールなんてお構いなし!」

こんなタイプの子どもたちにルールを守ることの大切さを説いて聞かせても、なかなか手応えを感じられない体験をしているママも多いのではないでしょうか?

学校の先生から注意の電話がきて、その都度子どもにお説教するも改善されないし…

家でゲームのルールを決めたのに守ってくれないし…

社会人になったときにルールを守れないままだと、トラブルを引き起こしたりしたらどうしよう。

発達障害グレーゾーンキッズにお説教するだけでは変わりにくい理由と毎日の対応の中で、ルール違反を理解して「ルールを守る」力を育てていく脳へのアプローチ方法をお伝えしますね。

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2.「俺がルール!」に見えても、実はルールを破ってはいけないことはわかってる

発達障害グレーゾーンの子どもが落ち着いているときに、ルールを守らないといけないことを話すと頭ではわかっているので「正解」を答えます。

一見、理解しているように見えるので

「じゃあ、次はちゃんとできるよね!」

と思うのですが、そうはいかないんですね。

そこには

・衝動性の強さ
・こだわりの強さ
・集中力の課題
・空気を読むのが苦手

などの発達の特性が影響しています。

その場面になると特性が優位に働いてしまい、行動のコントロールがうまくいかないのです。

つまり、司令塔の役割をする脳がスムーズに活動しやすい脳内環境ができていないので「ルールを守れない」のです。

子どもたちが考えること、我慢すること、調整すること、などができるようになり、ルールを守れる子にしていくには、脳へのアプローチを取り入れた親子のコミュニケーションが必要なんです。

3.間違っていたしつけは脳に届いていなかった

我が家の息子は、小学生の頃「ルールを破らせたら日本一なんじゃないか」と思うぐらいルールを守らない男子でした。

・時間を守って動くこと
・言われた持ち物を忘れず持っていくこと
・先生の指示にしたがって集団行動すること
・係の仕事をちゃーんとやること
・お掃除の担当は決まった通りにやること
・約束を守ること

どれも苦手だったんです。

ですから、学校の先生からはよく電話がかかってきました。

そして、昔の私がやったのは

「先生に申し訳ない…」「お友達に迷惑をかけてしまった…」

と肩身の狭い思いをしながら息子に

「しっかりしつけをしなくちゃいけない!」

必死でお説教をすることでした。

ルールを守ることの大切さを延々と話して聞かせて、息子が途中で飽き始めて

「ちゃんと聞きなさい!」

とヒートアップする。時には深夜に及ぶまでお説教タイムを続けていたこともありました。

ソーシャルスキルのトレーニングをしようと思い、本を買って家で息子と一緒にやったこともありました。

でもこのアプローチでは発達障害グレーゾーンの息子は変わることはなかったのです。

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4.1回の行動でルールを守れない発達障害の子に学習させていこう!

司令塔の脳を上手に働かせるために脳内環境を整えるには2つの視点を持ってほしいと思います。

その1

怒らなくても大丈夫!

怒ることで、子どもの脳は感情的に反応してしまいます。

この感情的な反応が実は曲者で、司令塔の脳の活動を邪魔するんです。

だから怒っても怒ってもちゃんとした指令が出ないから行動が変わりにくいんです。

その2

対話を通じて、子どもに思考と行動のチャンスを作ってあげる。

もし注意されるようなルール違反があった時は冷静をキープしながら

①何をしたのかを子どもの口で語らせる

②どうしたらよかったと思うか作戦会議をする

③その作戦を実行してみる

正しいことを100回言っても伝わらない子には、1回の行動ほうが脳の「学習力」がアップします。

NGな行動をしてしまうこともあるかもしれませんが、失敗を繰り返してもそこから上手に学ばせてあげて、お子さんのルールを守る力を育てていってあげませんか?

ルールが守れないことで怒られていた子が「守れた」という成功体験を繰り返すことで、自分はルールが守れるんだと自信を持たせてあげましょう!

執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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