中3の春
1年の不登校を経て
再始動した男の子がいます。
放課後に先生に会いに行くこと、
別室登校、
フリースクールへの提案、
いろいろ試しながらも
なかなか次の一歩を
踏み出せなかった子でした。
けれど、中3からの
再始動が叶いました。
息子さんが「中3から学校行く」
と言ったときに
ママは学校のことを
やらせようとはしませんでした。
準備したのは
「今、動き出すために
どの力を伸ばせばいいか」
を見極めて
その力を育ててあげることでした。
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不登校の子が
「学校に行きたい」と言ったとき
私たち大人は
「じゃあ、登校の準備をしよう」
と考えます。
けれど
本人が「行きたい」と
口にすることと、
実際に動ける状態に
なっているかどうかは、
必ずしも
一致するわけではありません。
特に、長く学校から離れていた子は
行動するエネルギーが
回復していなかったり、
必要以上に
不安を感じてしまったり、
他にも学校生活で
力を発揮できない理由が
あったはずです。
✔うちの子にはどんな課題がある?
を発見して
✔だったら何をしたら伸びる?
を見極めて
お子さんの再始動を叶えた
チームの生徒さん
小田さんの
実際の取り組みを
今日はご紹介しますね。
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小田さんのお子さんは
中学1年の秋から
行ったり休んだりの
「五月雨登校」の状態になりました。
中2で再スタートを
しようとしたものの
1週間で失速。
その後は完全不登校になりました。
別室登校も1日で断念。
学校には、心理サポートの先生に
会うために、週1回、1時間だけ行く。
そんな状態が続いていました。
ちょっと元気が出てきたから
プリントをやらせたり、
アプリ学習をさせたり、
試みるものの、長続きしない。
家では、ほとんど
寝転んでYouTube。
そんな変化のない毎日を変えたいと
Nicotto講座に進んでくださいました。
小田さんはお子さんのことを
よーく観察してくださいました。
すると見えてきたのが
こんな課題。
・不安のループにはまりやすい
・刺激に疲れやすい
・行動エネルギーが低い
・完璧主義で失敗が怖い
「この状態で、学校行って、勉強して
と話をしても、動けないのは
当然だと思いました」
小田さんはそう話してくださいました。
そして、実際に春休みは
「動き出すためのエネルギーを
回復して、貯めること」
これだけに集中しました。
学校のプレッシャーはかけず
息子さんが、やってみようと思える
楽しいことを全力でやる!
・アスレチック
・釣り
・祖母宅へ一人電車チャレンジ
・筋トレ など。
そうすると
行動するほどに
意欲がでるようになって
息子さんの表情は
どんどん変わっていったのだそう。
学校プレッシャーをかけるのではなく
楽しいことを全力でやること。
・不安が強い
・失敗が怖い
・行動エネルギーが低い
こんな課題を抱えていた
息子さんにとっては
「再始動のエネルギーを
しっかり貯めてあげること」
これこそが
一番必要なサポートだったのです。
今この子には
どんな力が必要?
その見極めが
再登校の一歩を支える
大切な判断になります。
今日はここまでです。
次回は
子どもが動き出そうとした時
生まれてくる「不安」に
ママはどう対応する?
をお話しします。


