中学生のコミュニケーショントレーニングがうまくいかない理由|家で伸びる“会話のコツ”

「友達と仲良くしたいのにうまくいかない」「空気を読めず疲れる」「先生の指示が読み取れない…」高学年から中学生になると増えるお悩み。一般的なコミュニケーショントレーニングがうまくいかない理由と、家で伸びる会話のコツを解説します!

1.中学生にコミュニケーショントレーニングで授けたい力とは?

思春期の子がこれから中学生・高校生・社会人とステップアップしていくなかで欠かせないチカラ「人間関係&集団生活を乗り切るチカラ」、このチカラのことを“ソーシャルスキルとも呼びます。

思春期以降は、このソーシャルスキルがとっても大切になるんです。

発達障害やグレーゾーンの子どもたちは、もともとコミュニケーションや人付き合いが苦手な子が多いです。

まだ小学校低学年のころは、気心の知れた家族や仲の良い友達とのつき合いの中で、なんとか乗り切れていた子も、高学年、思春期を迎えるあたりから急激に、コミュニケーションのつまづきが大きくなります。

友達と仲良くしたいのにうまくいかない
普通に話しているつもりでも会話がかみ合わない
空気を読もうとして疲れてしまう
先生に言いたいことが伝えられない
困ったときにSOSが出せない

こんなお子さんの姿をみて「うちの子、社会でちゃんとやっていけるのかしら?」と不安に感じていませんか?

ではなぜ高学年から急につまづきはじめるのか、というと周りのお友達の心の発達が急加速するお年頃だからです。

つまり周りのお友達とのギャップが大きくなるんです。

そうすると何が起きるかというと…

・友達と仲良くしたいのになぜかうまくいかない
・普通に話してるつもりなのにかみあっていない
・空気を読もうと思うけどよめなくてヘトヘトになる

こんな“緊急事態”になってしまうんです!

起こる問題は、友達関係だけにかぎりません。

先生に伝えたいことが伝えられない
困った時にSOSを発することができない…

そんな不器用さがずっと残ったままだったり、そもそもの集団生活の中での時間やルールを守るということも苦手だったりします。

このような対人関係や集団生活の悩みは、子どもたちの自信を失わせる原因になってしまうのです。

だから!ソーシャルスキルとは“コミュ力の土台”なんです。
そんなスキルを磨いてあげましょうというのが、ソーシャルスキルトレーニング(SST)と呼ばれるものなのです。

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2.社会性のない息子の将来が心配でたまらない

私も、息子の「社会性」の無さにはずっとずっと頭を抱えていました。

ここに書き出したら書ききれないくらいですが、
一例をご紹介すると

・大人同士が話をしていても全然違う話題で勝手に会話に割って入ってくる
・友達が嫌がっているのに空気をよまずにせまっていく
・それはやっちゃまずいよねということを平気でやってしまう
・みんなで協力してやろうね、と決めたことを平気ですっぽかして帰ってくる
・約束や時間を守れない
・お家にあるお金を全部持ち出してゲームセンターで散財してくる
・友達のお気に入りのゲームを勝手に持って帰ってくる
・生き物のお世話を途中で放棄してしまう

などなどなどなど…

では、それを世に言うソーシャルスキルトレーニングで対応しようと思った時に、なかなかうまくいかないなと思ったのです。

そのワケを次の章でお話します。

3.高学年から中学生のコミュニケーショントレーニング(SST)が続かない3つの理由

まず1つ目の理由としては、ソーシャルスキルトレーニングのような発達支援をしてくれる場所を見つけたとしても、小学校高学年になった発達障害やグレーゾーンの子どもたちまでなかなか順番がまわってこない。

そして、順番がまわってきてもお子さんが「行きたがらない」ということもあります。

中学生になれば部活や勉強も忙しくなるので時間がとれない、なんてことも起きます。

「そもそも、支援にたどりつけない」という課題が、実はあるんです。

2つ目の理由は週1回、月数回、通うだけでは量が足りない、ということです。

これから思春期を迎える子どもたちは成長真っ盛り!

その成長にみあったたくさんの良い刺激をいれて習慣化させてあげたいのに…いかんせん、量が足りない。

行動を瞬間的に変えさせるだけでなく、それを定着させるには一定量の情報を一定期間集中して入れてあげる、そして、行動を習慣化させてあげる。

これがポイントなのです。

では、量が足りないならお母さんがそれを代わりにトレーニングしてあげよう!という考えも思い浮かびますよね。

そう思って本を買ってきたとしても…

ソーシャルスキルのトレーニングの本って…楽しくないんです!!!

すごく正しいことは書いてあるんですがとにかく楽しくない。

ただでさえ、興味のないことつまらないことには関心を示さない発達凸凹キッズ。

その子たちにトレーニングさせるにはあまりにも退屈なことが書いてあるものも多いのです。

"毎日学校に行けなくても大丈夫です!"
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4.家でできる!中学生のコミュニケーショントレーニングは「親子の会話」で伸ばす!

たとえどんなに正しいソーシャルスキルトレーニングといえども、子どもたちが取り組まないなら、発達させてあげることは残念ながらできません…

だから、親子のコミュニケーションを通じてやっちゃおう、というのが発達科学コミュニケーション(発コミュ)なのです。

お母さんはきっと毎日お子さんと会話をするはずです。

その会話の中身が子どもが発達しちゃう中身になっていれば、お母さんが特別な時間を使うことなく、なにか特別な教材を買うこともなく、子どもにも気づかれることなく、子どもを発達させてあげることができるんです。

親子のコミュニケーションが変わってくることで、会話力、空気を読むチカラ、ルールを守るチカラ、時間どおりに動くチカラ、など。

いろんなチカラがのびはじめます!

お母さんたちの存在と親子のコミュニケーションは、とってもとっても大切なんですよ!

私は、

人の気持ちがわからない息子には感情の種類を教えてあげる関わり方を。
空気の読めない息子には「今、その話じゃないよ!」をせる関わり方を。
不安が強い時にそれを自分でコントロールするチカラが育つ思考のトレーニングを。
やっていいことやってはいけないことを考えられるようになる判断力の育て方を。

それぞれの目的に合わせて、自分の息子の発達の状況を見ながら「脳が育つこと」に特化して親子のコミュニケーションを重ねていきました。

我が家での何気ない生活の一場面でのソーシャルスキルトレーニングをご紹介しましょう。息子が空気を読まずに関係のないことを私に話しかけてきたときに、

「えっっ?」という、とてもびっくりした表情で反応してあげることがあります。

すると、息子も「えっっ?」という顔をして話が止まるんです。止まったところで、「今、クセがでてるね!」と明るくユーモアに伝えてあげます。

すると、『あぁ、そうか、喋る前に相手の状況をよく見ないと』と学習していけるんです。

こんな手間いらずのコミュニケーションを毎日の中で積み重ねていってあげたところ、息子のコミュニケーションスキルルールを守るチカラ集団で活動していくチカラぐーんと育っていきました!

マジメにやるだけがチカラを伸ばす方法ではないんです!

中学生のコミュニケーショントレーニングは、週1回の練習よりも「毎日の会話の中で小さく積み重ねる方法」が効果的です。

なぜなら思春期は人間関係が複雑になり、うまくいかない体験が増えるほど「話すのが怖い」「失敗したくない」と感じやすいからです。

みなさんも、ユーモアを交えて楽しくお子さんに合わせたコミュニケーショントレーニングを考えてみてくださいね!

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執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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