今日のテーマは
人間関係のつまずきは
学校生活のつらさに直結…
思春期女子の「友達嫌い」は
脳を育てれば解消する!
です。
発達科学コミュニケーションの
基礎講座を受講された
Nさんからいただいた
お子さんの変化成長について
今日はお話します。
娘さんは中1年の女の子
ASDグレーさんです。
登校しぶりを繰り返しながら
なんとか学校に行っていた
お子さんが
次第に学校を休むことが
増えてきました。
帰宅すると、お子さんは
いつもイライラを爆発させて
お母さんに八つ当たり。
お母さんもそれに巻き込まれて
言い返して力ずくで
なんとか落ち着かせようと
していました。
親子関係も
ギリギリの状態…
そんな時に
発達科学コミュニケーションの
講座受講をご決断くださいました。
初期のころのお子さんの発言で
こんな発言がありました。
「あの子とは意見が合わない。
もうあんなやつ友達じゃない。
あんなやつがいる学校
もうぜったい行かないから」
この発言には、、実は、
ASDグレーさんの
友達づきあいの特徴的なスタイルが
垣間見えるんです^^
想定外の違う意見は
受け入れ難い
✔自分が想定していることと
違うことは想像しにくいので
不安を感じやすい
✔故に、防衛反応として
人をシャットアウトしてしまう
自己主張が一方的だったり、
一人の方がラクと感じたり、
これがASDグレーさんの
コミュニケーションスタイルとして
見られる、一つの傾向なんです。
とはいえ、思春期の女の子は
グループをつくって、その中で
密に人間関係をつくっていく
お年頃です。
一人で平気!と
口では言ってても
疎外感を感じたままでは
お子さんの自信は
いつまでたっても回復しませんし
学校に自分の居場所を感じない、
いく意味を感じない、となると
さみだれ登校、不登校に、
繋がっていってしまいます。
こんな背景がある、ということを
知った上で
Nさんが学んだ発コミュの対応を
実践してくださったら
娘さんはどう変わっていったのか…?
それを、ここからご紹介しますね。
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娘さんの一番の変化は
こだわりの強さが解消して
柔軟に、お友達のことを
受け止めることができる
ようになったこと、です。
お友達の言い方が
ちょっとキツい言い方でも
「今日は体調が悪いだけかも」
「いつもは優しいし」
と割り切れるようになりました。
授業でのグループ発表で
自分がやりたい方法じゃなくても
「まあいいか」と受け入れられる
ようになりました。
そして、いつもイライラして
八つ当たりするような
コミュニケーションはなくなり
穏やかに話が
できるようになっていきました。
お子さんももちろん
いつでもコンディションが
良いわけではありませんので
ちょっとイライラしたり
家で八つ当たりすることも
時々はありましたが
お母さんが適切に
落ち着かせる対応を知っているので
上手にクールダウンができるように
なっていきました。
親子のコミュニケーションも
どんどんスムーズになっていくので
お母さんとお子さんは
これからの進路のことや
勉強のことなど、
一緒に相談しながら
チャレンジできるように
かわっていきました。
Nさんは
発コミュの講座を
学んでくださっているので
もちろん色々な
関わり方のテクニックを
駆使したことで
お子さんの成長を
引き出すことができましたが
こちらの記事を
読んでくださっている
みなさまにも
今日から使っていただける
対応のポイントがあるので
最後にご紹介します。
それは・・・
「コミカルに」
を普段の会話で
常に意識してくれたこと、です。
自閉グレーっ子さんは
ネガティブな記憶を
蓄積する天才、です。
だから、感情を司る脳が
いつも、ネガティブ。
いつも、イライラ。
そうなると、こだわりの強さは
どんどん増していく一方ですし
相手を攻撃するような
コミュニケーションスタイルに
なりやすい。
感情の脳を落ち着かせるには
「コミカル」なプラスの
情報を入れてあげるとGood!
例えば、
服が脱ぎっぱなしに
なっている時に
「ちょっと、片付けなさいよ!」
ではなく
「わお!こんなところに服が
おちててびっくりー!」
と明るく伝える。
動画をずっとみていて
なかなかご飯にきてくれない時に
「いつまで動画見てるの!」
ではなく
「う・・・もう・・・
お腹が減って歩けないかも」
と明るく演じてみる。
などなど。
お子さんの脳には
プラスのメッセージが届くので
感情の脳が落ち着きやすく
なっていきます。
加えて!もう1つ大切なのは
子どもは、お母さんの
コミュニケーションスタイル
を見て学ぶ、ということ。
お母さんが
穏やかに、明るく、
お子さんに関わる姿をみて
お子さんは、それを真似て
外で実践します。
「コミカル」には
子どもの脳を
落ち着かせる役割も
子どもにコミュニケーションを
教える役割もあります。
今日から使えるワザですので
ぜひ実践してみてください^^
執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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