こんにちは!パステルジャンプ編集部です。
2022年9月17日に上級講座生でオンライン勉強会を開催しました。その様子をご紹介しますね!
書くことが苦手な子どもの漢字練習…諦めなくてもいいの?
発達凸凹の子ども達の中には、書くことが苦手…という子がたくさんいます。
学校では、日々の板書やテストや宿題など、書字が必要な勉強が盛りだくさん。
書くことにストレスを感じてやりたがらない子、怒り出す子、無理して書き続けて体調をくずしてしまう子等、適切なサポートが得られないと勉強の遅れだけではなく心のバランスも崩れてしまうのでとても大事な問題です。
発達科学コミュニケーションでは、「苦手なことは無理してさせない、得意なことを伸ばして脳全体の働きを伸ばしてあげる!」という脳科学をベースにした勉強サポートを学ぶことができます。
今回、書字が苦手な子どもの子育て実践中のパステルジャンプ上級講座生が集まり、勉強会を開催しました!
勉強会では、書字が苦手な男の子の漢字テストの得点がアップした、成功事例の発表がありました。
書字が苦手で漢字練習なんてとてもじゃないけどできない…
いつも無理やり宿題をさせて親子喧嘩になっている…
など、子どもの書字で悩んでいるお母さんは、ぜひ読み進めてみて下さいね!
書字が苦手な小学4年生の男の子
今回、成功事例を発表してくれたのは、パステルジャンプトレーナーの三浦由記子さんです。
三浦さんのお子さんは、小学4年生のサッカーが大好きな元気キッズ!
そんな息子さんは、書くことが苦手で、ある日、持って帰ってきた漢字の小テストの結果が悪くて衝撃を受けたそうです。
小学4年生になって学習内容も難しくなってきたことから、授業が頭に入りにくくなっていたようです。そのため、漢字テストがあってもテスト勉強をする意欲は上がらず…
皆さんなら、こんな時どうしますか?
「次こそはテストでいい点とろう!」と言ってひたすら漢字を書かせますか?
三浦さんがまず最初にやったのは、息子さんが漢字を書けない『原因』を把握することでした!
凸凹キッズに最適な漢字勉強は「漢字を書かせない!」こと
三浦さんは、息子さんの「見る力」が弱いこと、「見たことと手の動きを協調させる力」が弱いことをつきとめました。
そして、まず、楽しいことで息子さんの「見る力」を育てよう!と実践してみたのです。
息子さんの好きなゲームやアニメのキャラクターが載っている本を使って、楽しく息子さんと間違いさがしをしました。
ただ息子さんにやらせるのではなく、ママも一緒にコミュニケーションをとりながら毎日やってみたそうです。
ADHD傾向があって好奇心旺盛な息子さんが喜んで取り組んでくれそうな声かけも取り入れました。
「どっちが先に見つけられるか競争ね!」と、息子さんの興味を引いたり、あまりに難しい問題のときには「これはあまりにも難しすぎるね〜お母さんもわからない!」と息子さんが自信をなくしてしまわないようにサポートしました。
このように、漢字を書くことではなく、「見る力」を鍛える遊びを取り入れたことで息子さんはどのように変化したのでしょうか。
書字が苦手な子が「お母さん漢字のテスト問題作って!」と意欲的に!
遊んで「見る力」を鍛えたおかげで、息子さんには自信がついていき、スモールステップで漢字を書く練習もできるようになったそうです!
そして、漢字のテストでは、ほとんど点をとれなかったのが、たくさん点をとれるようになりました!
息子さんは勉強への意欲が生まれ、
「お母さん、テスト問題作って!」
「もっと点数とれるようになりたい!」
と、テスト勉強をしたいと言うまでにもなりました。
子どもに勉強できるようになってほしいと思ったら、ただやみくもにやらせるよりも、戦略的に楽しくお母さんがリードして成功体験を積ませてあげることが必要ですね!
子どもが「勉強してもいいかな」「もっと勉強したい!」という気持ちになるようです。
他の勉強会参加メンバーからも、「我が家の子どもが好きな方法で見る力を伸ばせること考えてみます!」という声が続々上がっていました!
書字が苦手というと、書字の練習やパソコンやタブレットなどの入力練習などを思い浮かべると思います。
ですが、今回のように書かなくても書字能力がアップできるというのは驚きですよね。
パステルジャンプ勉強会では、自分の子どもをもっと伸ばしてあげたいと日々研究しているママ達が、このように我が子の成長をシェアし合っています!
シェアしてもらったママ達は、我が子専用にアレンジして更にうまくいく方法をアップデートしていっています!
この日は、パステルジャンプを主宰する清水畑トレーナーのバースデーパーティーも併せて開催しました!
今回の、見る力を伸ばし漢字学習を頑張るようになった息子さんの詳しいエピソードは、トレーナーの三浦さんが近々、記事にしてくれる予定ですので、これからもパステルジャンプ要チェックです!
ぜひ、皆さんも、無理に頑張らせない!楽しく子どもの学ぶ力を伸ばすサポートを試してみてくださいね。
\こちらの記事では発達凸凹キッズが宿題を進められるようになる声かけ方法がわかります!/
執筆者:パステルジャンプ編集部
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