学校が合わない理由がわかって半分はホッとして半分は途方に暮れた


不登校になってから
色々調べていたら

「あれ?うちの子
 グレーゾーンかも」

と感じ始めた…という方も
多いかもしれません。

グレーゾーンだとわかることは
不幸なのかどうか?
について今日はお話をします。

私は、息子がグレーゾーンだと
わかった時に
正直、ほっとしたんです。

「今まで、どうして
 うちの子が育てにくかったのか」

「どうして学校で
 みんなと同じようにできないのか」

その”答え”をもらったような
気持ちだったからです。

赤ちゃんのころ
どうしてあんなに寝なかったのか

小さい頃、どうして、行事の時
嫌がっていたのか、

保育園でいつもみんなと違う
帽子をかぶっていたのか、

授業中、ぼーっとしていたのは
そういうことだったのか、

なぜ忘れ物が多かったのか、

などなど、

小さい頃からの
ほんの小さな違和感が
線で繋がった感覚でした。

ですが、同時に、もう1つの
感情も芽生えました。

「うちの子がグレーゾーンなんて」

「これから先、うちの子の人生は
 どうなってしまうの?」

絶望にも近い
途方に暮れた感情、です。

発達障害グレーゾーン

この言葉がどれだけの
ダメージをお母さんに与えるのか…
私も体験した一人なので、わかります。

ですが、ダメージを受けて、
悩んでいる間に
時間だけが過ぎるのだけは避けたい!

なぜなら
グレーソーンの子ほど
適切な関わりがあれば
ぐーんと伸びていくからです。

息子のグレーっぷりは
いまではほとんどわからないほど
落ち着いてきました。

グレーゾーンのお子さんが
将来、社会に羽ばたく人となるのか?
二次障害を抱えつづけていくのか?

これは
後天的な影響で決まります。

グレーゾーン、つまり、
発達が凸凹するのは
遺伝の影響があります。

ですが、
どう育つのか?は
遺伝子では決まらないのです。

じゃあ、何で決まるのか?
それは脳に入った情報
で決まります。

発達の凸凹って
いい悪いじゃなくて
みんな持っているんです。

私も凸凹しているし、
私の両親も凸凹しているし、
定型発達の娘だって凸凹しているし、

みんな凸凹はしています。

その凸凹が、

発達障害の診断が
つくほどではないけど

学校や集団でみんなと同じように
やっていくのには、ちょっとしんどい

それが不登校キッズのつまずきとして
特性が影響している状態。

脳に入った情報によって
育ちが変わっていくのですから

どう対応してあげるか?
どうコミュニケーションをとっていくか?

これがとても大切になります。

グレーゾーンだからこそ
やらなければいけない対応が
あります。

明日以降もお伝えしますね。

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