1.不登校の子どもがゲームばかりで大丈夫⁉
お子さんが学校を休んだ時のママのイライラランキング上位に入るのが
「ゲームばかりしている」
というお悩みです。
学校に行かないでゲームばかりしているお子さんの姿に、「このままで大丈夫⁉」と心配になるお気持ち、よくわかります。
「やめなさい!」と注意しても時間の制限・ルールを決めてもなかなかやめてくれませんよね?
注意をすればするほど逆ギレをしたり、ゲームを取り上げると怒って泣き叫んだり、していませんか?
このままの対応を続けると、ますます親子関係が悪化し、コミュニケーションが難しくなるかもしれません。
今回は、「不登校」と「ゲーム」問題についてお届けしたいと思います!
2.ゲームに依存している子どもにまずやって欲しいこと
こんな様子がなぜ起きるかというと子どもにとってはゲームの世界が「居場所」だからです。
現実の生活の中で認めてもらえるチャンスが少なかったり、学校でうまくやれずに自信を失ってしまっている…
心も体もヘトヘトだから一番『ラク』なものを選びたくなるのです。
自分の居場所、自分の好きなことをむげに否定されることなく、まずは受け止めてくれる人がいると子どもが感じること、これが一番最初にやって欲しいことなんです。
しかもそのゲームを通じて子どもを発達させてあげることだってできるんですよ!
その方法とはゲームを「受け身」にさせないということです。
画面につぎつぎと表示されるゲームをただやるだけだと「受け身」スタイルです。
これだけだと、あまり脳が活発にうごかないのでエネルギー回復になりにくい。
じゃあ、どうするかというと…
次にご説明しますね。
3.ゲームで無気力な子どもの好奇心を呼び覚ます秘策
ゲームを「受け身」にさせない方法、それはインプットしたことをアウトプットをさせる!ということです。
ただゲームをやって終わりにするのではなく
「どんなゲームなのか」
「どの辺を面白いと感じるのか」
「勝てたのか、負けたのか」
「お母さんに教えてよ」
と、お子さんにゲームのことを語らせてあげて欲しいのです。
凸凹キッズの中には「語る」のが苦手な子もたくさんいます。
そんな子は「好きなこと」をたくさん語らせるところからスタートしてあげると言葉のコミュニケーションのトレーニングにもなります。
そうは言っても、「声をかけるとケンカになってしまう」「何を言っても耳を傾けてくれない」そんなこともあると思います。
これは、お子さんのエネルギー回復に向けてのステップを見誤っているケースです。
お母さんが「気になること」ばかりを一方的に伝えても子どものエネルギー回復にはなりにくいんです。
お母さんの声かけが脳に届きやすい環境を作るところからスタートしましょうね。
一人で悩まずに知識をもって対応できちゃうママになりましょう!
執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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