キレると壁に穴を開けていたグレーゾーンの中学生がモノに当たらず気持ちを切り替えるようになるママの技

兄弟とのいざこざで大喧嘩。欲しいものが買えないとイライラが大爆発。何か思い通りにならないとキレてモノに当たってしまう発達障害グレーゾーンの中学生が、モノに当たらずに1人で気持ちを切り替えられるようになるスゴ技をご紹介!

1.怒り出すと止まらない!発達障害グレーゾーンの中学生に応戦は逆効果⁉︎

「そんなことで?」

というような些細なことで怒りが爆発し、最終的には壁に穴が開く…

そんなグレーゾーンの中学生の対応にへとへとになっているママはいませんか?

諦めモードのママでも「クソババァ」「出て行け」「死ね」など言われたら、やっぱり言い返したくなりますよね。

でも実は、怒り始めたお子さんに応戦しても、お母さんの言葉はお子さんの耳(脳)には届いていません。

怒り出した時の対応とその後のママの技で、モノに当たらずに気持ちを落ち着けられる子に変身させることができます!

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2.どうしてモノに当たるの?グレーゾーンの特性にヒントがあった!

発達障害グレーゾーンの中学生のお子さんの中に、感情のコントロールが苦手な子がいます。

幼少期から自分の思い通りにならないと癇癪を起こし、毎日お困りだったお母さんも多いのではないでしょうか。

これは、自分の気持ちをうまく言葉で伝えることができず、泣いたり、叩いたり、モノを投げたりして、その時の感情を表現してしまっている状態です。

感情をコントロールするには、

・自分の感情に気づくこと

・その感情を言葉にして誰かに伝えること

この2つの要素が必要になります。

中学生になったからといって、今までできていないことが、急にできるようになるはずはありません。

しかし、その子が抱えている課題に気づき、日常生活の中でその課題にアプローチすることで、少しずつ問題行動を減らすことができます!

 

3.自分を冷静に分析できるようになったグレーゾーン中学生の息子

・真似して欲しくなかったのに、弟が自分と同じアプリをインストールした

・みんなが捕まえたポケモンを自分だけ捕まえられなかった

こんな些細なことで我が家の息子は壁に穴を開けるほど怒りを爆発させていました。

そんなグレーゾーンの息子が、

「あんなことであんなに怒こる必要なかったな。」と独り言を言っていたり、

オンラインショップで自分宛ての商品に「モノには当たらない!」とメッセージ付きで配送したり、

自分が些細なことで怒りやすいことを冷静に分析し、モノには当たらないように努力しようとしている姿があります。

私が実践して効果のあった怒りを感じはじめた時や爆発した時の対処法をご紹介します。




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4.キレずに感情をコントロールさせるママのスゴ技

1番大事なことは、怒っている時に応戦したり、注目したりしないこと!

何も聞こえてないフリをしてどんな暴言が飛び出しても、モノが飛んできても完全にスルーです。

(安全は確保しますが、怒りながらではなく、冷静に対応します。)

ここで反応してしまうと、“暴言や暴力を起こすとお母さんは僕に注目してくれる”という間違った学習をしてしまい、この困った行動がなくなりません。それどころか、ひどくなります。

「無視すんな!」とお子さんから声が掛かれば、

「あなたが冷静に話せるようになったら、お話聞くね。」と冷静に言って、家事の続きか掃除でもはじめてください。あくまでも、冷静に対応することが大切です。

次にやっていただきたいことは、怒りを感じている時に、自分の感情を言葉にする練習です。

落ち着いたら、お子さんの言い分を聞いてあげてください。

おそらく、自分本位な意見やどう考えても納得できないことを話し始めると思いますが、

「そうなんだ。」
「そう思うのね。」
「わかったよ。」

否定せず聞き続けます。これが、とても難しい!

子どもの意味のわからない主張に疲れてきますが、グッと我慢してどんどん喋らせてください。

どんなに理不尽な意見や言い訳をしたとしても、

「ふんふん、そうか、そうか。」と、言葉にできたことを評価してください。

このように、お子さんの喋りを引き出すママの力が試されます!

あまりに理不尽なことを言うので、私はメモを取りながら聞いていました。

メモを取ると、書くことに集中することができ、反論したくなる気持ちを抑えることができます。

地道ですが、この対応を続けることで、グレーゾーンの中学生が自分の怒りを言葉にすることができていきます。言葉で気持ちを伝えることができるようになれば、モノに当たる必要はなくなります。

我が家の息子は、

「弟には俺のお気に入りのYouTuberの動画はみてほしくないんだ!」

「俺は、真似されるのが嫌なんだ!

「俺はスマホを選ばせてもらえなかったのに、弟は自分の好きなスマホを買ってる!」

など、怒りを感じても言葉で伝え、落ち着くために自分の部屋に行き、ゲームをしてクールダウンをするようになりました。

ぜひ、たくさん喋らせたら、ママ自身を褒めてください!

少しずつ、でも確実にお子さんに変化が生まれます!

お試しください!

執筆者:沢木十和子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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